旧子持村から伊香保温泉まで歩く Ⅰ

夜明け前に降っていた雨も、傘を差してウォーキング（馬鹿だねえ）しているうちに止み、
今日はムシムシとした一日になった。
僕自身はあまりそうは感じなかったので、ネクタイを締めたままだった。
最近は汗を上手にかけるようになり、体脂肪率も下がってきたので、
暑さには強くなっている。

さて、思ったよりも早く雨が揚がった土曜日。
畑仕事を終えてウォーキングに出る。
翌日曜も実家にいるのが決まっていたので、
「久々にちょっと無理して見よっかな～」
なんて思ったのが運の尽き。
タイトルにもあるように、渋川市の旧子持村から伊香保温泉まで
歩いてみようと思い立ってしまった・・・

伊香保温泉はご存知の通り、石段街で有名な群馬の名湯。
渋川駅からは１０ｋｍ弱、
実家からは片道１３ｋｍくらいはあるかなあ。
実はこの日も小雨の中、傘をさして早朝ウォーク。
すでに２万歩ほど歩いてある。

久々に北群馬橋で吾妻川を越える。


思ったよりも増水は少ない。

伊香保温泉は榛名山の中腹にあるので、



必然的にこんな坂を延々と登ることになる。
その途中、道の枝にこんなものが。



なんだ？
この泡の塊・・・なんて。

個人的には梅雨の時期にはカタツムリより似合うと思っている
アワフキムシ（幼虫）の巣。
子供のころから、梅雨時になるとこいつらをよく見た。

　

泡の中にこんなのが入っている。
あんまり気色のよいフォルムじゃないけれど、そこが気に入っている。
因みにアワフキムシの成虫は「アワフカナイムシ」。
これは幼虫が身を守るために、自分の排泄物でこの泡を作っているそうだ。
時には何匹ものアワフキムシが入っていることもある。（このときは３匹）

さらに山道を登りながら、ふっと横をみると。



キイチゴがおいしそうに熟していた。
ひとつつまんでみると、口の中に甘さがふわり、と広がった。

さらに山道を登り続けて
渋川スカイランドパークの観覧車を後ろにし、


袋かけの終わったりんご畑を横目に見て


西群馬病院の裏を通って登っていきます。
伊香保街道に出ると、知り合いに見つかりそうで恥ずかしい。

すると、旧伊香保町の町並みに出ます。

ここは温泉街ではなく、所謂生活の場。
奥に見えているのが温泉街のホテル群。
まだけっこうあるなあ。

因みにこのときすでに、僕の脹脛と太ももはストライキ寸前。
それでもどうにか最後の梨木坂を

　

登りきったその先が、伊香保街道、伊香保温泉街になります。
この後どちらへ向かったか・・・
当初の目的へ向かいました。
続きは明日。

それにしても土日の無理のおかげで・・・脹脛と大臀筋が現在ストライキ中。
大臀筋の筋肉痛なんて、何年ぶりかなあ・・・