修学旅行を"元気"に楽しむために
いよいよ修学旅行ですね。今から体と心の準備をしておきましょう。修学旅行を思いっきり楽しむためには、「元気な体」が大事です。もし、体調をくずしたり、熱を出してしまったら、学年集団と離れて別行動で、病院に言ったり、ホテルで休んでいたりしなければならなくなります。そんなことのないように、「自分の体は自分で守る」気持ちを全員持ってもらいたいと思います。
今からできること、旅行中はどうしたらよいかを一緒に考えましょう。
旅行に行く前に
①旅行前の1週間は、睡眠は十分にとって、夏休みの疲れを東京まで持っていかないようにしてくださいね。
②バランスのよい食事を心がけ、三食しっかりと食べて体調を整えておきましょう。
③風邪の予防として、手洗いとうがいを忘れないで。
④腹痛や車酔いの原因になりますので、食物繊維の多い食品をとるなどして、便通を整えておくましょう。
⑤むし歯や耳が痛いなど、体の痛むところがある人は、旅行前に一度受診しておきましょう。
⑥旅行はいつもはきなれた靴がおすすめですが、新しい靴を買う予定のある人は、靴ずれになったりしないように、早いうちに買ってはきなれておいてください。
⑦酔い止めなど、普段飲んだことのある薬を必ず持ってきてください。喘息やアレルギーなど持病がある人は、受診をして、主治医の先生に、薬をもらうだけでなく、旅行中の注意を聞いておきましょう。薬の飲み方などは、家の人によく聞いておきましょう。
⑧ねんざ等けがをしている人は、旅行中の交換用シップや包帯は持参するようにお願いします。
旅行の前夜は
①手足の爪をチェックして、のびている人は切っておきましょう。
②エチケット袋、ハンカチ、ティッシュ、マスクなどの衛生品、薬などは、すぐに使えるように、手荷物の中に入れて準備できましたか?
③女子は生理用品を忘れていませんか? 必要な人は、痛み止めも持ってきてください。
④明日は朝早いので、早めにお風呂に入り、早めに寝てください。
旅行の朝、家で
①酔い止めなどの薬は、家で飲んできてください。
②当日朝、体調が少しでも悪いと感じたら、家で熱を測って下さい。その様子をバスに乗る前に先生に伝えてください。
旅行に行ったら
①乗り物に酔ったり、体調が悪いと感じたりした時は、早めに先生に言いましょう。
②旅行中、薬を友達にあげたり、もらったりするのは禁止です。自分の持ってきた薬を飲んでください。例えば、薬を持ってきていない人が旅行中病院を受診したら、長い時間かかります。薬を効果的に飲んで症状が治まるなら、その方が本人の負担が少なくてすむのではないかと思います。でも、薬を飲んだ時は一言先生にいってくださいね。
③旅行中、手洗い、うがいはこまめにしましょう。
④友達と過ごす夜、おしゃべりをしたい気持ちはわかりますが、睡眠不足は色々なトラブルを引き起こします。就寝時間を守って、しっかり寝るようにしましょう。
⑤バイキング形式の食事などは、栄養のバランスを考えて、食べられる分だけ取って、食べるようにしましょう。食物アレルギーがある人は、注意して食べるようにしてください。
⑥体調の悪い人のこと思いやり、温かい心配りをお願いします。
*以下省略