新宮市立城南中学校

城南中学校の学校生活の一端をご紹介します

育友会_1年学年レク

2007-07-11 18:24:46 | 育友会
7月6日 第1学年の保護者の皆さんと本校職員で学年行事の一環としてレクリェーションを行いました。種目は「ドッジビー」。ルールはドッジボールと同じですが、ボールの代わりにウレタン製のフライングディスクを使うニュースポーツの一つです。
当日は午後7時より学年対抗でリーグ戦を行いました。参加者全員、爽やかな汗をかき梅雨の蒸し暑さを忘れるひとときを過ごしました。


地産地消

2007-07-11 12:50:09 | Weblog
 城南中学校には生活習慣部会という部署があることは何度かお知らせしてきました。これは本年度発表となっている文部科学省指定「学力向上拠点形成事業」の研究の一環として設けられた部署で、子ども達の基本的な生活習慣の改善を促すことで学力の向上に寄与しようとするものでした。「早寝早起き朝ごはん」運動などに見られるように、全国的にも生活習慣と子ども達の学力には密接な関係があることが指摘されていますが、本校でもこの生活習慣部会が企画して様々な取り組みがなされています。

 その一環として7月9日・10日と1・2年生においてそれぞれゲストティーチャーをお招きして、「食について」の授業を行いました。

 2年生の授業については昨日お伝えしましたが、今日は1年生での授業の様子をお伝えします。
 1年生では新宮公設卸売市場の中本さんに「地産地消とミニ産地」についての授業をして頂きました。「地産地消」とは「その土地でとれたものをその土地で消費する」という意味で「地元生産-地元消費」を略した言葉なのだそうです。よくジャスコなどの量販店の店頭に「くろしお熊野やさい」と名付けられた地場産コーナーがあるのを見たことがありませんか? 新宮近郷の農家では、新鮮で安心・安全な野菜を食べてもらいたいという思いから、グループを作り「野菜のミニ産地作り」に取り組んでいるのだそうです。
 なぜ「地産地消」なのでしょうか? 中本さんは「トウモロコシ」を例に挙げて説明されました。新宮近郷では現在「未来」という品種のトウモロコシが栽培されているそうですが、このトウモロコシ、とても甘くて美味しいです。なんと糖度16度!これはメロンに匹敵する甘さなのだそうですが、しかしこの甘さも新鮮さが命で、収穫した翌日になってしまうともう糖度が落ちてしまいます。実は筆者の父もこのトウモロコシを栽培していて先日持ってきてくれていたのですが、その日のうちに茹でたトウモロコシはとっても甘くて美味しかったのに、同じトウモロコシでも次の日に茹でたものはすっかり味が落ちてしまっていました。この新鮮さに加えて、化学肥料をできるだけ使用しないように管理されていて安全であること、そして地元のものを地元で消費することから輸送コストがかからないため、低価格で食卓に届くこと、そしてそれによって地元の経済が潤い、地元の発展につながっていくことなどの「地産地消」の利点を、わかりやすくユーモアたっぷりにお話しして下さいました。

 私達教職員は、このような取り組みを通して、子ども達に少しでも「食」について意識を高めてもらい、生活習慣を改善していってもらいたいと考えています。
 保護者のみなさんも、一緒に考えてやって下さい。