昨日の疲れを何となく引きずりながら、今日も教室に出勤しました。小田原の街もなかなか暑くて、駅からスタジオまでたった5分ほどの距離も、ものすごくカッタルく感じてしまいます…。
さて、生徒の一人がスズキバイオリン第5巻に載っているヴェラチーニの《ジーグ ニ短調》に取り組んでいます。およそ日本のヴァイオリン教室で中級クラスまで通った人ならば必ず手がけると言っても過言ではない作品です。
ヴェラチーニのソナタの一楽章のようですが、どのソナタの部分なのかは未だに把握できていません。ただ、弾いたことのある方は分かると思いますが、この曲は短調ながらなかなかノリノリな感じで、響きは短調でも弾いていてとっても楽しい作品です。何しろジーグという音楽そのものがイギリス発祥のダンスミュージックですから、当然といえば当然なのですが。
とかく日本人はこういった6/8拍子や12/8拍子系の曲のノリ方が下手なのですが、何故かジーグになると割とノリノリで演奏できてしまったりするから不思議なのです。私はこの現象を個人的に『ジーグマジック』と呼んでいますが、バッハにしてもヘンデルにしてもコレッリにしてもテレマンにしてもヴィヴァルディにしても、ジーグ楽章はとっても楽しい作品が多いのです。
勿論、だからと言ってただ自分のいいようにノリノリで弾いてりゃいいってものでもありません。実際に演奏する場合には勢いに任せて暴走してしまわない冷静な判断と、ある程度の音楽的理解とが必要になります。そうしたものが根底になければ、より良い演奏というものが成り立ちません。
そんなわけで何かいい動画がないものかと探してみたのですが、生憎気に入った演奏のものが皆無だったため、若干不本意ながら打ち込み楽譜の動画を転載してみました。ヴァイオリンを演奏されない方にも、この独特のノリノリ感を体験して頂ければと思います。
Partitura Gigue from Sonata in D minor F.M. Veracini
さて、生徒の一人がスズキバイオリン第5巻に載っているヴェラチーニの《ジーグ ニ短調》に取り組んでいます。およそ日本のヴァイオリン教室で中級クラスまで通った人ならば必ず手がけると言っても過言ではない作品です。
ヴェラチーニのソナタの一楽章のようですが、どのソナタの部分なのかは未だに把握できていません。ただ、弾いたことのある方は分かると思いますが、この曲は短調ながらなかなかノリノリな感じで、響きは短調でも弾いていてとっても楽しい作品です。何しろジーグという音楽そのものがイギリス発祥のダンスミュージックですから、当然といえば当然なのですが。
とかく日本人はこういった6/8拍子や12/8拍子系の曲のノリ方が下手なのですが、何故かジーグになると割とノリノリで演奏できてしまったりするから不思議なのです。私はこの現象を個人的に『ジーグマジック』と呼んでいますが、バッハにしてもヘンデルにしてもコレッリにしてもテレマンにしてもヴィヴァルディにしても、ジーグ楽章はとっても楽しい作品が多いのです。
勿論、だからと言ってただ自分のいいようにノリノリで弾いてりゃいいってものでもありません。実際に演奏する場合には勢いに任せて暴走してしまわない冷静な判断と、ある程度の音楽的理解とが必要になります。そうしたものが根底になければ、より良い演奏というものが成り立ちません。
そんなわけで何かいい動画がないものかと探してみたのですが、生憎気に入った演奏のものが皆無だったため、若干不本意ながら打ち込み楽譜の動画を転載してみました。ヴァイオリンを演奏されない方にも、この独特のノリノリ感を体験して頂ければと思います。
Partitura Gigue from Sonata in D minor F.M. Veracini