私はヴァイオリンとヴィオラと両方の生徒がいる関係で、普段から楽器を2台持って歩かなければなりません。そのために必要に迫られて、ヴァイオリンとヴィオラとがひとつにまとまるコンビケースという大型ケースを持ち歩いています。
今まで使っていたのは本体が木製の日本製のもので、今の仕事を始めてからかれこれ15年以上、ほぼ毎日持ち歩いていたものでした。しかし、雨風に曝されたり、満員電車で揉まれたり蹴られたりしてきた中でかなりガタがきて、外側に張られた布カバーがほつれてきたり、本体に歪みが出たりしていました。
ところが楽器店で聞いてみたところ、ヴァイオリンとヴァイオリン、ヴィオラとヴィオラという同じ楽器同士を収納するダブルケースは今でも生産されているのですが、こういう異種楽器を収納できるコンビケースはメーカーで製造を打ち切ってしまったという話を聞いていたので、何とか今のケースをもたせるべく騙し騙し使い続けていました。
しかし、先日何気なくネットオークションを冷やかしていたところ、ほぼ未使用のフランスのbamという会社のコンビケースが出品されていたのです。
『どうしよう…』
そう思って値段を確認してみたら、市価の半額以下という格安の値段が即決価格に設定してありました…。
…その画面を凝視しながら、かなり長い時間悩んでいました。しかし、こういうものは一旦スルーしてしまうと二度と巡り会わないことが多いし、巡り会ったとしてもまたこんな値段で買えるかどうかも分かりません。それに、昔のCMで流れていた
”人間は『手に入れた後悔』よりも『手に入れなかった後悔』の方が大きい”
というコピーが強烈に頭に残っているので、諸々散々悩んだ揚げ句、最終的には即決ボタンをポチッ…と押していました。
そうしたら、出品者の方の対応の早かったこと…入金確認の連絡が入ったかと思ったら、なんとしばらくして『商品を発送しました』というお知らせメールが届いたのです。さすがにその日のうちに発送の連絡が来るとは思わなかったので、これには「早っΣ(゜ロ゜ノ)ノ」という驚きを隠せませんでした。
そして次の日、遂に新しいコンビケースが届きました。出品画面に汚れや凹みがあることが写真付きで紹介されていましたが、実際には殆ど気になりませんでした。
それよりも心配だったことがありました。ヴィオラという楽器は事情があって、標準的な大きさこそあれ、あまりカッチリとサイズが決まっていません。一応胴長40cmの大きさのものが標準とされているのですが、私のヴィオラは胴長が42cmもあって標準よりも大きいのです。実は今まで使っていたハードケースも当初は私のヴィオラが入らず、仕方ないので楽器店でケースの内側を少々えぐってもらって何とかしていたのです。
いざ、届いたケースに恐る恐るマイヴィオラを入れてみたら…は、入らない!
『嘘でしょ~!私もしかして、ものすごい無意味な買い物したのぉ?(T△T)』
と思ったのですが、このbamというフランスのメーカーのケースの素材が強化発泡スチロールだということを思い出して、下の方から少しずつ少しずつケースの凹みに楽器を押し込んでいったら…入りました!!\(^0^)人(^0^)/
ただ、オシャレな作りが災いして、楽器と弓と松脂以外には何も物が入らないため、今までケースに入れていた肩当てが入れられなくなってしまいました。幸いこのケースがリュック状に背負えるようになっているので、これからはこちらを背中に背負って、今までリュックに入れていた文房具や肩当ては新しくショルダーバッグか何かを買おうと思います。
それでも今までの木芯のケースと違って圧倒的に軽いので、これからは持ち運びが楽になります。新しい相棒ができてホッとしました。
今まで使っていたのは本体が木製の日本製のもので、今の仕事を始めてからかれこれ15年以上、ほぼ毎日持ち歩いていたものでした。しかし、雨風に曝されたり、満員電車で揉まれたり蹴られたりしてきた中でかなりガタがきて、外側に張られた布カバーがほつれてきたり、本体に歪みが出たりしていました。
ところが楽器店で聞いてみたところ、ヴァイオリンとヴァイオリン、ヴィオラとヴィオラという同じ楽器同士を収納するダブルケースは今でも生産されているのですが、こういう異種楽器を収納できるコンビケースはメーカーで製造を打ち切ってしまったという話を聞いていたので、何とか今のケースをもたせるべく騙し騙し使い続けていました。
しかし、先日何気なくネットオークションを冷やかしていたところ、ほぼ未使用のフランスのbamという会社のコンビケースが出品されていたのです。
『どうしよう…』
そう思って値段を確認してみたら、市価の半額以下という格安の値段が即決価格に設定してありました…。
…その画面を凝視しながら、かなり長い時間悩んでいました。しかし、こういうものは一旦スルーしてしまうと二度と巡り会わないことが多いし、巡り会ったとしてもまたこんな値段で買えるかどうかも分かりません。それに、昔のCMで流れていた
”人間は『手に入れた後悔』よりも『手に入れなかった後悔』の方が大きい”
というコピーが強烈に頭に残っているので、諸々散々悩んだ揚げ句、最終的には即決ボタンをポチッ…と押していました。
そうしたら、出品者の方の対応の早かったこと…入金確認の連絡が入ったかと思ったら、なんとしばらくして『商品を発送しました』というお知らせメールが届いたのです。さすがにその日のうちに発送の連絡が来るとは思わなかったので、これには「早っΣ(゜ロ゜ノ)ノ」という驚きを隠せませんでした。
そして次の日、遂に新しいコンビケースが届きました。出品画面に汚れや凹みがあることが写真付きで紹介されていましたが、実際には殆ど気になりませんでした。
それよりも心配だったことがありました。ヴィオラという楽器は事情があって、標準的な大きさこそあれ、あまりカッチリとサイズが決まっていません。一応胴長40cmの大きさのものが標準とされているのですが、私のヴィオラは胴長が42cmもあって標準よりも大きいのです。実は今まで使っていたハードケースも当初は私のヴィオラが入らず、仕方ないので楽器店でケースの内側を少々えぐってもらって何とかしていたのです。
いざ、届いたケースに恐る恐るマイヴィオラを入れてみたら…は、入らない!
『嘘でしょ~!私もしかして、ものすごい無意味な買い物したのぉ?(T△T)』
と思ったのですが、このbamというフランスのメーカーのケースの素材が強化発泡スチロールだということを思い出して、下の方から少しずつ少しずつケースの凹みに楽器を押し込んでいったら…入りました!!\(^0^)人(^0^)/
ただ、オシャレな作りが災いして、楽器と弓と松脂以外には何も物が入らないため、今までケースに入れていた肩当てが入れられなくなってしまいました。幸いこのケースがリュック状に背負えるようになっているので、これからはこちらを背中に背負って、今までリュックに入れていた文房具や肩当ては新しくショルダーバッグか何かを買おうと思います。
それでも今までの木芯のケースと違って圧倒的に軽いので、これからは持ち運びが楽になります。新しい相棒ができてホッとしました。