今日は朝から雨がひどくて、とても外出する気になりませんでした。昨日のうちに、必要になるであろうものは一通り買い込んであったので、とにかく今日は絶対に玄関を開けまいと心に決めました((゜Д゜)ハァ?)。
折角時間が有り余っているので、今まで見て見ぬふりをしていたCDの整理をすることにしました。そうしたら、奥の方から随分長いこと聞いていなかった、昔懐かしいエラートレーベルのCDが出て来ました。ラインホルト・バルヒェットのヴァイオリン、ロベール・ヴェロイン=ラクロワのチェンバロによる、J.S.バッハの《ヴァイオリン・ソナタ集》です。
ラインホルト・バルヒェットはあまり有名ではありませんが、レコード世代の方々にはカール・ミュンヒンガー指揮のシュトゥットガルト室内管弦楽団のコンサートマスターだったヴァイオリニストと言ったらピンとくる方も多いのではないでしょうか。その後、ドイツ・バッハ・ゾリステンの一員として来日もしましたが、1964年に僅か41歳の若さで他界してしまいました。
チェンバロのロベール・ヴェロイン=ラクロワは、フランス・フルート界の巨匠ジャン・ピエール=ランパルとのコンビでの録音でご存知の方も多いかも知れません。1950年代から1970年代にかけてフランスの音楽シーンで、最も重要な活躍をしたチェンバリストです。
特にこの10年ほどで、バロック音楽は古楽器で演奏されるのが主流になってきています。このソナタの録音媒体も、昨今ではバロック・ヴァイオリンとオールドチェンバロのレプリカで奏されることが多くなってきました。しかし、この音源の録音は1960年頃ですから、当然ながらモダンのヴァイオリンと、この当時一般的に使われていたドイツのノイペルト社の流れを汲むモダンチェンバロで演奏されています。また、今日では4曲中2曲が偽作とされて、あまり録音されることのなくなってしまった『ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ』が収録されているのも、今となっては貴重です。
秋の冴え冴えと冷たくなってきた空気の中で、この実直なヴァイオリニストとチェンバリストによるバッハは何とも心地よく響きます。タワーレコードで手に入りますので、興味のある方は探してみて下さい。
折角時間が有り余っているので、今まで見て見ぬふりをしていたCDの整理をすることにしました。そうしたら、奥の方から随分長いこと聞いていなかった、昔懐かしいエラートレーベルのCDが出て来ました。ラインホルト・バルヒェットのヴァイオリン、ロベール・ヴェロイン=ラクロワのチェンバロによる、J.S.バッハの《ヴァイオリン・ソナタ集》です。
ラインホルト・バルヒェットはあまり有名ではありませんが、レコード世代の方々にはカール・ミュンヒンガー指揮のシュトゥットガルト室内管弦楽団のコンサートマスターだったヴァイオリニストと言ったらピンとくる方も多いのではないでしょうか。その後、ドイツ・バッハ・ゾリステンの一員として来日もしましたが、1964年に僅か41歳の若さで他界してしまいました。
チェンバロのロベール・ヴェロイン=ラクロワは、フランス・フルート界の巨匠ジャン・ピエール=ランパルとのコンビでの録音でご存知の方も多いかも知れません。1950年代から1970年代にかけてフランスの音楽シーンで、最も重要な活躍をしたチェンバリストです。
特にこの10年ほどで、バロック音楽は古楽器で演奏されるのが主流になってきています。このソナタの録音媒体も、昨今ではバロック・ヴァイオリンとオールドチェンバロのレプリカで奏されることが多くなってきました。しかし、この音源の録音は1960年頃ですから、当然ながらモダンのヴァイオリンと、この当時一般的に使われていたドイツのノイペルト社の流れを汲むモダンチェンバロで演奏されています。また、今日では4曲中2曲が偽作とされて、あまり録音されることのなくなってしまった『ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ』が収録されているのも、今となっては貴重です。
秋の冴え冴えと冷たくなってきた空気の中で、この実直なヴァイオリニストとチェンバリストによるバッハは何とも心地よく響きます。タワーレコードで手に入りますので、興味のある方は探してみて下さい。