作曲家・趙 顕市の「愛別釜山港」

私が作詞・作曲した「愛別釜山港」「野ばらあなたたち」の紹介。歌は韓国の「ソン&リー」という姉妹歌手が歌っております。

駄詩人の詩

2007-05-16 16:01:27 | Weblog
  6時過ぎに目覚ましがなり始めると、起床する6時半までは、毎日のことだが、私は寝床の中で悶々としている。仕事が嫌だから、なかなか起きられないのである。一昔前はそうでもなかったんだが、近頃は特にひどい。年齢的なものであろうか。60まではまだと言うか、(もうと言うか)一年半の歳月があるが、確かに、肉体的な衰えは隠せない。体力気力機能とも。自分自身では65歳までは何とか元気に、仕事に頑張りたいと思っているがどうなることやら。
 さて、相変わらずおぞましい事件がマスコミを賑わしている。月曜日14日だったろうか。母親の首を掻っ切り殺害した17歳の県立高校生の事件は、衝撃的だった。何が衝撃的だったかと云えば、実母の殺害の方法としては、非常に残忍的であるし、また、その首をカバンに入れたままインターネットカフェエで、2時間ほど
インターネットをしていたと言うその冷静に、驚愕せざるにはいられない。
 また、殺人事件なんて連日のように報道されているし、ワイセツ事件も然りである。高偏差値大学の強姦未遂事件。そのような輩を入学させ、教育してきた大学や部活の、見識を疑いたい。以前にもその大学の在校生による、塾での小学生殺害事件があったが、現在の大学生の実態には、ほとほとあきれ返る。勿論、立派な優秀な学生が存在が大多数である事は認めるが、政治に関心なく、勉学などそっちのけで、自己の腐敗した欲望を満たすことだけに、有限なる貴重な時間を浪費している現状に憤懣やるかたない気持ちだ。
 昔々作った詩を紹介させてください。

   無辺の碧空ーー
   無辺の澄明ーー
   疾く駆けひた走る褐色(かちいろ)の
   鋼鉄(はがね)の塊の獄車より
   そまじまじと
   まじまじと
   あくなく見つめれば
   ああ
   無辺の憧憬
   無辺の希求ーー

   ああ
   無辺の憧憬
   無辺の希求ーー
   遥かなる国々の
   遥かなる人々の
   遥かなる珍奇な様

   遥かなる峰々の
   遥かなる樹々の
   遥かなる緑葉(みどりば)の合唱(うた)

   遥かなる百鳥(ももどり)の
   遥かなる旋律や
   とりどりの音色(こえ)

   菫の野辺や
   薔薇の高原(はら)
   無垢なる少女(おとめ)
   なびく黒髪(かみ)
   目映い太陽
   燃ゆる恋
   が ああ
   疾く賭けひた走る褐色の
   鋼鉄の塊の行手に我が身を待つは
   無辺の苦患ーー
   無辺の修羅場ーー