作曲家・趙 顕市の「愛別釜山港」

私が作詞・作曲した「愛別釜山港」「野ばらあなたたち」の紹介。歌は韓国の「ソン&リー」という姉妹歌手が歌っております。

まかり間違っても詩人なんかに

2007-05-09 17:58:46 | Weblog
 昨日今日と、日中は夏を思わせるほどの陽気となっています。京都では、ひょっとすれば今日あたり、最高気温が30℃を超えたかも知れません。私の老体も既に悲鳴をに近いものをあげています。こんな調子ですから、真夏のことを考えると、本当にうんざりしてきます。元気溌剌だった若かりし頃(家内はまだまだわかいやんと言ってくれますが・・・)は、夏大好き人間だったんですが、いまは冬の季節の方が好ましく感じられます。
 さて時折、民主主義も国家も、独裁国家とあまり変わらないなと思うことがあります。例えば、近頃の日本の国会なんかを見ていますと、重要法案が、与党の単独採決で次々と可決されていっています。何せ、衆参両院で、自公併せて絶対多数の議席を持っているんだから、いくら野党が、如何なる戦術を駆使しようとも、どの様な悪法でも、その気になれば全部通せるんだから。怖い怖い。私達在日朝鮮人・韓国人には選挙権が無いので、意思表明しようにも出来ないんだが、どうも現政府は、現行の平和憲法の改正に主眼をおいているように思えます。この世の中で平和ほど尊いものはないと思うのですが・・・。
 大阪での万博公園での事故。明らかに人為的ミスが生んだ悲劇的な事件だよね。亡くなられた女性はまだ19歳と言う若さ。心からご冥福をお祈りしたい。でも、このような事故が、殆ど毎日のように、新聞紙面を飾るんだよね。こちらが注意していてもいつ災難に遭うか分からない。怖い。怖い。
 さてまた、昔々(約35年以上前)の詩を紹介しよう。

  止せ止せ止せ
  物好きにも程がある
  何を好んで詩人(うたびと)なんぞに
  それでも破滅は必死と言うに
  ましてや
  民主や統一 反核反独裁と
  何処かの政府に盾突き
  権力(ちから)に噛み付く詩(うた)なんぞ
  黙して聞かざる見ざる
  抗わず
  勤め励めよ日々凡々と
  さすれば
  お家は安泰 商売繁盛
  子々孫々大繁栄!
  止せ止せ止せ
  まかり間違っても詩人なんかに