今日の千葉定期公演は1曲目にモーツァルトの交響曲第40番、有名な大ト短調ですね。
走り去る悲しさとも称される傑作、私は4楽章の再現部で第2テーマが短調で現れる部分が大好きなんです。
提示部では明るく楽しげなテーマとして現れたのが再現部では不安と寂しさを身にまとって走り去って行くのです。
このテーマが短調で演奏される事によって後半はその寂寥感が倍加され走り去る速度も加速されて、一気に終結へとなだれ込んで行きます。
晩年の大傑作の中でも異彩を放つこの曲、実は1楽章の出だしがオケにとっては鬼門。
ビオラの8分音符に乗ってバイオリンの有名なメロディが始まるのですがこれが実に難しい。
アンサンブルも難しいのに加えてメロディにどうニュアンスを付けていくか、様々な指揮者が様々な注文を出してきます。
十人十色といいますがこのメロディに対しては指揮者それぞれ思い入れが深いと見えて本当にいろいろなバリエーションで演奏しなければなりません。
今回も苦労しました、先週の土曜日にもこの曲を演奏しましてやはりそれなりに。
傑作を音にするのは本当に大変なのです。
今日の写真はホテルのテラスから下の海を写したもの。
実はこの中にたくさんの生き物が写っているんです。
写真の左上の黒い部分、写真を撮った時は気が付かなかったのですがこれが魚の大群。
写真を撮って海を何気なく見ているとこの黒い固まりの形がいきなり変化したのです、それまで岩だとばかり思っていたのでびっくり!
小さな魚の群れなのですが大きな魚や鳥が襲って来るたびに形があっという間に変化して面白い。
それからしばらくテラスで変化する群れを見て楽しんでいました。
ちょっと珍しいものを見て得した気分。
走り去る悲しさとも称される傑作、私は4楽章の再現部で第2テーマが短調で現れる部分が大好きなんです。
提示部では明るく楽しげなテーマとして現れたのが再現部では不安と寂しさを身にまとって走り去って行くのです。
このテーマが短調で演奏される事によって後半はその寂寥感が倍加され走り去る速度も加速されて、一気に終結へとなだれ込んで行きます。
晩年の大傑作の中でも異彩を放つこの曲、実は1楽章の出だしがオケにとっては鬼門。
ビオラの8分音符に乗ってバイオリンの有名なメロディが始まるのですがこれが実に難しい。
アンサンブルも難しいのに加えてメロディにどうニュアンスを付けていくか、様々な指揮者が様々な注文を出してきます。
十人十色といいますがこのメロディに対しては指揮者それぞれ思い入れが深いと見えて本当にいろいろなバリエーションで演奏しなければなりません。
今回も苦労しました、先週の土曜日にもこの曲を演奏しましてやはりそれなりに。
傑作を音にするのは本当に大変なのです。
今日の写真はホテルのテラスから下の海を写したもの。
実はこの中にたくさんの生き物が写っているんです。
写真の左上の黒い部分、写真を撮った時は気が付かなかったのですがこれが魚の大群。
写真を撮って海を何気なく見ているとこの黒い固まりの形がいきなり変化したのです、それまで岩だとばかり思っていたのでびっくり!
小さな魚の群れなのですが大きな魚や鳥が襲って来るたびに形があっという間に変化して面白い。
それからしばらくテラスで変化する群れを見て楽しんでいました。
ちょっと珍しいものを見て得した気分。
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