ニューイヤー・オペラコンサートの本番も無事に終了しました。
進行も上手く行って番組的には成功なんでしょうが我々には不満も。
構成にこだわるのは解ります、紅白歌合戦という怪物番組があってこのコンサートですから。
番組を一つのストーリーで作るのも理解できます。
むしろよくぞやったものだと感心もしました。
今までなら司会者はアナウンサー、ゲストの司会者の場合もあって。
司会者席でコメントを読む、というのがお決まりでしたから。
今回のように俳優さん一人だけに語らせる、それも台詞をとうとうと。
そして歌手の衣装もコンセプトに沿って統一する、合唱も衣装を揃えて作って。
そこまでやるのは見事なんです。
ですが問題は歌をもっと大事に扱って欲しかったかな。
歌と歌手の皆さんを大事に。
歌い終わっても拍手をもらえないのは可哀想でした。
演出の問題でしょうがお客さんも拍手をして良いものか判断がつかなかったみたいでした。
番組も後半はそれなりに盛り上がりを見せていましたが、前半は拍手も少なくて間が持てなかったのも事実。
何だかねえ。
それとオケと指揮者の紹介もありませんでしたね。
画面上ではあったかもしれませんが会場では全く無し。
まあこんな扱いでも仕方が無いのかもしれませんが、ちょっと悲しいな。
番組の中程でバレエのコーナーがありました。
オケと指揮者をちょっと休ませる為に録音を使用してもバレエ「ロミオ&ジュリエット」から「バルコニー」の場面。
音源は年末に我々が録音したものです。
その録音が流れてバレエが踊られる、何だかバレエ・フェスティバルの一場面みたいでした。
私が東フィルに入って初めての夏にバレエ・フェスがあって最終日のガラがこのNHKホールで行われました。
その時にもこのバルコニーの場面がありましたが、今回と同じロイヤルバレエ版。
妖精のように可憐だったアレッサンドラ・フェリのジュリエットが今でも瞼に焼き付いていて忘れられません。
同じ舞台で同じピットから見上げていたあの夏、25年も前の1985年の夏でした。
オケのメンバーがほとんど出て行ってガランとしたピットから一人見上げて昔を思い出していました。
進行も上手く行って番組的には成功なんでしょうが我々には不満も。
構成にこだわるのは解ります、紅白歌合戦という怪物番組があってこのコンサートですから。
番組を一つのストーリーで作るのも理解できます。
むしろよくぞやったものだと感心もしました。
今までなら司会者はアナウンサー、ゲストの司会者の場合もあって。
司会者席でコメントを読む、というのがお決まりでしたから。
今回のように俳優さん一人だけに語らせる、それも台詞をとうとうと。
そして歌手の衣装もコンセプトに沿って統一する、合唱も衣装を揃えて作って。
そこまでやるのは見事なんです。
ですが問題は歌をもっと大事に扱って欲しかったかな。
歌と歌手の皆さんを大事に。
歌い終わっても拍手をもらえないのは可哀想でした。
演出の問題でしょうがお客さんも拍手をして良いものか判断がつかなかったみたいでした。
番組も後半はそれなりに盛り上がりを見せていましたが、前半は拍手も少なくて間が持てなかったのも事実。
何だかねえ。
それとオケと指揮者の紹介もありませんでしたね。
画面上ではあったかもしれませんが会場では全く無し。
まあこんな扱いでも仕方が無いのかもしれませんが、ちょっと悲しいな。
番組の中程でバレエのコーナーがありました。
オケと指揮者をちょっと休ませる為に録音を使用してもバレエ「ロミオ&ジュリエット」から「バルコニー」の場面。
音源は年末に我々が録音したものです。
その録音が流れてバレエが踊られる、何だかバレエ・フェスティバルの一場面みたいでした。
私が東フィルに入って初めての夏にバレエ・フェスがあって最終日のガラがこのNHKホールで行われました。
その時にもこのバルコニーの場面がありましたが、今回と同じロイヤルバレエ版。
妖精のように可憐だったアレッサンドラ・フェリのジュリエットが今でも瞼に焼き付いていて忘れられません。
同じ舞台で同じピットから見上げていたあの夏、25年も前の1985年の夏でした。
オケのメンバーがほとんど出て行ってガランとしたピットから一人見上げて昔を思い出していました。