にのじ@ばよりん的日常

バイオリン弾きにのじの日常生活!
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時効

2008-02-28 00:22:32 | Weblog
南の島で起こった逮捕劇、マスコミは昔の勢いで攻勢をかけているようですね。
日本で刑事事件としては片がついたはずの事件も事件の発生したアメリカではまだ事件としては終わってはいなかったと言う事。
それで改めて時効と言うものの認識の違いが浮き彫りになりました。

でもこのブログでは日米の法認識の差異などといったお固い事は書きません。
マスコミに踊らされたような事件への踏み込みもやりませんので。

それで何が言いたかったと言えば、テレビドラマのお話。
時効が無いアメリカならではのドラマ「コールド・ケース」を語りたかったという訳です。
「コールド・ケース」とはつまり迷宮入りした事件の事、殺人事件に時効が無いと言う事は事件が解決しない限り永遠にその事件は捜査が続くのです。
フィラデルフィア市警殺人科のリリー・ラッシュという女性刑事が迷宮入りしてしまった事件を解決していくというドラマ。
日本ではまずWowWowが放送を開始、次いでスカパーでAXNも放送を始めました。
ふとした切っ掛けで昔の事件が捜査線上に浮かびそれを捜査するうちに出てくる人間ドラマが胸を打ちます。
少しばかりノスタルジックなムードが強いかもしれませんが、事件が起こった当時のヒット曲が流れて時代を観じさせてくれます。
そしてフラッシュバックする昔の当事者の姿と現代の姿。
見事に入れ替わる姿にも驚かされました。
事件は悲しいものです。
被害者の悲しみ、加害者の慚愧の念。
それらが相まって胸をうつのです。
現実と昔とが入れ替わり、その超現実の世界観がまた凄い。

リリー・ラッシュ役のキャスリン・モリスという女優さん、現在の第3シーズンでは変に痩せてしまってちょっとイメージが変わりました。
いくら何でも痩せ過ぎだよなあと思いつつも見てしまうのですが。

この他にもCSIシリーズも好きでよく見ます。
地上波・WowWow・AXNの3局が3つのシリーズを放送しているのですが、放送しているシーズンがそれぞれバラバラなので混乱してしまいます。
でも色々見られて面白いのですけど。

さて今やっているのはサントリーホールのホール・オペラ「フィガロの結婚」です。
指揮のルイゾッティさんがとにかく凄い、全身からオペラが溢れ出しています。
それに底抜けに陽気、ご機嫌にリハーサルは進んでいます。
明日はいよいよホールで実際のセットの中でリハーサルします。
かなり普通では無い配置で演奏しなければいけないのが心配と言えば心配。
まあとにかく明日ホールでやってみます。