にのじ@ばよりん的日常

バイオリン弾きにのじの日常生活!
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星降る夜の

2007-10-06 00:52:36 | Weblog
長岡市でのコンサートが終わって車を飛ばし午前1時半頃に自宅に到着しました。
途中雨に追いかけられながらの帰り道、東フィルの仲間の車と連れ立って関越を一路走ったのです。

昨日の本番では派手に「ローマの松」をやり、更にアンコールでは佐藤しのぶさんの「アヴェ・マリア」にバンダ隊総動員で威風堂々と大サービスでした。
長岡の皆様に満足していただけたものと、こちらは考えているんですけど。

本番が終わっての楽屋口、地元の皆さんが道を作って拍手の雨を降らしてくれたのです。
何だか恥ずかしいなあと思いつつ、その拍手の中を歩くと「二宮さん!」と声を掛けてきた女性が。
去年の長岡のコンサートでメンデルスゾーンの「讃歌」を共演した合唱団の「MICHIKO」さんだったのです。
去年このブログにもコメントを書いてくださったのですが当日は会えずに、今回は短い時間でしたがお話も出来ました。
うれしかったですね、今度は11月の東フィル定期にもいらっしゃるそうでまたお会いできればとも思っています。

今回の長岡での仕事は3日間にわたるものでした。
初日こそは練習のみでしたが2日目は小学生対象の音楽教室を2回。
3日目は午後から中学生を対象にワーク・ショップと質疑応答、それから引き続いてゲネプロ見学と本番のほかにも色々とありました。
ちょっと企画の段階で無理があって中学生の皆さんには十分に楽しんでもらえなかったかもしれません。
来年はしっかりと企画を練って、もっときちんとやりたいものです。

さて2日目は午後の仕事も早く終わって、メンバーはそれぞれに足を伸ばして温泉などに泊まりに行きました。
我々夫婦もちょっと移動して「大湯温泉」のホテルに一泊。
古い宿ながら主人とおかみさんの心遣いがそこかしこに感じられる居心地のよい宿でした。
夜になり入った野天風呂で見た星空が見事な美しさで感動しました。
山あいですから空が広く見える訳ではありませんが、山に切り取られた夜空に輝く星たち、それに天の川。
カシオペアとペルセウスがよく見えていてのんびりと湯につかりながら眺めておりました。
すると一筋、流れ星がペルセウスを横切って流れて落ちたのです。
湯船から見上げる流れ星、実に幸せな時間をもらいました。

また機会があればあの宿に泊まって野天ぶろから夜空を見上げてのんびりと過ごしたいものです。
夏の夜、もっとたくさんの星が降る頃に。