ちょっと報告が遅くなってしまったが、21日に「ジオメディアサミット」に参加した。1月の「ジオメディア新年会」では、行ってみたら私は文句なしの最年長で、多少の疎外感と気恥ずかしさを感じてしまったのだが、持ち前の図々しさで、今回は「講演」することまでやってしまった。
目論見としては、世の中ポータルサイトのAPIが席巻しすぎていて、それだけが前提で、その先を行くような突っ込みが足りないように思えるので、そこを強調(挑発?)したいと思っていた。で、タイトルは「GoogleMapsに頼らない自給自足の生活」。
おじさんはだてに長く生きているだけではなく、「GoogleMaps以前」のWebマッピングの世界どころか、CD-ROMによるパソコン地図ソフト、「ナビ研」がリードしたカーナビ黎明期、さらには「コンピュータマッピング」と言われた80年代後半のデジタイズブーム、もっと言えば、印刷地図の製版も体験しているんだぞ!といった、クサイ自慢話は一切せず、地図サービスそのものを構成するツールの存在と、それがオープンソースツールだけで構築できてしまうという事実を説明した。
多分、”GIS業界”に生息する人からは、それはもう常識になっていると思うのだが、一方の”ジオメディア業界”の人たちは、ポータルサイトのAPIをどう扱うか、寄りも先の関心は余りないようだ。それは実にもったいない。何しろ300を越えるFOSS4Gツールが存在しているのだから使わなくっちゃ...
そんな話をしたら、意外意外。結構受けてしまった。とまどいを感じつつも、おじさんは嬉しいよ!
実は、その話は前座のつもりで、本論はシリウスラボさんとコラボして公開したOrkney Web Routing Service APIの紹介だった。こちらは、マッシュアップ派にはずっと取っつきやすいようで、きっと理解されたと思う。
オークニーで開発しているオープンソースのプロジェクト、pgRoutingは、それをサービスレベルまでにくみ上げるのはそれなりの技術力が求められる。データの実装も手間がかかる。それならば、そうした部分を最初から組み立てておいて、誰でもマッシュアップできるようなAPIを提供すれば、「ジオメディア業界」の人たちにも敷居がない。
それにしても、GIS業界とジオメディア業界、世代が見事に分断されているなぁ。なんでやねん?
目論見としては、世の中ポータルサイトのAPIが席巻しすぎていて、それだけが前提で、その先を行くような突っ込みが足りないように思えるので、そこを強調(挑発?)したいと思っていた。で、タイトルは「GoogleMapsに頼らない自給自足の生活」。
おじさんはだてに長く生きているだけではなく、「GoogleMaps以前」のWebマッピングの世界どころか、CD-ROMによるパソコン地図ソフト、「ナビ研」がリードしたカーナビ黎明期、さらには「コンピュータマッピング」と言われた80年代後半のデジタイズブーム、もっと言えば、印刷地図の製版も体験しているんだぞ!といった、クサイ自慢話は一切せず、地図サービスそのものを構成するツールの存在と、それがオープンソースツールだけで構築できてしまうという事実を説明した。
多分、”GIS業界”に生息する人からは、それはもう常識になっていると思うのだが、一方の”ジオメディア業界”の人たちは、ポータルサイトのAPIをどう扱うか、寄りも先の関心は余りないようだ。それは実にもったいない。何しろ300を越えるFOSS4Gツールが存在しているのだから使わなくっちゃ...
そんな話をしたら、意外意外。結構受けてしまった。とまどいを感じつつも、おじさんは嬉しいよ!
実は、その話は前座のつもりで、本論はシリウスラボさんとコラボして公開したOrkney Web Routing Service APIの紹介だった。こちらは、マッシュアップ派にはずっと取っつきやすいようで、きっと理解されたと思う。
オークニーで開発しているオープンソースのプロジェクト、pgRoutingは、それをサービスレベルまでにくみ上げるのはそれなりの技術力が求められる。データの実装も手間がかかる。それならば、そうした部分を最初から組み立てておいて、誰でもマッシュアップできるようなAPIを提供すれば、「ジオメディア業界」の人たちにも敷居がない。
それにしても、GIS業界とジオメディア業界、世代が見事に分断されているなぁ。なんでやねん?
1時間以上遅刻したので森さんのお話を聞けなかったのが残念でした。