横浜スローライフ -- My slow life in Yokohama

位置情報、地理情報に関するサービス、その他日常生活から思ったことを気ままに記す不定期のんびり日記

Google Street View

2007年05月30日 05時50分51秒 | 地理情報関連
Google street viewがさきほどリリースされた。

アメリカの主要都市のみであるが、これはなかなか面白い。
単なる真上からの写真だとどんなに解像度が高くても、「この通りにはスタバがあって、その隣に寿司屋がある」ということまではわからない。また、駐車場の入り口がどこにあって、どういう入り方をすればよいのかもわかないが、Google Street Viewならよくわかる。

振り返ってみると、Googleは検索ポータルとして自分に欠かせないものになって、次にGoogleMapsで地図として欠かせないものになった。GoogleEarthの地形の3Dはうれしかったが、建物の3D そのものには個人的にはあまり必須には感じなかった。それにくらべると、Street Viewは、(まだ日本版はないが)生活を便利にする上で欠かせないものの一つになりそうだ。

徐々にGoogle無しでの生活が成り立たなくなりそうな私であるが、地理情報に関しては、以前から言われているように「Webのメインストリームの一部になった」という表現が、まさにそのまま進行していると言える。そうなると、地理情報業界とか地理系のビジネス領域を生業としている人たちにとっては、視点をよほど柔軟に持たないと、その基盤を失いかねないだろうし、新しい発想があれば、「メインストリーム」に繰り出すこともできるだろう。

Farewell Party

2007年05月20日 14時22分41秒 | ビジネスetc

先週金曜日は、会社の送別会だった。
ちょうどこの時期に相次いで2名が会社から旅立った。
一人は独立をして事業を始め、もう一人は新しいキャリアを築くための転職である。
IT系の場合は、このような転職が珍しくないため、私にとっても祝って送り出す気持ちが基本にあるのだが、それでも数年間共にしてきた仲間の旅立ちを寂しく思うことには変わりない。

晴れがましい送別会には、やはりこれがふさわしい、ということで、今度はデリバリーではなくてレストランで開催した。例によって一緒に踊って(汗!)しまった。今回はお店の決まりによって写真撮影は禁止とのことで、風景をご紹介できないのが残念。

さて、会社が出来て、丸5年少々、何をするかわからないところからスタートして、2年くらいの試行錯誤の末、今のビジネスモデルを作り上げた。もちろん、これが安定したモデルというわけでは全然無く、今後もめまぐるしく変化し続けるだろうが。

比較的早い段階に参加したメンバーにとっては、会社の成長を共有することができる貴重な体験になったと同時に、あるところ達成感が得られてしまい、次のチャレンジの場所を自ら求めることになる。また、当初描いていた方向性との違いを感じることもあるだろう。

これは、今回旅立った2名だけがそう思っているわけではなく、私自身が多分一番感じていることなのだと思う。だが、私は会社を辞められない立場だ。だから会社を変えていかなければならない。さらに私の場合は、単に達成感というのでもなく、事業を成長させ続けるためには、否応なしに環境変化に対応して変化し続けなければならない、そういう立場にいる。

これからも、そういう変化の中で、新たな出会いと別れが繰り返されるはずだ。人生の一時期を共有できる喜びと、一方で旅立っていく寂しさの両方とも受け止めなければならない。会社を経営することで遭遇する様々な局面は、サラリーマン時代には想像すらできなかった、深く、複雑で、重く、本質的なものであり、本当に自分というものの器が試されていることを日々痛感している。


一人で正確な時を刻むことにした

2007年05月16日 23時54分06秒 | スローライフ

昨年12月、私は、こういう内容のブログを投稿した。
その後、いっこうに状況は解決される方向になく、ただあの変な目覚まし時計だけが、分秒違わぬ時刻に発車メロディを鳴らしている。

嗚呼、なんて言う空しい人生だこと...

多くの人は、結婚後数ヶ月で現実に目覚めて、お互いに自立の道を歩むらしいが、当方にあっては、マインドコントロールか圧政的な力関係の結果か、もうかれこれ十数年、やられっぱなしである。

で、私の要望は至って控えめで、ただ「正確な時刻をいつもどこでも知りたい」ということである。時計毎に3分や5分進んでいたりしては困るのだ。

そんなブログを投稿してから、かれこれ半年近くになるが、ついにささやかな願いが叶う機会が訪れた。

昨日、大学時代に購入して、何とまだ動き続けていた腕時計の電池が無くなった。今までは、電池交換をしていたのだが、これを口実に夢にまで見た電波時計を買った。しかも、北米でも欧州でも正確な時を刻むという、まさに出張の多い私のために設計されたような製品である。

 左が20年もの、右が電波時計

ちょっと図体はでかいが、これでもかと言うくらい、正確な時刻を刻んでくれるところが嬉しい。私の部屋(ここだけ聖域)の壁には電波時計、腕時計も電波時計、PCは自動補正、PHSもパケット通信時の自動補正付、おまけとして夜中も電波時計付の目覚まし時計! これで私は一人で正確な時を刻み、ついに自立した一人の人間になった(ような気分)。


初夏到来

2007年05月04日 13時45分45秒 | スローライフ
 横浜の我が家にも初夏がやってきた。
 まず、子供が近所の公園で拾ってきたスズメ蛾のさなぎが羽化して、立派な成虫になった。夜行性なので昼間はじっとしていて何もしないが、夜になると玄関の中を飛び回ってうるさい。そこで、自然に帰す意味もあって、放してやった。

 スズメ蛾を放してやる


 次に、コクワガタが冬眠から目覚めた。数日前に乾燥気味のクヌギマットに水をかけて湿らせた際には、まだ姿を現していなかったが、久しぶりに餌を置いてみたら、ちゃんと出てきているではないか。

 餌を頬張るコクワガタ

コクワガタの飼育ケースはもう一つあるが、そちらも同じように出てきた。昨夜餌を置いたところ、今朝見たらしっかり食べた跡があった。冬眠から目覚め、お腹がすいていたのだろう。