横浜スローライフ -- My slow life in Yokohama

位置情報、地理情報に関するサービス、その他日常生活から思ったことを気ままに記す不定期のんびり日記

濃霧の羽田空港を見学する・・・orz

2010年02月25日 23時33分33秒 | ビジネスetc
 飛行機に乗る機会が多いと、いろいろなトラブルに巻き込まれる。というか、私は成田でも、アメリカでも、スコットランドでも、フランスでもそんなことを体験しているのだが、今朝は足下の羽田空港がそんな場だった。

 午後から大阪で行われる文科省の「宇宙利用」プロジェクトの会議に参加するため、満を持して空港に向かったのだが、途中湾岸線が濃霧であれれ?って感じ。

 空港に着くと、視界は100mもない。まるでサンフランシスコの霧のようだ。東京でこれに遭遇するとは思わなかった。南からの季節外れの湿って暖かい空気が、北東方面からの冷たい風とぶつかっているのだ。そして、案の定飛行機は飛んでいない・・・orz

 途方に暮れる人々
 
 私の便も早々と欠航になり、2時間後の午後1時の便に振り替えて再開を待つ。

 欠航が次々に表示される

 どうやら午前中はほぼすべてが欠航の様子。

 展望デッキからは何も見えない

 不気味に静かな空港で、じっと待つ。

 正午を回ったあたりから、急に視界が開けてきた。直後から飛行機のエンジン音が響き初め、ようやく飛行場らしい雰囲気に戻ってきた。で、私は搭乗手続きをしたいと思ったら、なぜか私の便がまたまた欠航! 次の便に再度振り替えようと思ったら、満席続きで午後6時位まではダメとのこと。これでは会議に参加することすらできない。慌てて東京駅にモノレールで向かい、新幹線に飛び乗って、4時過ぎにようやく会場に到着。なんてこった!

 幸い、会議の方は私が到着してからも有意義な話ができて良かったのだが、それにしても疲れた。まぁ、滅多に見られない濃霧の羽田空港を見学したと思えばいいか、と思ってみるが・・・orz

長過ぎるURLは困るのだ

2010年02月18日 11時01分50秒 | 地理情報関連
 メールでお客さんと場所をやりとりすることがとても多い。
 住所をGoogleの検索窓に入れて、地図を表示して、「リンク」(”このリンクをメールに貼り付けて地図を共有できます”とある)からURLを貼り付けて・・・ってやるんだけど、そのURLがやたら長い。

 ほら、こんな感じ(私の会社の場所)
http://maps.google.com/maps?client=safari&q=%E8%A5%BF%E5%8C%BA%E3%81%BF%E3%81%AA%E3%81%A8%E3%81%BF%E3%82%89%E3%81%843%E2%88%926%E2%88%923&oe=UTF-8&ie=UTF8&hq=&hnear=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%A5%9E%E5%A5%88%E5%B7%9D%E7%9C%8C%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E5%B8%82%E8%A5%BF%E5%8C%BA%E3%81%BF%E3%81%AA%E3%81%A8%E3%81%BF%E3%82%89%E3%81%84%EF%BC%93%E4%B8%81%E7%9B%AE%EF%BC%96%E2%88%92%EF%BC%93&ei=c598S6mfGo-TkAX4oPTLBA&ved=0CAoQ8gEwAA&z=16

 送る側も受ける側も「な、何だ!この長さは」って驚き戸惑うし、ブラウザにSafariを使っていることも書いてあるし、やたらにメールのサイズを大きくするだけで、特にiPhoneだと画面中URLで埋め尽くされて気味が悪い。

 そんな体験を繰り返した後、最近はシンプルなURLを出してくれるマピオンを使うようになっている。
同じ場所でも、ほら、こんな感じ。

http://www.mapion.co.jp/m/35.4550805555556_139.634580555556_10/

見ての通り、マピオンの場合は「位置を緯度経度で記述」するというとてもシンプルな方法。無駄が無く、メールの文面を意味不明の文字で占領しないのが美しい。

毎日更新されるGRASS GIS(Windows版)

2010年02月16日 00時05分10秒 | OSGeo/FOSS4G
 GRASS GIS 6.4のWindows版が毎日更新されている。「えっ?!」「まじ?」と思うかもしれないが、本当だ。しかも、徐々にメニューが日本語に置き換わっていて、もうかなりの割合が日本語になっている。

 例の文科省の「宇宙利用」プロジェクトで、QuantumGISとともにGRASS GISの日本語化も鋭意進められているのだが、先月Markusが日本に来てくれたおかげもあり、日本(大阪市大チーム)が作成した翻訳ファイルを逐次アップロードすると、時差もあるのでおおむね1~2日くらいで更新版に自動的に反映されるような仕組みが出来上がっている。さすがオープンソースプロジェクト!である。

 もちろん、ある段階で正式版がリリースされる訳なのだが、それまで待てない人には、こうしたサービスはありがたいはず。特に、今のようにメニューの日本語化プロジェクトが進行中で、その成果をほぼリアルタイムで体験したいという人にはうってつけの仕組みだ。

パルティータ3番を通す

2010年02月13日 23時00分56秒 | スローライフ
 私事、公事にわたり忙しいのだが、そんな身にあって最近のストレス解消法は演奏すること。一昨年末の千葉さんのお誘いがきっかけとなり、いつの間にかすっかり自分の人生の一部になっている。

 最近、ようやくバッハのパルティータ3番(BMV1006)の全曲を一通り奏でられるようになった。最後に残していた6番目のGigueは重音もなく、全6曲中では最も平易だった(ならば最初にこれを練習すれば良かったかも・・)。昨年1月半ばに着手してからかれこれ丸1年である。一番難しいと思うのは2番目のLoure。重音の連続で、正確な音程でゆったりと美しく奏でるのは至難の業。最初のPreludioは当初はそんなに難しくなさそうに見えたが、軽快なテンポで歯切れ良く弾き続けるのはとても大変。小学生の頃に一度練習したGavotte en Rondeauも、本物の楽譜で弾くといくつも難関にぶち当たる。等々、どの曲とっても難度が高いし、奥が深い。

 ということで、みぞれ交じりの寒い一日、パルティータ3番を一通り最初から最後まで弾いてみた。途中でとちるし、音程が微妙に狂っているし(自覚あり)、とても鑑賞に堪える演奏ではないが、自己満足の世界なので、聞かされる家族は気の毒だけど、本人だけはとても充実している :-) 

 1年少々弾いていて、昔の感覚はかなり取り戻せた感じだし、むしろ当時よりも姿勢は良くなっているようにも思う。ただ、難しいところになるとどうしても力んでしまって、全然美しく奏でられない。弾き方の拙さを一つ一つ直していって改善したいと思うものの、(年齢のせいか)肩や腕は痛むので、まるで川の流れに遡って泳ぐような境地である。でも、演奏は私のストレス解消として欠かせないので、忙中にあっても継続しよう。

背負子(”しょいこ”と読む)

2010年02月12日 15時17分38秒 | ビジネスetc
 軽い(1.3kg)とはいえ、毎日のようにMacBook Airを鞄に入れて持ち歩いていると、肩が痛くなってくる。VGAアダプタ、LANアダプタ、SDカードアダプタ、iPhone用の外付けバッテリなど、いろいろアクセサリをついつい常備しているのでそれもかさむ。そこで肩掛けの鞄から背負子へ変更することにした。

 アップルストアで見つけたこの製品は、ちょうど今まで使っている肩掛け鞄と同じサイズで、MacBook Airがぴったりと入る保護材付きポケットが付いている。しかも、底面から数センチ浮いているので落としても安心だ。

 購入した背負子(オレンジ色のケースはMacBook Air保護ケース)

 無骨なビジネス鞄よりはかなりポップなので、FOSS4Gのバッジが似合う。
 FOSS4G缶バッジをつけた

 片方の肩で支えるよりも、両方の肩(+背中)で支えるのとでは、その重たさが全然違う。うん、これならばMacBookPro(ほぼ倍の重さ)も大丈夫かもしれない・・・と考えないでもないが、その前にiPadをゲットしそう。

 
 ところで、鏡に映った自分の姿を見て、何かと似ているなと思った。何だろう???と思っていたら、そうだ、あれだ!
週末の駅前でよく見かける”中高年のハイカー”に似ているのだ。 そうだなぁ、私も堂々の中高年の領域に入ってるから、どことなく似てくるんかいな。まだお腹が出てきていないし、IT系ビジネスパーソンのつもりでいるのだけれども、他の人が見たら、一人のさえない中高年ハイカーにしか見えないのかも・・・orz

ジオ活しよう!

2010年02月02日 17時43分46秒 | OSGeo/FOSS4G
 就活は昔からあったけど、婚活って昨年急に流行始めた言葉。ま、小生は両方とも過去の話なので「ふ~ん」と記事などを読んでいるだけ。

 このほど「(何とか)活」シリーズに一つ加えて、「ジオ活」を追加。その意味は”OSGeoに参加しよう”ってこと。
(ちなみに、この言葉は商標登録など邪悪なことはしないで、パブリックドメインのつもり)
具体的にはOSGeo日本支部のサイト(ページの左側)をご覧いただきたい。

 ちょっと解説すると、ジオ活とは、会社の仕事で”義務的”に行うジオなお仕事ではない、自分の意志で行うジオな活動のこと。その場の一つとしてOSGeo日本支部は皆さんに提供するのだ。メーリングリストに参加する、会員になる(お金を払って組織を意識的に支える側に回る)というメニューをリストアップしているが、これだけでなく、もっと広い意味で、自分の意志でジオな活動をすること全体をジオ活って呼べばよいと思う。OSGeo関連のイベント参加ももちろんだし、オープンストリートマップもそうだし、ジオメディアサミットもそれに当てはまるだろう。

 ってことで、2010年は、皆さんジオ活をしましょう!


GDAL/OGR 1.7リリース

2010年02月01日 19時02分45秒 | OSGeo/FOSS4G
 FOSS4Gの世界にいなくても、Google EarthやArcGISを使っている人なら実は使っている、データアクセスライブラリのGDAL/OGRの最新バージョン(1.7)がリリースされた。

 このライブラリ、MapServerやPostGISが普及する上での鍵となるほどの役割を果たした優れもので、今回のリリースによって、GeoRSSへの対応や、長い間未対応だったDXFへの対応が実現した。また、GeoTIFF、JPEG2000などのラスターデータへのアクセスが顕著に改善されたという。

 それにしても、地理空間データのフォーマット、全然減りませんな。増える一方・・・・