横浜スローライフ -- My slow life in Yokohama

位置情報、地理情報に関するサービス、その他日常生活から思ったことを気ままに記す不定期のんびり日記

ハンズオンって?

2008年10月25日 12時36分53秒 | OSGeo/FOSS4G

 FOSS4G Tokyo、Osakaでは、90分のハンズオンセッションが3種類ずつ開講される。このハンズオンセッション、一体何物なのか、という質問をいただいたのでちょっと説明。

 例えば、MapServerの場合、講師の説明に従いながら、インストール、環境設定、基本的な地図表示などを順番に”見よう見まね”で体験するものである。90分間という限られた時間で「これは何?」「どうやって設定する?」「どうやれば動く」「動いた!」をやるので、かなり濃厚な体験となる。その道のプロによる講演なので、無駄がない。

 しかも、セッション向けにツール、データ、ドキュメントなどが用意されているので、終わってから持ち帰り、もう一度やり直すこともできる。

 私もFOSS4Gカンファレンス(昨年のビクトリアで)pgRoutingのセッションにお手伝いとして参加したが、技術的に興味があって、ちょっとだけプログラミングができる、というレベルの受講者が大変多い。それもあって受講者のスキルに関するハードルは低く、ステップバイステップで進むようになっている。そして参加者のアンケート分析によると、初級者の満足度も高いが、中級以上のスキルの人にとっても、十分に楽しめるようである。


 とかく日本の人は、”完璧でないと恥ずかしい”と思いがちで、それが故に貴重な機会を逃すことになりかねない。

「まだそのツール使ったことがないけど」と、尻込みしている人、そんなあなたのような人が、このセッションの対象者なのだ。

「英語、ようわからんけど...」と、諦めている人、セッションには英語のわかるアシスタントを一人つけるので、ご心配なく。定員10名ということは、置いてきぼりにはならないのだ。

 ともかく、こんな機会は滅多にないし、収益事業ではないので、価格設定はとってもお得。いただいた費用はゲストの滞在費の補填になり、コミュニティをいろいろな形で支援する意味でも、遠慮無く申し込んでいただきたい。


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