横浜スローライフ -- My slow life in Yokohama

位置情報、地理情報に関するサービス、その他日常生活から思ったことを気ままに記す不定期のんびり日記

OSGeo日本支部の活動のアクティブ化

2007年08月29日 08時50分45秒 | OSGeo/FOSS4G
 久しぶりに大阪に行って1泊してきた。宿泊を伴ったものは、かれこれ15年以上していないような気がする。(そもそも国内出張が今年始めて)

 OSGeo日本支部の”理事会”をラガワン先生、野田さん、私と梅田の大阪市大サテライトキャンパスで行った。日本支部の活動は、今年に入って、低調そのものである。一説には「隠密活動をしている」とも疑われているが、お恥ずかしながら実のところは半年ほど活動停止状態にあった。この場を借りて、皆様にお詫びいたします。

 理由はいくつかあるが、一番大きいのは、私を含めた核となるメンバーの本業が忙しすぎて、誰も実務を担えなくなってしまったことにある。加えて、OSGeoのWebサイトの環境移行のあおりで、日本のHPやメーリングリストの運営環境が失われてしまったことや、苦労して翻訳したMapGuide Open Sourceの日本語サイトが消されてしまったことが重なって、「外から見えない」状態になっていた。

 ようやく私も時間のゆとりがとれるようになり、これではいけないということで会合を持った次第。

議題としては、
1.体制の再構築
 ・事務局を設置して実務行える体制にする
 ・運営規約をつくり、財政面での裏付けをつくる

2.活動の定常化
 ・日本国内の活動のポータルとなるHPを設置する
 ・日本語メーリングリストを再構成する
 ・年間活動計画に基づく運営をする

3.イベント
 ・年次カンファレンスを11月9-10日に大阪市内で開催する
 (関西オープンソース2007の中で開催)
 なお、これにあわせてTyler Mitchellが来日する

以上のことが決まった。
ようやくこれで、活動の再活性化へ第一歩を歩み始めた。私も毎月1回は大阪に行って打ち合わせに参加することになった。

飲み会では”なにわのインド人”ことラガワン先生が本領発揮!粘る粘る...(どっちが商売人かわからないなぁ  ”インド式”が流行る時代だけど、「インド式経営コンサルタント」も成り立ちそう、ただし首都圏では引いちゃうかも)

ところで、今度の出張、行きは飛行機、帰りは新幹線で行ったが、横浜から羽田へのアプローチが便利なことを考えると、飛行機の方が実質30分以上早くなる。今回は帰りの航空券がちょっと高かったので、新幹線にしたが、そうでなければ飛行機に軍配が上がるところだ。もちろん、少しばかりの差でもあるので、個人の好みも大きいだろう。私の場合、最近は、飛行機による出張にすっかり慣れてしまっていて、新幹線特有の震動がしっくりと来ない。東京単身赴任時代は、年間50往復以上新幹線に乗っていたのだが、もうすっかりその時”鍛えた”身体は失われてしまった。


カブトムシの元気が欲しい小生である

2007年08月26日 00時55分24秒 | スローライフ

 夏の暑さにめっぽう弱い小生は、なぜか毎年最も暑いお盆の時期に、実家のある名古屋に帰省しなければならない... 今年は、マジ暑かった。そして、体中にあせもをつくり、ヘロヘロにばてて横浜に戻ったら、その横浜もエッ?!という程の暑さ。たまらんです、ホント。溶けちゃいました。

 なのに、突然変異で生まれた我が子は、どんなに暑くても一日も欠かさず虫取りの毎日。結果として、自宅の玄関は20個近い飼育ケースの嵐...
 これはまだ一部...

 今年飼ったものは、ダンゴムシ、アブラゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシ、鈴虫、ショウリョウバッタ、カナブン、カブトムシ、コクワガタ、ゴマダラカミキリ、カマキリ、ススメガ、カナヘビ、金魚、モツゴ、モンシロチョウ、モンキチョウ、アオスジアゲハ、キアゲハ、クロアゲハ、アゲハ...他にもいくつかあったような気がするが、とにかく一杯だ。

 で、名古屋の帰省は虫取りに行くようなものであり、結果として実家の近所の緑地で、カブトムシとコクワガタを合計で20匹以上捕まえることができた。横浜で一昨年から飼っているものや、交配用に買ってきたものも合わせると30匹以上になってしまうのだが...「育てる!」の強い一言で、逃がさないで連れてきてしまった。それと、かめおやじさんのアドバイスで、近親交配を避けるためにも、野生の成虫が欲しかったからだ。


 そんな中で、カブトムシがボチボチ卵を産んで幼虫が孵化しているのを見つけ、飼育ケースのいくつかを開けてみた。そうしたら、40匹近くの小さな幼虫がいるではないか。
 モニョモニョとうごめく連中

 早速、新しい土を入れ、新に幼虫飼育専用のケースを2つ作り上げた。

 ところで、この幼虫達には、このお盆休みに捕ってきたグループから孵化したものではないので、数週間すると今度はまだ数十匹の幼虫が新に出現する予定だ。そして、来年の夏は、50匹くらいのカブトムシを名古屋に持っていって放してやるのが目標になっている。

 カブトムシたちは昼間は土の中に潜っていて静かだが、午後8時を回ったあたりからケースの中で大宴会を始める。すごい食欲で、用意した昆虫ゼリーが一晩で空っぽになる。夏ばて知らずでうらやましい。小生にもその元気を少しでも分けてくれぇ!

 それでもこいつらの一生は太くて短い。夏の終わりと共にどんどん死んでいってしまい、越冬はできない。9月末になり、こいつらが死んで静かになってしまったら、今度は土の中で幼虫がウヨウヨしているに違いない。それにしても何だか、うちの玄関が、だんだんカブトムシ養殖場になってきた感じである。


FOSS4G2008は南アフリカのケープタウンで開催

2007年08月10日 12時38分14秒 | OSGeo/FOSS4G

来月にカナダのビクトリアでFOSS4G2007が開催されるが、翌年(2008年)は南アフリカのケープタウンで開催されることがアナウンスされた。

いわゆる第三世界においては、GISがバランスの取れた社会発展に寄与する余地は沢山残されており、2004年のバンコク以来4年ぶりに発展途上国で開催される意義は大きい。

ただ、直線距離で1万5千キロ近いし、マレーシアエアラインでクアラルンプール経由、あるいはエールフランスでパリ経由などの行き方があるが、片道30時間はかかりそうな場所である。バンコクと違って、行く費用も体力も結構かかりそう...orz

(以下、OSGeoのアナウンスから転載)
The OSGeo Conference Committee is pleased to announce that the 2008 Free
and Open Source Software for Geospatial (FOSS4G) conference will be held
in Cape Town, South Africa, with the tentative dates of September 29th to
October 3th 2008. The OSGeo Conference Committee would like to thank all
of those who submitted to host the 2008 conference, we were all very
impressed with the number and quality of proposals.

With the 2007 conference approaching (http://www.foss4g2007.org/) and the
excitement building in the FOSS4G community, the 2008 conference will be
an important date on the calendar not to miss. The 2008 organizing committee
has already begun preparations, and will be following up with a larger
announcement. The detailed proposal is available at:

http://www.osgeo.org/files/webfiles/conference/proposals/South_Africa_proposal_to_host_FOSS4G_2008.pdf

Again, thank you for all of the excellent submissions.

-- OSGeo Conference Committee