OSGeo日本支部の”理事会”をラガワン先生、野田さん、私と梅田の大阪市大サテライトキャンパスで行った。日本支部の活動は、今年に入って、低調そのものである。一説には「隠密活動をしている」とも疑われているが、お恥ずかしながら実のところは半年ほど活動停止状態にあった。この場を借りて、皆様にお詫びいたします。
理由はいくつかあるが、一番大きいのは、私を含めた核となるメンバーの本業が忙しすぎて、誰も実務を担えなくなってしまったことにある。加えて、OSGeoのWebサイトの環境移行のあおりで、日本のHPやメーリングリストの運営環境が失われてしまったことや、苦労して翻訳したMapGuide Open Sourceの日本語サイトが消されてしまったことが重なって、「外から見えない」状態になっていた。
ようやく私も時間のゆとりがとれるようになり、これではいけないということで会合を持った次第。
議題としては、
1.体制の再構築
・事務局を設置して実務行える体制にする
・運営規約をつくり、財政面での裏付けをつくる
2.活動の定常化
・日本国内の活動のポータルとなるHPを設置する
・日本語メーリングリストを再構成する
・年間活動計画に基づく運営をする
3.イベント
・年次カンファレンスを11月9-10日に大阪市内で開催する
(関西オープンソース2007の中で開催)
なお、これにあわせてTyler Mitchellが来日する
以上のことが決まった。
ようやくこれで、活動の再活性化へ第一歩を歩み始めた。私も毎月1回は大阪に行って打ち合わせに参加することになった。
飲み会では”なにわのインド人”ことラガワン先生が本領発揮!粘る粘る...(どっちが商売人かわからないなぁ ”インド式”が流行る時代だけど、「インド式経営コンサルタント」も成り立ちそう、ただし首都圏では引いちゃうかも)
ところで、今度の出張、行きは飛行機、帰りは新幹線で行ったが、横浜から羽田へのアプローチが便利なことを考えると、飛行機の方が実質30分以上早くなる。今回は帰りの航空券がちょっと高かったので、新幹線にしたが、そうでなければ飛行機に軍配が上がるところだ。もちろん、少しばかりの差でもあるので、個人の好みも大きいだろう。私の場合、最近は、飛行機による出張にすっかり慣れてしまっていて、新幹線特有の震動がしっくりと来ない。東京単身赴任時代は、年間50往復以上新幹線に乗っていたのだが、もうすっかりその時”鍛えた”身体は失われてしまった。