横浜スローライフ -- My slow life in Yokohama

位置情報、地理情報に関するサービス、その他日常生活から思ったことを気ままに記す不定期のんびり日記

FOSS4G 2009はシドニーで開催

2008年02月25日 10時42分46秒 | OSGeo/FOSS4G
 OSGeo財団が開催する年1回のカンファレンスである、FOSS4Gは、昨年はカナダのビクトリア、今年は南アフリカのケープタウンでの開催だが、来年(2009年)はオーストラリアのシドニーでの開催に決まった。

 OSGeo財団のホームページには全然アナウンスがされていないし、メーリングリストでもその発表がなかったような(見逃したかな?)気がするのだが、今回のデータソースはこれ

 実はこのニュースは、国内ではあまり縁がないけど世界的な大きなニュース(企業の買収なども)が流れるので、なかなか役に立つ。昨年ではノキアがNAVTEQを買収する話とか、最近ではトプコンとソキアの経営統合(あ、これは国内だった)とか...

 ともあれ、シドニーでの開催であれば、日本からはアプローチしやすく、治安もまあまあ良く、時差もないので睡魔で苦しめられることも無かろう。ただ、北米(特に東側)からは地球の真裏にあたるので、移動が大変そうだ。

追記:投稿後、K氏から既にOSGeoのアナウンスのリストに流れていたという情報をいただきました。やっぱり見逃していましたorz...
http://wiki.osgeo.org/wiki/FOSS4G_2009_Press_Release_1

ルワンダに行ってみたくもなる

2008年02月24日 23時01分15秒 | スローライフ
 ルワンダから運用を予定しているアマチュア無線家チームから、
「日本人のモールス通信オペレーターを1名緊急募集」という知らせが届いているそうだ。3月16から27日まで+現地までの移動を含めて合計2週間だ。年度末だから行けそうにないのだけれども、あ、それに立場上もそんなこと許されないんだけれども、う~ん、何だかとっても行きたい気分。暖かそうだし(暑いだけ?)、花粉が飛んでいないし(毒虫いっぱい飛んでいる?)...インターネット無さそうだから仕事に追われること無さそうだし。ついでにエアラインマイレージたまりそうだし...
 この気持ちって現実逃避かな?それとも単なるエスケープかな?

4年ぶりのホームページリニューアル

2008年02月18日 23時47分00秒 | ビジネスetc
 ITの世界で2年先、いや1年先すら読めないはずなのに、まもなく4年になろうとしていた会社のホームページを、本日リニューアルした。そういえば、年始にこんな記事を書いたっけ。

 会社のホームページであるが、「何をやっている会社かわからない」「小さな字でいっぱい難しそうなことが書いてある」と評判がイマイチだった。

 見てくれを今風に変えれば、少しはわかりやすくなるかと、小手先の術を使っているわけではないのだが、さすがに4年前は「まあまあ良い感じだな」と思っていられたのだが、歳月が経つとどうにも古びてくる。そりゃブログとかCMSとかRSSとかが世の中に広く出回る前だったから仕方がない。木造軸組工法の建物に化粧板を貼ってイタリアンテイストの店構えにするようなのだけは止めておきたいと思っていたので、この機会で仕組みごとごっそりと入れ替えた。

 この際私が(恥を忍んで)書いていた下手な図解きも、ちょいとおしゃれにしたし、堅物的な雰囲気にあふれていた体裁も、結構フレンドリー路線になった。

 何といっても、セミナー開催のお知らせを簡単にアップできるのが嬉しい。これから毎週セミナーを開こう!という気になってきた。今のオフィスに引っ越したのも、もっとお客様を呼べる場所が欲しい、と思ったからでもあるので、早速実行だ。コーディネートはこぅでねぇと....と嬉しくなってついついオヤジギャグが出てしまう。

 ところで、22日にセミナーを開くとトップページに書いてある。実はこれはテスト用にダミーで入れてあったものだが、次第に、そうならば本当にやってみようという気になって本ページに載せたものだ。セミナー講師はもちろん言い出しっぺの私。準備をしなくちゃ...(今日アップしたばかりなので、申込者が本当にいるかどうかにもよりますね)。

 あ、そうそう。最近のホームページにおきまりの「スタッフブログ」も数日内に始めることに。何を今さらではあるのだが、皆様に遅れること1年以上、ようやく体裁だけは追いついたかな?

日本の航空政策って何だぁ?

2008年02月10日 18時33分43秒 | スローライフ
 と、タイトルはかなり大げさなのだが、たまたま鹿児島空港の時刻表を手にしてまず思った。ここには国際線として、週3便のソウルインチョン(大韓航空)と、週2便の上海プドン(中国東方)が定期運行している。鹿児島空港ともなれば、近隣諸国の国際線が乗り入れているのは特に不思議ではない。

 ところが、私がう~ん、と思ったのは、時刻表に「ソウル(またはプドン)に行けば、北米、アジア、欧州方面への国際線にすぐに乗り換えられるので大変便利です」とあり、しかも国際線を利用すると、鹿児島県の助成が出るので、例えばパッケージ旅行は5000円引きだとか...外国の航空会社、外国の飛行場に行ってしまう人にそんなにまでして助成しているのは情けない。

 あちこちで言われているが、日本の航空政策の視野の狭さは末期的でもある。国際線は成田、国内線は羽田、という論理が実利として通用するのは首都圏民に対してだけであり、それ以外の人にとっては、国内線で羽田にアプローチして、そこから成田に重い荷物を持って移動に1時間以上かけて行くのは経済合理性が乏しい。それならば、ソウルだったら同じ空港から世界中の路線に乗り換えられるので、地方の人にとっては遙かに便利である。

 かくして、外国人が日本の空港をすっ飛ばしてソウルや上海などを経由して東アジア圏にアプローチし、日本人も成田をすっ飛ばしてソウルや上海から欧米、アジアに出かけていく。人と物の流れを制したものが、覇権を手に入れ、繁栄をものにするのは歴史の事実である。日本はこの点でも、もう東アジアのリーダーとしての実態を失いつつある。

 最近、羽田からも国際線が出ている。しかし羽田から金浦空港や虹橋空港に行けるようになっても、それは「羽田-石垣島」よりも短いから特例、、、という対外的に理解されにくい妙な理由でやっているだけであり、その先のビジョンが何もない。金浦や虹橋からは乗り継ぎ便はなく、地方からの利用者の要望に背を向けている。そうした無策が地方の利用者を捨ててしまい、上記の結果を招いているのである。

 何も首都圏だけではない。近畿圏も同じかそれ以上にひどい。国際線は関空、国内線は伊丹という棲み分けで、近畿の人にも不便を強いている。関空に就航している国際線も、「成田が満杯だから」という理由で暫定的に運行しているものが多く、首都圏の航空政策のひずみの反映に過ぎない。中部空港もしかりである。

 なのに、地方には空港建設の計画が多い。造ってはみたものの、一日数便の国内線と、年に数回の国際チャーター便しか就航しないような空港がどんどん増えていく。アメリカのように、土地代と造成費が桁違いに安ければどんな田舎町にも空港ができていたりしても意味があるが、日本の場合は、なぜか妙に豪華なターミナルビルを造ったり、山を造成したり、海を埋め立てたりするからはるかに高くついてしまう。だから維持費もバカにならず、結局国民の税金がそれに消えていってしまう。

 こんなことをやっていたら、日本の地位はどんどん落ちていくだけである。肝心の日本人が日本が損になるような行動を取らざるを得ない航空政策って、何だぁ?

寒々とした毎日にも春の兆し

2008年02月09日 22時10分25秒 | スローライフ

 2月3日の積雪の跡が未だに日の当たらない道路脇に残っているのに、今日も夕方からみぞれが降り出した。箱根は大雪だという。
 昨年が暖かかっただけに、今年の冬は一層寒く感じる。それでも名古屋に住んでいた頃に比べれば、底冷えがない分だけ間違いなく暖かいはずだが、横浜暮らしも長くなると身体が完全になまってしまって、寒さが身にしみる。

 その長い横浜暮らしで、子供達も成長して上の子はこの春小学校を卒業である。公立王国愛知県出身の私には未だにしっくりと来ないのだが、神奈川県は中学受験がとても盛んで、(要するに公立中学校がなかなか問題があって...)結局我が家も受験の輪の中に入ってしまった。塾に通い続けること3年、何でここまで勉強させるの?と思うほどの内容と物量に、これまた親がしっくり来ないうちに本番が来てしまった。終えてみて、小学校6年生には偏差値ってあてにならないところがあるなぁ、としみじみ思う。それよりも気迫なんだと。
 我が子の場合、行きたいと思っていた学校の1つに幸い合格をもらうことができた。そうしたら、力尽きたというか、気が入らなくなったというか、それ以後の学校に全部落ちてしまった(いわゆる”滑り止め”校まで)。友人の場合も同じようなもので、行きたいと思っていた学校だけ受かって、残りは全て×だった。いわゆる難易度順に合否が決まったのではなくて、ある一定のゾーン圏内であれば、要するに気迫で決まった感じが強い。やっぱり子供だから、大学受験とはその辺がかなり違うと思った。

 ともあれ、昨年11月頃からピリピリしていた我が家にも、気持ちと時間のゆとりが戻ってきた。一日5~6時間勉強をしていた子供も、一気に手持ちぶさたになってのんびりしている。妻にも笑顔が戻ってきた(これを一番待ち望んでおりましたです、ハイ...)。ようやく我が家にも正月が来た。

 そういえば、私のまわりはおめでたい話がいくつか。会社の某D氏が晴れて素敵な日本女性とゴールインし、まもなく神戸で式を挙げることになった。なれそめはスキーのインストラクターとしてハチ高原に来日した際というから、何が目的で来日したかがよくわかる。そして、最近はニタニタしながら「お祝いやなぁ..」と変な関西系日本語を話している。(ゴラァ、もっと真剣に仕事せんかい!)

 あ、そうそう!某地理情報系サービス会社の社長の極秘入籍話が伝わってきた。「電脳地図」系では、最後の砦とまで言われながら、ようやく年貢を納めたというか、ともあれおめでたいことである。