横浜スローライフ -- My slow life in Yokohama

位置情報、地理情報に関するサービス、その他日常生活から思ったことを気ままに記す不定期のんびり日記

「入門Webマッピング発刊記念&Where2.0好きな人の集い@横浜」ご参加御礼

2006年06月30日 07時26分31秒 | 地理情報関連
昨日は「入門Webマッピング発刊記念&Where2.0好きな人の集い@横浜」に多数のご参加をいただきまして、ありがとうございました。

スタート時間がやや遅れ、講演内容の充実もあり、時間超過気味の進行になってしまいましたが、「これほどまでに皆さんの熱意が高いんだ」と、実感いたしました。



「う~む、Where2.0ブームって本当にブームかも」って...


ともあれ、まずはこのブログ上でご参加御礼です。 せっかくの集いでしたので、配布可能なプレゼン資料は、どこかからダウンロードできるようにするとか、用意したいと思っています。詳細は追ってご連絡いたします。

森亮@集い幹事

「入門Webマッピング発刊記念&Where2.0好きな人の集い@横浜」事務連絡

2006年06月28日 01時09分34秒 | 地理情報関連
このたびは、集いにお申し込みいただき、ありがとうございます。
日程が迫って参りましたが、下記の通り開催いたしますので、ご連絡申し上げます。

1.前半の部「Meet at Orkney」について
スケジュールが下記の通り決まりました
16:30~ 受付開始
17:00~17:05 挨拶(という名目の予備時間)
17:05~17:30 訳者プレゼン(一人5分までの持ち時間)
17:30~17:40 オープンソースWebマッピング (オークニー森、平岡)
17:40~17:50 PostLBS経路探索エンジン(オークニー Anton Patrushev)
(10分休憩)
18:00~18:10 PostLBSジオコーディングエンジン(ジオセンス小林さん)
18:10~18:20 「GIS事例紹介:地図日記 GoogleMap+MapServerの応用」
(アシアル森川さん)
18:20~18:30 じゃらんAPIと地図のマッシュアップ
(たたみラボ舟見、大井さん)
18:30~18:40 防災におけるオープンソース活用(防災科学研究所大井さん)

※発表者が増えた関係で、当初15分でお願いしていた枠を急遽10分に短縮させていただいております。どうかご了承下さい。

会場はオークニーです。
http://www.orkney.co.jp/corporate/profile.html

2.後半の部「Eat at 赤レンガ倉庫」について
19時開始です
横浜赤レンガ倉庫3FのBeer Nextにて
http://www.yokohama-akarenga.jp/beernext/
●こちらは参加費が必要です(4000円;基本的に飲み代含む)
後半のみのご参加の方は、直接会場にお越し下さい。
会場は「オークニー 森亮」で予約してあります。最大30名入る個室です。

3.その他
・後半の部の参加者が「予定通り」ですと、お申し込みいただいた最後の方の数名は個室からはみ出してしまうおそれがあります。レストラン側と交渉しますが、最悪の場合は乾杯は皆で、食事は別のテーブルで、ということになるかもしれません。その点だけ、ご容赦をお願いします。
・食事は一人4000円で飲み放題付きのプランを申し込んでいます。もし、それ以上をご注文いただくのは自由ですが、その場合は各自追加でご負担下さい。
・食事(飲み放題)の時間制限が午後9時になっております。そのため、集いもいったんは9時に終了させていただきます。その後は三々五々、ということでお願いします。
・キャンセルの場合は前日の午前中までにお願いします。

それでは皆さん、楽しみましょう!

安物買い続報

2006年06月25日 13時58分13秒 | スローライフ
4つの扇風機状況の脱却のために、事実上壊れてしまっている1つを下の息子といっしょに分解した。ドライバーやニッパーを使うと30分もかからない。結果として金属ゴミとプラスチックゴミに、ほぼきれいに分かれて、晴れてリサイクル行きである。

扇風機の構造は想像通り至ってシンプルで、スイッチやタイマーなどの制御基盤が1つ(2000年3月の設計と書いてある)、100Vの交流モーターを主とした回転機構に分かれている。確かにこれならばコストはそれほどかかるまい。モーター部分が一番値が張るだろうが、その他はどうってこと無さそう。

最後に、梱包されていた段ボール箱の底面を見て端と気がついた。古い方のは「Made in Taiwan」と書いてある。新しいのは「Made in China」だ。わずか数年の”製造拠点”の移動トレンドが、ここにまさに反映されているではないか。

2004年頃に、仕事である電子機器を調達しに台湾のメーカーを何社か訪問した際、当時既に設計は台湾で、製造は中国へ、という流れがかなり進んでいた。台湾の田舎にある、ある製造メーカーの下請けを訪問した際には、移転が進んで工場に空きがいっぱいできていた。その直後にメーカーによって新設された中国の揚州(私はこのとき生まれて初めて揚子江を見て、フェリーで渡った)にある製造拠点を訪問したが、広大な敷地に真新しい工場が建っていて、何百人もの労働者が働いており電子機器の組み立てを行っていた。工場責任者曰く、広州や上海ではコストが高すぎるが、揚州ならまだ安いとのこと。おそらく、この扇風機も今やそういう場所で作られているのだろう。

集い@横浜は定員に達しました

2006年06月25日 01時01分20秒 | 地理情報関連
29日開催予定の「入門Webマッピング発刊記念&Where2.0好きな人の集い@横浜」は、ほぼ定員に達しました。お申し込み、大変ありがとうございます。
キャンセルがあれば、欠員募集することになると思います。

プレイベントの方の内容は、ほぼ固まりつつありますが、最終調整をして皆様にご連絡いたします。

安物買い二題

2006年06月24日 23時56分51秒 | スローライフ
その一
近所のスーパーに家族で買い出し。
下の息子が「食虫植物を買って!」となにやら見つけてきた。
モウセンゴケ、ハエトリソウなど数種類が小さな鉢に入れられて1つ580円と書いてある。”育てるの大好き”のこだわりの対象をまた1つ増やすのもどうかなぁと思い悩みながら、売り場をもう一周して戻ってきたら、値下げされて300円の値札になっている。そこでハエトリソウを買うことに。売り場の人が、上の息子も一緒にいることを知り、「明日までに売り切らないといけないので、お2つどうぞ」と300円で2鉢持って行って良いという。あ~何とお得なdealか!
今度はモウセンゴケを1鉢もらい、合計2鉢をゲットして家族皆ご満悦。

ところで食虫植物は肥料は不要と書いてある。栄養は虫から摂取するのだ。ちょうどうまい具合に?自宅ではショウジョウバエが発生しているので一石二鳥。


その二
自宅で使っていた扇風機2台が、子供達がぞんざいに扱うのであちらこちらがたが来ていた。そこで近所のヤマダ電機に新しいのを買いに行った。今までの「安物買いの銭失い」を反省し、今度は耐久性の良いものを、と決心していったのだが、おっとどっこい!「1950円」の扇風機(舶来品)を発見してしまった。よ~く見ると、自宅で壊れかかっているものとほぼ同一機種である。おぉ、そういえば2年くらい前もこの店で買ったっけ、、などと思い出したが、これ以外の製品を見てみると、日本製のまともな造りの価格は1万円を超している。2つ買うと2万数千円にもなる。

5秒ほど考えて結論が容易に出た。1シーズン使えれば良いと割り切って、1950円の方を2つ買った。自宅に戻って早速組み立て。壊れかかった2台と新品の2台、パッと見ただけでは違いがわからない。自宅に同じ扇風機を4台並んでいる、、、というどうにも笑える状態になってしまった。


「入門Webマッピング発刊記念&Where2.0好きな人の集い@横浜」

2006年06月21日 00時13分36秒 | 地理情報関連

<<< お知らせ >>>
「入門Webマッピング発刊記念&Where2.0好きな人の集い@横浜」
に、皆様是非ご参加下さい
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5月に発刊された待望の「入門Webマッピング」(Web Mapping Illustratedの日本語版)を訳者と共に祝い、梅雨空をオープンソースWebマッピング談義で吹き飛ばしませんか?

●対象者 オープンソースWebマッピングに興味のある方+そのご家族

●開催日 2006年6月29日(木曜日)

●内容
・プレイベント「Meet at Orkney」(17時から18時45分)
http://www.orkney.co.jp/corporate/profile.html
オークニーにて、最近のオープンソース活用の最前線等について、情報交換

・本イベント「Eat at 赤レンガ倉庫」(19時から21時)
http://www.yokohama-akarenga.jp/beernext/
横浜赤レンガ倉庫3FのBeer Nextにて、入門Webマッピング発刊を記念する会食&トーク
 
●参加費(本イベントのみ有料4000円;基本的に飲み代含む)

●参加申し込み方法
6月26日月曜日午後6時までに、
http://utage.org/enkai/ (宴会くん)
にアクセスし、宴会コード wmi を入力し、下記の事項を書き込んでください。

お名前:
メールアドレス:
★備考欄には、下記の内容を必ずお書き下さい
・参加するのは: プレイベントのみ  本イベントのみ  両方とも
(よろしければ、連絡の取れる電話番号もお書きください)

その他連絡事項:
※キャンセルは28日朝10時までとなります。
※遠方より来訪で当日宿泊ご希望の方は、その旨お書き下さい。
※定員30名ですので、お早めにお申し込み下さい。
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皆様との出会いを心から楽しみにしております。
株式会社オークニー 森亮


実業に身を置くこと

2006年06月20日 19時44分22秒 | ビジネスetc
この業界にいると、アカデミックの世界に身を移す人を時々見かける。地理情報系は研究テーマとしても研究フィールドも様々な領域があり、独自の分野を開拓することも可能であるからだ。最先端の研究者が一番知恵を持っていて、その人の研究成果を実業に活用していくことが、効果的にビジネスを立ち上げる有効な手段である。

ところが、先日のWhere2.0に参加して痛感したことがあった。基調講演はMike Liebholdという研究者によるものだったのだが、正直新味を感じなかった。実際にGoogleなどのポータル勢が繰り広げる”現実”や、オープンソースプロジェクトの隆盛の方が、私にとって余程インパクトがある。そっちの方が進みが早すぎるのだ。

彼は米国の研究者であるから、日本のアカデミック界の研究者に比べて、ずっとビジネスよりのポジションにある(実際にPlatialのアドバイザーでもある)。それでも、そう感じてしまったのだ。

日本の場合だと、実業で何が起こっているかをアカデミック側は直接携わる機会はなかなかもてない。ひとたび実業の最前線にいた人が、さらにこの分野で研究したいと思って研究者になる場合、現在のように怒濤のようなWhere2.0旋風が巻き起こっていると、たちまち浦島太郎になってしまうおそれがある。

これを避けるには、実業の最前線に身を置きながら、かつ研究職も兼ねるというやり方くらいしか無いのだが、問題はそんな粋な計らいをしてくれる企業や大学があるかどうかである。もしOKであっても会社と大学との二足のわらじを履くのは時間、経済的な両面で相当の負担となるだろう。研究者指向の人にとっても、少なくとも今は実業の世界に身を置く方が、最前線のトレンドに自ら関われるため、圧倒的にメリットが多いと思う。

PSPについて

2006年06月18日 13時01分13秒 | 地理情報関連

ここギコさんの「Where2.0雑感」雑感で、
それらの大半が成功するように思えないというのは判らないでもないのですが、その辺をフォローして育てていくのがオープンソース系の役割ではないのかなとか思ったり。

とあったが、これは私が書いた
「アメリカでは本当に気軽にビジネスを始めてしまうんだなぁ...ほとんどの会社がここ数ヶ月内に始めたばかりで、ビジネスモデルが見えないので私には彼らが成功するようには思えない。」

の趣旨と論旨がずれているので補足を少し。

Where2.0で登場した新興のPSP達は、純粋にビジネスの成功を目的として、自己あるいは投資家から資金を集めている。たまたま彼らが地図系Mush upの分野にビジネスチャンスを感じたからに過ぎない。それを反映して、会場での質問の多くは、彼らのビジネスモデルの成立に疑義を感じて回答を要求するものだった。それはまるで投資家が行う質問のようでもあり、回答する側はかなり苦しんでいた。

それを踏まえ、ビジネスの成功が目的であれば、その視点から成功するしないの可能性を私はコメントしたに過ぎない。PSPは全て自己責任で、ルールに則って積極的にビジネスの成功にトライするのが良いと思う。

新興のPSPの中には、オープンソースツールを使っているところも、そうでないところもあるだろう。だから一様にオープンソースコミュニティが、そうした人たちをフォローするべきものとは私は思っていない。オープンソースコミュニティは誰をも平等にフォローするだけである。

ところで、オープンソースは、知恵を共有するエコシステムであり、皆で使いながら良くしていくものだ。オープンソースコミュニティの活動が、結果として新興のPSPを含み、多数の人に活用のチャンスを提供することは大変良いことである。

日本で時々聞かれる誤解としては、オープンソースコミュニティへの貢献=ソースコードの貢献というものだが、そんなことはない。参加者はそれぞれの得意分野で貢献をする。ある人はプログラムそのものを提供し、ある人は不具合を修正し、ある人は普及活動を行い、ある人は支援金を支払う。現に、OSGeo財団において、今最も重要視されている分野の1つがプロモーション(visibility)である。

オープンソースの場合、お金儲けだけを目的としても、常にものすごい競争が働くので一人勝ちがまずできないし、いつでも誰でもどんな形でもビジネス・非ビジネス問わずして参加できるという、大変フェアな世界である。私はこのフェアな部分が大好きである。

ということで、
まあ、とは言え、ビジネスモデルの見えないPSPはオープンソースGISコンサルタントにすら払うコストも節約するため、オープンソースなだけに自分達で開発するかもしれないし、横浜スローライフさんとしてはビジネスのパートナーとしては視野に入れてないのかもしれないけど。
ねねさん、これって本気?(ウチが儲かってたなら書いてもいいけど :-) )


相も変わらぬノースウエスト...

2006年06月17日 12時55分27秒 | ビジネスetc
ポートランドから成田向けのノースウエスト便に乗り込んだ。
いつものようにラウンジから搭乗口に直行し、エコノミーの前の方の座席に座ったら、程なくして別のアメリカ人らしい女性が来て「ここは私の席よ」と言う。まさかと思ってチケットを見せてもらうとまさに同じ番号。日付も便名も同一。(お前ら本当にコンピュータ使っているのかい??)

客室乗務員を呼んで同じシートがアサインされているとクレーム。待たされる間、”同席”の女性と話していたら、搭乗口でオーバーブッキングのためボランティアを募集していたそうだ。しかも、ホノルル経由成田行きの便を...(そっちの方が嬉しい!)

10分ほどしたら、「こちらの席にお座り下さい」と私はビジネスクラスにアップグレード。結果的にラッキーに終わったが、実はこれと全く同じ体験は今までに3回ある。

どうしてこんな現象が起きるかであるが、おそらくこういうことだろう。
私がチェックインした後に、定員以上のエコノミー客が実際にチェックインに来てしまい、結果としてオーバーブッキングになる。そうすると、プラチナエリートの私は優先的にビジネスクラスの空席(があれば)にシステム上変更される。ただ、私のチケットは既に発券されているので、本来は搭乗口でのチケットチェックの際に交換しなければならない。

今回私のチケットはサンノゼでアラスカ航空が発券したので、専用のバーコードがない普通の厚紙によるもの。だから、バーコードスキャンではチェックできない。ところが、ノースウエストのチケットチェックは、結構いい加減なので、チェック漏れが発生する。結果的に私の座席変更後のチケットは搭乗口カウンターかどこかに置かれたままになって、私は当初アサインされた席に向かう。すると私の古い席にアサインされた別の乗客と鉢合わせをする。

ここ2年で3回同じ体験をしているのだから、おそらくこういう現象は毎日どこかで起きているのだろう。もう少しスマートなオペレーションが出来ないものかと、ノースワーストなこのエアラインに思いながら、米国方面へのアクセスだけでなくアジア方面も抜群、しかも何と言っても安いのでやめられないのである。

GeoITなエアライン

2006年06月16日 04時18分44秒 | 地理情報関連
再びポートランド空港に着いた。
今度は無事サンノゼから時間通りで、結局ここで4時間待ち、、、

アラスカエアラインの名誉のために書いておくが、この航空会社は歴史もあり、実質的にはシアトルに本拠を持つ西海岸北部の有力キャリアだ。座席は革張り、シート間隔もメジャーエアラインよりも少し広く、サービスも悪くない。機体は737に絞り込んでおり、経営効率も高い。

さすがにサンノゼから出る便だけあって、IT系の人が多い。待合室だけでなく飛行機の中でも多数の人がノートPCを開いている。

で、私が座った席の後ろの席から、会話がちらちら聞こえてくる。最初は特に気にもとめなかったが”GeoRSS”という言葉を聞いて!!耳がダンボ状態になった。エンジンの音にかき消されて良く聞こえないのだが、Yahoo!、Microsoft、Google、Autodeskという企業名や、Our local service...、They supoort KML...など、もろにWhere2.0企業でしか語らない内容である。フライトの1時間半あまり、途切れることなく議論が続いている。

飛行機を降りる際に、顔ぶれを見てみたら、何と講演をした人が座っていた。ポートランドにある新興のPSPのPlatialだ。
ビジネスモデルが見えないのだが、やる気満々なことは大変良いと思う。