スタート時間がやや遅れ、講演内容の充実もあり、時間超過気味の進行になってしまいましたが、「これほどまでに皆さんの熱意が高いんだ」と、実感いたしました。
「う~む、Where2.0ブームって本当にブームかも」って...
ともあれ、まずはこのブログ上でご参加御礼です。 せっかくの集いでしたので、配布可能なプレゼン資料は、どこかからダウンロードできるようにするとか、用意したいと思っています。詳細は追ってご連絡いたします。
森亮@集い幹事
<<< お知らせ >>>
「入門Webマッピング発刊記念&Where2.0好きな人の集い@横浜」
に、皆様是非ご参加下さい
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5月に発刊された待望の「入門Webマッピング」(Web Mapping Illustratedの日本語版)を訳者と共に祝い、梅雨空をオープンソースWebマッピング談義で吹き飛ばしませんか?
●対象者 オープンソースWebマッピングに興味のある方+そのご家族
●開催日 2006年6月29日(木曜日)
●内容
・プレイベント「Meet at Orkney」(17時から18時45分)
http://www.orkney.co.jp/corporate/profile.html
オークニーにて、最近のオープンソース活用の最前線等について、情報交換
・本イベント「Eat at 赤レンガ倉庫」(19時から21時)
http://www.yokohama-akarenga.jp/beernext/
横浜赤レンガ倉庫3FのBeer Nextにて、入門Webマッピング発刊を記念する会食&トーク
●参加費(本イベントのみ有料4000円;基本的に飲み代含む)
●参加申し込み方法
6月26日月曜日午後6時までに、
http://utage.org/enkai/ (宴会くん)
にアクセスし、宴会コード wmi を入力し、下記の事項を書き込んでください。
お名前:
メールアドレス:
★備考欄には、下記の内容を必ずお書き下さい
・参加するのは: プレイベントのみ 本イベントのみ 両方とも
(よろしければ、連絡の取れる電話番号もお書きください)
その他連絡事項:
※キャンセルは28日朝10時までとなります。
※遠方より来訪で当日宿泊ご希望の方は、その旨お書き下さい。
※定員30名ですので、お早めにお申し込み下さい。
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皆様との出会いを心から楽しみにしております。
株式会社オークニー 森亮
ここギコさんの「Where2.0雑感」雑感で、
それらの大半が成功するように思えないというのは判らないでもないのですが、その辺をフォローして育てていくのがオープンソース系の役割ではないのかなとか思ったり。
とあったが、これは私が書いた、
「アメリカでは本当に気軽にビジネスを始めてしまうんだなぁ...ほとんどの会社がここ数ヶ月内に始めたばかりで、ビジネスモデルが見えないので私には彼らが成功するようには思えない。」
の趣旨と論旨がずれているので補足を少し。
Where2.0で登場した新興のPSP達は、純粋にビジネスの成功を目的として、自己あるいは投資家から資金を集めている。たまたま彼らが地図系Mush upの分野にビジネスチャンスを感じたからに過ぎない。それを反映して、会場での質問の多くは、彼らのビジネスモデルの成立に疑義を感じて回答を要求するものだった。それはまるで投資家が行う質問のようでもあり、回答する側はかなり苦しんでいた。
それを踏まえ、ビジネスの成功が目的であれば、その視点から成功するしないの可能性を私はコメントしたに過ぎない。PSPは全て自己責任で、ルールに則って積極的にビジネスの成功にトライするのが良いと思う。
新興のPSPの中には、オープンソースツールを使っているところも、そうでないところもあるだろう。だから一様にオープンソースコミュニティが、そうした人たちをフォローするべきものとは私は思っていない。オープンソースコミュニティは誰をも平等にフォローするだけである。
ところで、オープンソースは、知恵を共有するエコシステムであり、皆で使いながら良くしていくものだ。オープンソースコミュニティの活動が、結果として新興のPSPを含み、多数の人に活用のチャンスを提供することは大変良いことである。
日本で時々聞かれる誤解としては、オープンソースコミュニティへの貢献=ソースコードの貢献というものだが、そんなことはない。参加者はそれぞれの得意分野で貢献をする。ある人はプログラムそのものを提供し、ある人は不具合を修正し、ある人は普及活動を行い、ある人は支援金を支払う。現に、OSGeo財団において、今最も重要視されている分野の1つがプロモーション(visibility)である。
オープンソースの場合、お金儲けだけを目的としても、常にものすごい競争が働くので一人勝ちがまずできないし、いつでも誰でもどんな形でもビジネス・非ビジネス問わずして参加できるという、大変フェアな世界である。私はこのフェアな部分が大好きである。
ということで、
まあ、とは言え、ビジネスモデルの見えないPSPはオープンソースGISコンサルタントにすら払うコストも節約するため、オープンソースなだけに自分達で開発するかもしれないし、横浜スローライフさんとしてはビジネスのパートナーとしては視野に入れてないのかもしれないけど。
ねねさん、これって本気?(ウチが儲かってたなら書いてもいいけど :-) )