オープンソースによる地理空間情報の祭典であるFOSS4G、先週の金曜日(ハンズオンセッション)、土曜日(コアデイ)に東京大学駒場リサーチキャンパスで開催された。
金曜日はハンズオンデイ
FOSS4Gでのハンズオンは、実はそれほど宣伝できていないが、徐々に参加者が増大しつつある。定番のテーマだけで無く、ベクトルタイルやCesiumなどの、その年の旬なテーマのものも用意された。こういうことが素早く出来るのがOSGeoのコミュニティだ。
ハンズオンの様子
ハンズオンセッションは、3時間で一コマ、午前、午後それぞれ開催された。参加者の多くは、午前と午後のそれぞれからお気に入りのテーマを選ぶ。
土曜日はコアデイ
コアデイはセッション主体で、コンベンションホールでの開催。
基調講演その1は国土地理院
「FOSS4Gと地理院地図」というタイトルで 、国土交通省 国土地理院 地理空間情報部の出口智恵様からの講演。前週の奈良と基本は同じだが、某「上司」が会場に来ているので、緊張しているとか・・・(全然そんな感じは無かったです)
基調講演その2は海外ゲストのマウリシオさん
「From warping maps to spacetime: geospatial journey through NYPL (地図の位置合わせから時空まで:ニューヨーク公共図書館での地理空間旅行)」というタイトルで、The NewYork Public Library: ニューヨーク公共図書館のMauricio Giraldo氏からの講演。直後の質疑応答で予算に関する質問が出て、NYPLは研究予算が結構潤沢に用意されていることが判明して、各所からうらやむ声が・・・
来場者は100名を超えた
土曜の午前中にもかかわらず、基調講演には予想を超える100人以上が集まり、関心の高さが示された。
スペシャルセッション
OSGeo財団日本支部10周年を記念したスペシャルセッションとして「Archive×FOSS4G」を企画した。ゲストは首都大学東京の渡邉先生、国立情報学研究所北本氏、北海道森町役場の山形氏の豪華3名。3名とも写真と時間と空間で整理して次の世代に伝えていきたいという思いは共通していて、大変共感できた。
パネルディスカッション
3者それぞれの気鋭の取り組みを説明していただいた後は、東大CSISの瀬戸さんがモデレータとなってパネルディスカッション。こうしたテーマでのディスカッションは初めてかも。
さて、FOSS4Gは昼間が充実しているだけではない。「みんなだいすき懇親会」は、コミュニティの交流の場であり、刺激に溢れたトークの機会でもある。
乾杯!
用意したピザに「GPS」の文字
さすが細かな演出が冴えている運営スタッフの皆さん!
ライトニングトーク
5分間一本勝負のライトニングトークは、FOSS4Gの定番行事、しかも年々人気が高まっている。今年も、このためにネタを熟慮して参加した人が10名少々。伝統芸能化している某K山さんや、最近めきめきと評価を上げている即興芸人の某O橋さんとか、実にキャラが立っている。
皆で記念撮影
これほど楽しく充実したジオ系のイベントが日本で他にあるのだろうかな、と思う。
ところで、今回は私がオークニーの経営者としてではなく、純粋に個人の立場で関われた点で、とても新鮮であった。昨年までは会社を背負って、その利害関係も少し意識しながらやらざるを得なかったのだが、そこから開放された今回、本当に楽しかった。以前の立場に問題があったと言っているのでは無く、「背負い込む」というのは結構ストレスなんだなということだ。ゲストのマウリシオさんとアメリカ大統領選挙などの旬な話題も含めて、いろいろ話ができた。懇親会の後、さらに2次会に参加して、ほろ酔い気分で帰宅するのも、また楽しいことだなと思った。施設を提供して下さっている東大CSIS、運営スタッフ、登壇者、そして参加された皆さんに感謝。
金曜日はハンズオンデイ
FOSS4Gでのハンズオンは、実はそれほど宣伝できていないが、徐々に参加者が増大しつつある。定番のテーマだけで無く、ベクトルタイルやCesiumなどの、その年の旬なテーマのものも用意された。こういうことが素早く出来るのがOSGeoのコミュニティだ。
ハンズオンの様子
ハンズオンセッションは、3時間で一コマ、午前、午後それぞれ開催された。参加者の多くは、午前と午後のそれぞれからお気に入りのテーマを選ぶ。
土曜日はコアデイ
コアデイはセッション主体で、コンベンションホールでの開催。
基調講演その1は国土地理院
「FOSS4Gと地理院地図」というタイトルで 、国土交通省 国土地理院 地理空間情報部の出口智恵様からの講演。前週の奈良と基本は同じだが、某「上司」が会場に来ているので、緊張しているとか・・・(全然そんな感じは無かったです)
基調講演その2は海外ゲストのマウリシオさん
「From warping maps to spacetime: geospatial journey through NYPL (地図の位置合わせから時空まで:ニューヨーク公共図書館での地理空間旅行)」というタイトルで、The NewYork Public Library: ニューヨーク公共図書館のMauricio Giraldo氏からの講演。直後の質疑応答で予算に関する質問が出て、NYPLは研究予算が結構潤沢に用意されていることが判明して、各所からうらやむ声が・・・
来場者は100名を超えた
土曜の午前中にもかかわらず、基調講演には予想を超える100人以上が集まり、関心の高さが示された。
スペシャルセッション
OSGeo財団日本支部10周年を記念したスペシャルセッションとして「Archive×FOSS4G」を企画した。ゲストは首都大学東京の渡邉先生、国立情報学研究所北本氏、北海道森町役場の山形氏の豪華3名。3名とも写真と時間と空間で整理して次の世代に伝えていきたいという思いは共通していて、大変共感できた。
パネルディスカッション
3者それぞれの気鋭の取り組みを説明していただいた後は、東大CSISの瀬戸さんがモデレータとなってパネルディスカッション。こうしたテーマでのディスカッションは初めてかも。
さて、FOSS4Gは昼間が充実しているだけではない。「みんなだいすき懇親会」は、コミュニティの交流の場であり、刺激に溢れたトークの機会でもある。
乾杯!
用意したピザに「GPS」の文字
さすが細かな演出が冴えている運営スタッフの皆さん!
ライトニングトーク
5分間一本勝負のライトニングトークは、FOSS4Gの定番行事、しかも年々人気が高まっている。今年も、このためにネタを熟慮して参加した人が10名少々。伝統芸能化している某K山さんや、最近めきめきと評価を上げている即興芸人の某O橋さんとか、実にキャラが立っている。
皆で記念撮影
これほど楽しく充実したジオ系のイベントが日本で他にあるのだろうかな、と思う。
ところで、今回は私がオークニーの経営者としてではなく、純粋に個人の立場で関われた点で、とても新鮮であった。昨年までは会社を背負って、その利害関係も少し意識しながらやらざるを得なかったのだが、そこから開放された今回、本当に楽しかった。以前の立場に問題があったと言っているのでは無く、「背負い込む」というのは結構ストレスなんだなということだ。ゲストのマウリシオさんとアメリカ大統領選挙などの旬な話題も含めて、いろいろ話ができた。懇親会の後、さらに2次会に参加して、ほろ酔い気分で帰宅するのも、また楽しいことだなと思った。施設を提供して下さっている東大CSIS、運営スタッフ、登壇者、そして参加された皆さんに感謝。
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