C#のMapServer MapScript

NET framework上でMapServerアプリケーションを構築する際に利用可能なC#のMapScriptインターフェイスがリリースされている。

これにより、WindowsプラットフォームでVisual Studio .NET 2003や2005のC#コンパイラを使ってMapScriptがコンパイル可能となる。

MapServerの動的なアプリケーションを作成する上で、MapScriptは重要な役割を果たすが、最もユーザーベースの多いPHP以外にも、Java、Pythonも知られている。ユーザーベースが少ない場合、未修正の既知のバグはもちろん、どこかに未知のバグが潜んでいるおそれがある。今回のC#もそういう意味ではまだこなれていないところがあると思うので、可用性や安定性が求められるシステムでの採用は慎重になった方がよいかもしれないが、ともかく商用製品ではなかなかやってくれないことをMapServerは実現している。

プラットフォームやスクリプティング言語に自由な選択肢を与えるところが、オープンソースプロジェクトの素晴らしい特長でもあるとつくづく思う次第。