「リング」の輪２

最近、個人的にお気に入りの女優に木村多江という人がいる。以前からＣＭなどで顔は知っていて、「いいなぁ」と思っていたのだが、名前を覚えたのはつい最近だ。連続ドラマの主役を張るタイプではなさそうだし（本人もそういう野心はなさそうに見える）、知ってる人もそんなにいないと思っていたのだが、割と熱心がファンが多いらしい。

さて、その木村多江が先日婚約を発表した。これも知ってる人いるかな？（笑）　で、それを伝えるスポーツ新聞の記事に彼女のプロフィールが載っていて、“１９９０年に舞台デビュー”ふむふむ、なんて読んでいたら、“１９９９年ドラマ「リング」の貞子役でブレイク”と書いてあったのでたまげてしまった。なに、貞子役！？　その１９９９年のドラマとは、ジャスミンさんやａｓａｍｉさんも見ていたという、オリジナル・ラブの「ＳＴＡＲＳ」が主題歌だった、あのドラマである（前の記事のコメント欄参照）。僕も見ていた。つまらんと思いつつ、最終回まで毎週見てしまった。あれに木村多江が出ていたとは。しかも、貞子役で。確かに、貞子は何度も登場したけど、長い髪で顔を隠しての登場だったから、はっきり言って誰が演じても同じだと思ってた。ほんと、顔がちゃんと映った事があっただろうか。でも、どうやらあれが木村多江だったらしく、しかもそれで知名度が上がったらしいのである。どういうこっちゃ。

ま、落ち着いて考えれば（？）、前回も書いたように、小説「リング」に登場する貞子は、絶世の美女なのだから、ドラマ化（映画化）する時には美人女優を起用するのは当たり前で、その点ではドラマ「リング」で木村多江が貞子を演じるのは、正しい選択なのである。ただ、木村多江は非常に品のある美人だが、尋常ならざる美人、という感じではないので、あまりハマリ役とは思えないけど。それにしても驚いた。木村多江が貞子．．．

余談だが、その木村多江の結婚相手は広告代理店勤務だそうだ。僕が、広告代理店を羨ましいと思うのは、こんな時だ（爆）　高収入でしかも美人女優と結婚出来て．．．その代わり仕事はキツいらしいよ、とはよく聞くが、高い給料貰って美人の嫁さんがいれば、仕事がキツいくらいがなんだ（笑）　そんな事で文句言っちゃいかん。高収入と美人妻、これだけで通常の何倍もの幸せを手にしているのだから、一般人の数倍は働いて貰わないと不公平だ（笑）　そういえば、黒木瞳の亭主も広告代理店だったな。もし、大手広告代理店で社員が夫人を同伴してのパーティなんてものを開催したら、物凄い光景だろうね。女優・タレント・モデルが大集合だ。つくづく羨ましい。地味な会社で地味に働く地味な中年からすると、そういう世界が時々凄く羨ましく思えるのである（爆）