開高健記念館に行ってきたのである。
芥川賞作家でもある開高健は、元々大阪の出身だが、44歳の時茅ヶ崎に引っ越してきて、そのまま亡くなるまで茅ヶ崎で暮らしていた事は、知られているようないないような(笑) その、開高健が住んでいた邸宅が、10年程前に記念館として一般開放された。記念館があるのは知ってたけど、行くのは初めて。茅ヶ崎市内の閑静な住宅街の一角だった。
開高健の書斎だそうな。なかなか居心地良さそうだった。
ごしんまりとした、だけど季節感溢れる、いい庭だった。
館内で売られていたポストカードのうちの一枚。この言葉は知ってたけど、開高健とは知らなかった。
昭和39年の東京オリンピックの前年、開高健はオリンピック前の東京を一年間書き続けたルポを発表している。館内でも売られていたので、買ってみた。再び東京にオリンピックを迎える昨今、昭和30年代後半の東京を捉えたルポをじっくり読んでみようと思った師走のとある休日なのであった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます