日々の覚書

MFCオーナーのブログ

想い出のアルバム-THE BEATLES

2007年06月21日 23時56分58秒 | 想い出のアルバムシリーズ

Thebeatles_red

ザ・ビートルズ 1962年~1966年

Disc1
1.ラブ・ミー・ドゥー
2.プリーズ・プリーズ・ミー
3.フロム・ミー・トゥー・ユー

4.シー・ラブズ・ユー
5.抱きしめたい
6.オール・マイ・ラビング

7.キャント・バイ・ミー・ラブ
8.ビートルズがやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ!
9.アンド・アイ・ラブ・ハー
10.エイト・デイズ・ア・ウィーク
11.アイ・フィール・ファイン
12.涙の乗車券

13.イエスタデイ
Disc2
1.ヘルプ
2.悲しみはぶっとばせ
3.恋を抱きしめよう
4.デイ・トリッパー
5.ドライブ・マイ・カー
6.ノーウェジアン・ウッド(ノルウェーの森)

7.ひとりぼっちのあいつ
8.ミッシェル
9.イン・マイ・ライフ
10.ガール
11.ペイパーバック・ライター
12.エリナー・リグビー
13.イエロー・サブマリン

Thebeatles_blue

ザ・ビートルズ 1967年~1970年

Disc1
1.ストロベリー・フィールズ・フォーエバー 
2.ペニー・レイン
3.サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド 
4.ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ 

5.ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ
6.ア・デイ・イン・ザ・ライフ 
7.愛こそはすべて

8.アイ・アム・ザ・ウォルラス 
9.ハロー・グッドバイ
10.フール・オン・ザ・ヒル
11.マジカル・ミステリー・ツアー
12.レディ・マドンナ

13.ヘイ・ジュード
14.レボリューション
Disc2
1.バック・イン・ザ・USSR

2.ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス 
3.オブラディ・オブラダ 
4.ゲット・バック
5.ドント・レット・ミー・ダウン 

6.ジョンとヨーコのバラード 
7.オールド・ブラウン・シュー
8.ヒア・カムズ・ザ・サン
9.カム・トゥゲザー
10.サムシング
11.オクトパス・ガーデン 

12.レット・イット・ビー
13.アクロス・ザ・ユニバース 
14.ロング・アンド・ワインディング・ロード

現在40代の洋楽好きにとって、ビートルズとの出会いは『サージェント・ペパーズ』でも『アビー・ロード』でもなく、この2種類のベスト盤だった、という人がほとんどのはずである。実は、僕もそう(笑) ジャケットデザインも秀逸なこのベスト2種、周囲にも持ってるのが多かった。赤・青両方持ってる、という人は少なかったのが、不思議というか納得というか(笑) ま、しかし、この2枚があれば、ビートルズは一通りカバーできる。シングル曲もアルバム・トラックもバランスよく聴ける。本当に、“ベスト・オブ・ベスト”と呼ぶにふさわしいベスト盤なのである。

このベスト盤が出たのは、70年代前半だそうで、ジョージ・ハリスンが選曲を担当した、と後に聞いて驚いてしまったが、よく考えれば納得だ。ジョンとポールという2人の天才が牽引したビートルズというバンドを、客観的かつ愛情を持って評価できるのは、メンバーであるジョージしかいないだろう。実際、完璧な選曲だ。なんたって、自分の曲を4曲しか選んでいないのが、奥ゆかしくてよろしい(笑) けど、その4曲がこれ以上ないという必殺チューンであるのも、また彼らしい。自分をよく分かっている人なのだ。ジョンやポールも、この点ではジョージにかなうまい(笑)

前述したように、必ずしもヒット曲ばかりではないのだが、「イン・マイ・ライフ」「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」「フール・オン・ザ・ヒル」といった曲が、今でも名曲として人気が高いのは、このベスト盤に収録されたからなのではないか、とすら思える。文字通り、この2枚でビートルズの全貌を知る事ができるのだ。

てな訳で、ビートルズの想い出のアルバムといったら『赤盤』もしくは『青盤』という人は多いと思う。特に40代(笑)

ついでに言うと、僕にとって、もう一枚ビートルズ想い出の一枚がある。それは、

Rocknrollmusic2

ロックンロール・ミュージック』である。1976年という、アメリカ建国200年つーかビートルズ来日10周年つーか(笑)、とにかく1976年に出た編集盤だ。この頃、よくFMでかかっていたので、耳にする事も多かった。もしかすると、『赤盤』『青盤』より先に聴いてたかもしれない。タイトル通り、ビートルズのロックロール・ナンバーを集めたアルバムで、カバーがほとんどなのだが、「ヘルター・スケルター」「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」といったオリジナル曲も収録され、ほんとカッコいいアルバムだった。収録曲のリストを掲載できないのが、実に残念だ(笑)

という訳で、我々の世代は、この『赤盤』『青盤』『ロックンロール・ミュージック』がビートルズへの入り口であったのである。なので、早いとこ『ロックンロール・ミュージック』をCD化してもらいたい。自分で編集すれば、と言ってしまえばそれまでなんだけど(笑)

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20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そうですねー、その通り! (マコ)
2007-06-22 18:25:56
そうですねー、その通り!
この2枚が衝撃的な出会いだったですよ。
全部揃えたのはうんと後になってからだったなー
返信する
まだ音楽業界に「こだわり」や「良心」が感じられ... (JunGreen)
2007-06-22 19:35:24
まだ音楽業界に「こだわり」や「良心」が感じられた時代の
良い意味でのベスト盤の好例どしたね…

CD,レンタル、ダウンロード、DVD…時代は変わり
次々と新しいシステムは生まれて行くのに
「音楽そのもの」が希薄になって行くのは気のせいか?

今から「白盤」をアナログプレイヤーに載せて
バーボン片手にデスクワークします…
今日は2枚組が御題の日…
「馬熊」「生演奏日本」「永遠の詩」「海洋地形学」
「生殺」「四部作」「武道館」…ライブが多いなぁ(笑)
返信する
私の場合、1981年頃「ザ・ビートルズ・バラー... (にゅーめん)
2007-06-22 19:40:34
私の場合、1981年頃「ザ・ビートルズ・バラード・20」というLPが最初でした。
当時、横溝正史の「悪霊島」が映画化され、「Let It Be」がサントラとして使われていました。
「ロックンロールミュージック」懐かしいです。
私はバラ売りのを1枚づつ買いました。
それと「ラブ・ソングス」という大人しめの曲を集めた2枚組LPも買いました。
赤盤と青盤、私は青盤のほうが好きでした。

返信する
おぉ~!同志!!(まだ私も40代だ!) (メリー)
2007-06-22 19:42:03
おぉ~!同志!!(まだ私も40代だ!)
最近になって、セッションのためにホワイトアルバムを聴くようになっても、
やっぱり、「Bach In The U.S.S.R.」が終わると、「Dear Prudence」ではなく
「While My Guitar Gently Weeps」のイントロが頭に浮かび
その後は、「Ob-La-Di, Ob-La-Da」と続くのです。
でも、この2枚、小遣いはたいて買ったのに、
昔の彼氏に貸したまま返してもらえず、
そういう意味でも、思い出深いアルバムですわ(苦笑)
返信する
同世代ということで(笑) (Brenda)
2007-06-22 22:42:46
同世代ということで(笑)

シングルでは持ってたけど
アルバムはこの二枚一気買いしたのが最初でした。

ちなみに「青派」です(聞いてない?)
返信する
おぉ、またBネタですな。ってなんか伏線でもある... (いまち)
2007-06-22 23:19:12
おぉ、またBネタですな。ってなんか伏線でもあるのでしょうか?(笑)
ふむふむ、皆さん同年代ですなあ。自分も初めてのアルバムは青ですね。兄貴が買ってきたのだけど、なんで買う気になったのか本人も覚えてないみたいです。自分が小学校5年くらいのときだったかな?
初めて聞いたときの印象は、カーペンターズの方がええやん、でした(爆)
その前にBとは知らなくて、TVジョッキーのCMのエドウィン(だったっけ?)でかかっていたシーラブズユーにぞっこんだったのですが(誰かのカバーだったみたいですが)、後に赤を買った(兄貴が・爆)ときに、あぁ、あの曲だ!と感激しました。
ロックンロールミュージック・・・よろしい、大変よろしい。銀ピカジャケ、指のとこが少々盛り上がっているのもなかなか小ネタで趣があります。(意味不明)
その次のラブソングスは、ちょっとアイタタタ、でしたけどね(爆)
あー、この辺りのことはほんとネタがつきませんね。
返信する
書き忘れましたが、自分がよく行く六本木キャヴァ... (いまち)
2007-06-22 23:33:38
書き忘れましたが、自分がよく行く六本木キャヴァンクラブ(B専科のライヴハウスです)の姉妹店が大阪にもありますので、よろしければどうぞ。(広報か・爆)
こちら↓
http://www.cavern-club.com/index.html
返信する
青派です (`~´) 2対0 (マコ)
2007-06-23 07:37:06
青派です (`~´) 2対0
返信する
♪マコちゃん (MFCオーナー)
2007-06-23 13:56:21
♪マコちゃん

>この2枚が衝撃的な出会いだったですよ
ほんと、そうでしたよね~^^ 色々な意味で完璧なベスト盤でした。
>青派です (`~´) 2対0
3対0ですよ^^; 
僕はどっちでしょうか。持ってるのは「赤」だけなんですけど(笑)

♪Jun Greenさん

>まだ音楽業界に「こだわり」や「良心」が感じられた時代の、良い意味でのベスト盤の好例どしたね
やたらとベスト盤が乱発される昨今にあって、編集盤が少ないビートルズやツェッペリンには心意気を感じます。唯一といっていいベスト盤「赤」「青」は、おっしゃる通り実に良心的な内容ですよね。
>「音楽そのもの」が希薄になって行くのは気のせいか
それは、僕も感じます。なんというか、単に音楽が消費物になっているような気がしますが、10年後20年後も聴き継がれていくのは、果たしてどれだけあるのか。もちろん、聴き手の意識の問題もありますが。しかし、そう考えると、使い減りしないビートルズは凄い存在です。
>今日は2枚組が御題の日
LP2枚組って、かつてはお宝を買ったような気になったものです(笑) 特にライブ盤はやっぱ2枚組じゃなきゃ、って感じですね。ちなみに、初めて買った2枚組は「生殺」でした(笑)

♪にゅーめんさん

>横溝正史の「悪霊島」が映画化され、「Let It Be」がサントラとして使われていました
確か、当時「レット・イット・ビー」と「ゲット・バック」の映画に使われた曲をカップリングしたドーナツ盤が日本のみで発売されましたが、これは世界中でレアアイテムになってて、ビートルズ関連オークションの目玉らしいですね。
>「ロックンロールミュージック」懐かしいです
そういえば、バラ売りもされたんですよね。CD化はされないのでしょうか? 近年出ているビートルズ関連作品より、ずっといい内容と思いますが。

♪メリーさん

>おぉ~!同志!!(まだ私も40代だ!)
感激の極みであります(笑)
>でも、この2枚、小遣いはたいて買ったのに、昔の彼氏に貸したまま返してもらえず
想い出といっても、人それぞれ色々あるんですね(笑) 今からでも遅くないです。返還要求訴訟を起こしましょう(爆)

♪Brendaさん

>同世代ということで
お待ちしてました(爆)
>アルバムはこの二枚一気買いしたのが最初でした
この2枚、単価も結構高かった記憶があるので、十代の頃には手が出なかったんですが、両方一気買いされたとはすごい。なんて男らしいんでしょ(違)

♪いまちさん

>なんか伏線でもあるのでしょうか
むふふふ。近日中に明らかになります(思わせぶり)
>初めて聞いたときの印象は、カーペンターズの方がええやん、でした
70年代中頃には、ビートルズvsカーペンターズなんてファンの図式がありました。今では信じられませんが。「ヘルプ」はビートルズ版とカーペーンターズ版どっちがいいか、なんてマジに論争してた記憶が(爆)
>銀ピカジャケ、指のとこが少々盛り上がっているのもなかなか小ネタで趣があります
おお、そういうマニアックな小ネタ、好きです(爆)
>この辺りのことはほんとネタがつきませんね
今度、是非ゆっくりと語り合いましょう。クイーンより盛り上がったりして(爆)
>六本木キャヴァンクラブ(B専科のライヴハウスです)の姉妹店が大阪にもあります
それは良い事を聞きました。近いうちに行ってみます。BBAアビーロードバンドも、ここで巡業するか(爆)
返信する
赤盤、青盤を、ジョージ・ハリスンが選曲を担当し... (那由他)
2007-06-23 14:45:20
赤盤、青盤を、ジョージ・ハリスンが選曲を担当した、と言うことは知りませんでした。
ジャケットが、とてもしゃれてますね。
若い頃の4人と、年を重ねた4人が、同じ場所で同じ位置に立って、見下ろしてる…。
ビートルズのレコードジャケットは、たいていどれも、センスがいいなぁと思います。

私は、このレコードを買ってません。
というか、多分、2枚組みで値段が高かったから、買えなかったんだと思います。
2枚組みで2冊買うと当時、いくらぐらいしたのかなぁ。
お小使い、お年玉をためて、シングルレコードやアルバムをちまちまと買っていました。

今は、レコードプレーヤーをもっていないので、レコードのビートルズの曲が聴けないからと、数年前、それじゃと思って赤盤、青盤のCDを、やっと大人買いしました。


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