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MFCオーナーのブログ

バッド・カンパニー・コンサート・レポート

2010年10月27日 23時07分44秒 | ライブレポート

それにしても、ポール・ロジャースは凄い。

知ってる人は知ってるけど(笑)、バッド・カンパニーが来日してジャパン・ツアーを行なったのである。福岡、名古屋、大阪、東京の4ヶ所で6公演。なんと、35年ぶりの日本公演。長生きはするものだ(笑)

バッド・カンパニーである。しかも、故ボズ・バレルを除くオリジナル・メンバー、すなわち、ポール・ロジャース、ミック・ラルフス、サイモン・カークによるバッド・カンパニーである。確かに、ポール・ロジャースを生で見た事はある。しかし、バッド・カンパニーは未経験だ。これは絶対見なくてはならない。と、勢い込んでチケットを買った。2010年10月25日、場所は東京国際フォーラム。

コンサート当日、関東地方は朝からどんよりとした天気で、今にも雨が降りそうな感じだったが、何とか夕方まで持ちこたえた。開場時刻少し前に東京国際フォーラムに到着し、開場を待つ列の後ろから見てみると、案外と若い人が多い。20代もいたのではなかろうか。もちろん、我々の世代或いはもう少し上、が一番多かったのだが(笑)

場内に入ると、まず席を確認し(毎回恒例)、グッズ売り場に並ぶ(これも毎回恒例)。で、Tシャツ購入後、ビールを飲んで、席に戻るとりんじぃさんがいた^^

定刻になると、まずは前座登場。スティーブ・ロジャース、もしかしてポール・ロジャースの息子? 何しろ、今回のジャパン・ツアーに関しては全く情報を仕入れておらず、よって何も知らないのである。ミック・ラルフスが手術の為急遽不参加となった、なんて当日の場内アナウンスで知ったくらいで^^; でも、そのスティーブ・ロジャース、ギター抱えての弾き語りであったが、堂々たる歌いっぷりで、豊かな声量や正確な音程は父親譲りという感じだった(息子だと決めつけている。笑)。さすがに声までは似てなかったけど。全部で7曲披露したはずだけど(全曲自作と思われる)、曲調まで似ていて、さすがカエルの子はカエルかな、なんて思ったりして(笑)

さて、スティーブ・ロジャースのステージが30分程で終わり、比較的短い休憩の後、場内が暗転。けどBGMは鳴りっ放し。まだ始まらないのか、と思ったらBGMが完全に消える前に演奏が始まった(笑)

ここで、うろおぼえセットリストを。

1. Rock And Roll Fantasy
2. Honey Child
3. Gone, Gone, Gone
4. Burnin' Sky
5. Oh Atlanta
6. Seagull
7. Rock Steday

8.
9.
10.
11. Feel Like Makin' Love
12. Shooting Star
13. Can't Get Enough
14. Movin' On

(Encore)
15. Bad Company
16. Ready For Love

8.9.10の3曲は知らない曲だった。不勉強で申し訳ない^^; それ以外は定番と言えば定番だけど、案外シブい曲もやってる。『ディソレーション・エンジェル』からの「ゴーン・ゴーン・ゴーン」「オー・アトランタ」なんて、めちゃ意外。1stからの曲が6曲と多いのは、やはり当然か?(笑) なんたってバドカンという訳で、ノリのいい曲ぱかりで、実に良かった。選曲はバッチリ。欲を言えば、「グッド・ラビン・ゴーン・バッド」「ディール・ウィズ・ザ・プリチャー」なんかも聴きたかったな(笑)

しかし、それにしてもポール・ロジャースは凄い。一体、この人何歳なのだ? 61歳?? 衰えを知らぬ容姿と歌声。なんという若々しさ。筋骨隆々のタンクトップ姿は、遠目に見てもとても還暦を過ぎた爺さん(失礼!)には見えない。声の張りも声量も素晴らしい。コンサートが始まり、ポール・ロジャースが歌い始めた瞬間、バックの音が霞んでしまったように感じたのは僕だけか? 弾き語りの「シーガル」も、涙が出るくらい素晴らしかったし。バッド・カンパニーとは言うものの、結局はポール・ロジャースのライブみたいになってたような気がしないでもない(だから、どっちなんだ?笑)

とは言いつつも、ロジャース、カークにサポート2名(ハワード・リーズとリン・ソレンセン、だと思う)を加えた4人によるステージ、なかなかに楽しめるものだった。途中参加したギターの人、名前なんて言ったっけ?(笑) ただ、敢えて言うと、サイモン・カークのプレイには、やや不満が残った。なんというか、ノリが悪いというかメリハリがないというか。衰えを知らぬポール・ロジャースと比較してしまうと、余計に気になってしまう。確かに、あちこちで“らしい”プレイはあったんだけど。

と、そんな訳で、ポール・ロジャースの素晴らしさに圧倒され、感動してしまった1時間半であった。アッという間だったね。ポール・ロジャースはやっぱり凄い。

相変わらず、簡単なレポで申し訳ない(笑) 

で、今回の収穫。

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なかなかカッコいいでしょ^^

コメント (10)
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