ソウルカメラのbiog より転載させて頂きます。

サウル~あなた方は全員がお互いの鏡であることを忘れないでください。
2014年7月13日 ジョン・スモールマン経由
全ては「一つ」です。あなた方全員が既に何度も何度もこれを聞きました。しかし、人間として(一見個別に分離しているようである個人として)あなた方がこの絶対的な「真実」を本当に理解することは、非常に困難です。どうも幻想では、分離が強烈にリアルなようです。特に、家族や愛する者との突然で予期せぬ別れが起こる場合には、それもひとしおです。そのことであなたがくよくよする時に、一個人であることの強烈な個別性の感覚に襲われます。でも、心から愛する誰かをあなたが身体的に抱きしめている瞬間は別です。その時あなたは、自分が一個人であることが嬉しくて嬉しくてなりません。その時あなたは、よそよそしい表面上の他人の間でさまよいながら日々の雑事に従事する時とは、全く別です。ところが、あなた方のほとんどの人達は先ず間違いなく、実際に他の誰かと一つでありたいとは、思わないのです。たとえ、最も心から愛する人とであってもです。何故ならばあなた方は、自分自身が個人であることの私的な体験を非常に高く買っており、個人であることの個性を失ったら、愛する人達が去ってしまうのではないかと恐れるからです。それに加えて、勿論あなた方は、他人が体験する不愉快とか痛みとか苦しみを、少しでも自分が体験したくはありません。
しかし、「一体性」には喜びしかありません! 苦しみや痛みは幻想のものであり、幻想が溶解する時には、それらは永遠におさらばします。そしてあなた方は自分自身の内側深くで、このことを知っています。だからこそ、あなたが恋におちると、たとえ一時的にしか過ぎないとしても、愛する相手と結合したいと欲するのです。あなた方には、「一体性」のかすかな記憶があります。その状態の喜びとエクスタシーの記憶がかすかにあるのです。愛し合う相手を外に捜し求めている時には、あなたはその「一体性」の状態を探しているのです。直接的に「神」を捜し求める宗旨的な独身者の道を選ぶ場合であっても、同じです。この二つを組み合わせた道を辿ることにしようと決める場合でさえも、同じです。
あなた方は、独りであるようには造られませんでした。あなた方は、あなた方の「ソース」(「神」)と「一つ」であるように創造されたのです。そしてそれは、本当に素朴に存在している状態のことなのです;それがあなたの自然な状態です。あなたがそれほどにも必死に捜し求めているのが、その状態です。その状態を死にものぐるいで捜し求めながらも、一個の人間としては決して見つけることが出来ないのは、幻想があなたを「本当の現実」に対して盲目にするからです。幻想が「本当の現実」をあなたから隠すからです。人類は全般として、遂に集合的にこのことを理解するに至りました。とはいえ一般的には、あなた方の大部分の人達が個人的に意識してこのことに気づいているというわけではありません。従ってあなた方の多くが、幻想内で「本当の現実」の代替品を捜して見つけようとし続けます。長続きする満足も充足も決してもたらすことのない、それどころか、しばしばかなりの痛み苦しみをもたらす、代替品を。
あなた方は今、この「自分たちは本当に全員『一つ』である」という驚くべき真実に、気づいているようになるところです。この気づきが増すと、あなた方の一人一人の内に永遠に消えることなく燃えている「愛」の神聖な炎も、その強さと激しさを増します。ときどきあなた方はその「愛」を感じて、素晴らしい心持ちがします。しかし、幻想での日常生活の雑念があなたを引きずり落とします。そしてあなたは自分の感覚の正確さを疑い始めるというわけです。それらをファンタジー(非現実的な夢物語)だとして退けてしまうのです。この現実が幻想なのですから、人間として存在することによる日常の雑事の方こそが、非現実なのです。
さしたる理由もなく気分が高揚し、力がみなぎり、楽しげに感じる時は、その感覚を受け入れてください。それを歓迎してください。その感覚がさらにもっと流れ込んで来れるように、ハートをさらに広く大きく開かせてください。何故ならばそれこそが、とても多くの人達が話している、「愛のTSUNAMI」なのですから。あなたが痛み、苦しみ、悲しみ、その他類似した感覚にフォーカスする時には、事実上あなたは、自分のハートへの玄関をブロックして「愛」を閉め出しているのです。そうするのではなく、この種の感覚を体験する時には、それらをただ受け入れてください。そうした後に、それらを溶かすために、「愛」を招き入れてください。「愛」には無限のパワーがあり、「それ(愛)」と合致しないものはなんでも溶かしてしまいます。そして「愛」がそうする時、「愛」は単に、もや(幻想が造られる霧)を吹き払っているのです。幻想は、実際のところ、単なる煙と鏡(見せ物の奇術)に過ぎないのです。あなた方がするべきことは、「愛」が幻想を吹き払うのを許すこと、ただそれだけです。
「愛」という考えは、しばしばあなた方の多くを震え上がらせます。そうなってしまうのは、幻想内では、それが誰か他の人のために自分を犠牲にするという、自己否定の意味になってしまうからです。しばしば、他人とか相手を気遣って自己を除外することが、利他主義と混同されてしまいがちです。子供たちは、自分の両親や年長者や「上司」に敬意を払うように育てられます。さらに悪いことに、彼らに逆らったり不平を言おうものなら、罪悪感をいだくようになることが、ざらです。
人間存在としての初期の形成的な時期に、子供たちは、独立性(幻想で生き残るために必要な能力)を学ぶことが出来るように、自己中心的な振る舞いをする必要があるのです。彼らが十代初期を通じて成熟するにつれて、両親が持つ優しさ、気前よさ、同情など(望まれる振る舞いです)、彼らが成長する間のほとんどの時間に両親によって示される振る舞いが、やすやすと学ばれます。やがて子供たちは、その例に従うのです。
とはいえ、しばしば次のようなことが起こります。ストレスが溜まっている両親が、操作、罪悪感、対立などを、示してしまうのです。そしてそうしたレッスンがよく学ばれてしまい、やがて実行されてしまうことになります。そうするとすぐ両親は、驚いてこう叫びます。「一体全体、何で子供たちはこんなに酷く振る舞うのか? 彼らは手に負えない。彼らに尽くしてあげたあげくがこれか。この恩知らずめ!」
あなた方は全員がお互いの鏡であることを忘れないでください。どんな状況においてでも、どんな交流においてでも ー 愛そうが憎もうが ー あなた方は、自分自身と対面しているのです。あなた方のほとんどの人にとって受け入れがたいのが、そのことです。自分自身を許してあげてください。相手を許してあげてください。あなたのハートに「愛」がその正当な場所を占めるのを、許してください。そこで「愛」が、愛情のないことの全てを溶かします。全くどんな形であれあなたが交流する人達全員に、(あなたが本当に願う通りに)「愛」がそれ自体を捧げて見事に輝き出します。
もう一度あなた方に念を押すことが、私には重要です。独りっきりで、ヤジから護られている、そのような時間を毎日捻出することの不可欠な重要性を、私はあなた方に強調します。そうしてこそあなたは、自分の直感にアクセスできるようになるのです。あなたの直感は、案内と慰めを提供しながら、慎ましくあなたに呼びかけています。それは、あなたの本当の「真我」の声です。「精霊」の声、あるいは、あなたのお気に入りの聖者か天使の声です(それは実際、あなたが定期的に語り合うスピリチュアル領域の誰もが皆の声です)。
あなたの援助要請 ー そのような要請をしている覚えすらないかもしれません ーに答えるスピリチュアル領域の誰かに対して、あなたには意識的な考えがない場合があり、彼らのあなたへの呼びかけにも応答にも、意識的に考えることはないかも知れません。 にもかかわらず、あなたが啓示的な洞察を受け取る場合、あるいは、忘れて良いことではないのに忘れていた、何か大切なことが心に浮かぶ場合、それは、スピリチュアル領域にいるあなたの友人と家族からの案内です。彼らに感謝することを忘れないでください!
ですが、あなたがその直感力(その優しい案内)にアクセスし得るのは、あなたのおしゃべりなマインドを一時的に黙らせる時だけです。それ故に、少なくとも一日一回は時間を捻出する必要があるのです。そうすればあなたは、無限の励ましと援助を受け取ります。あなたはそれを受け入れる必要があるだけです。そしてあなたは、それがもたらす平和の感覚を楽しめば良いだけなのです。
とてもとてもたくさんの愛を込めて、サウル。
http://johnsmallman.wordpress.com/2014/07/13/do-not-forget-that-you-are-all-mirrors-to-one-another/
翻訳 ソウルカメラ
http://blog.livedoor.jp/sourukamera/archives/39887486.html