ニコルの面会日、そして…

先日の日曜日は、ニコルの面会日でした。

先月同様、また雨ですよ。ニコちゃん雨女かい？

 

おりこうさんになったかな？

なった～！と言いたいところだけど、もうちょっとだね。

それでも先月会った時より、ずっと理解できるようになってました。

が、私が「ニコ～」って呼ぶと、いきなり飛びついてきて、白い服がさっそく泥だらけ。

おいおい、何を勉強してるんだい。…と思ったら私が訓練士に叱られました。

「あなた、なんでニコに飛びつけって言ってるの！」そう、いつもこんな風に叱られます。

「言ってません」って言っても訓練士には通用しません。

そりゃそうだ。しゃべれない犬を相手に訓練してるんだから「言ってなくてもニコはそう取るの」…ということです。

犬には言葉じゃなくて、態度って事ですよね。

まあ、これ、言い訳じゃないんだけど、飛びつかなくなってるか、ちょっとニコを試したんだけどね。

 

訓練は、○○しなくする…例えば吠えなくする、という事ではなく、「ダメ」と言ったらそれを止められるかが完成度の目安だと思います。

犬だって生きてるんだもの。絶対に吠えてはいけないなんて不自然ですよね。

「今は吠えちゃだめだよ」とか「ちょっと待っててね」とか、その時々の状況で犬が指示を理解してくれれば、お互いハッピーですからね。

 

その点、それをまるっきり理解できてないのが、約一名。

先月の面会日に、シュシュの事を相談していました。

犬に出会うと吠えまくるとか、ニコに容赦なく噛みつくとか。

冬の間は、車に留守番させて、一頭ずつ散歩できていたんですが、夏はどんなに早朝でも車には置いておけないし、そもそも一頭ずつでは時間もかかるし、私も体力的にキツイので、一緒に並んで歩けるようにしたいとか。

訓練士の石田さんは、ニコを３ヶ月預けるつもりなら、残り１ヶ月シュシュも預けてみれば？と言ってくれました。

ちなみにシュシュは今まで訓練に出してなかったんです。ちょっとだけ通いで石田さんに見てもらいましたが。

 

シュシュも訓練に出したら、犬のいない生活になってしまう。

今の家に住んで２５年、家に犬がいない日は１日たりとも無かったんです。

迷いました、この日まで。でも思い切ってお願いすることにしました。

 

ニコルは大型犬のフロア。

最初の犬ノエルの時は、ケージに入ってる犬がかわいそうだと思っていましたが、訓練が終わって家に帰ってくると、ケージが落ち着く場所になって、自分からケージに入るようになります。安心できる自分のお部屋です。

大型犬の犬舎は迫力があって、ここ、すごく好きです。なんならこのケージ１つ借りて、ここに住みたいくらいです。

人嫌いの石田さんには、間違いなく拒否されるだろうけど。

 

一方、シュシュは上のフロアの小型犬の犬舎。

ここ、こんなにきれいだけど、実はトイレです。

晴れた日は外のトイレだけど、雨の日はこの室内トイレのサークル内で用を済ませてから、自分のケージに入ります。換気もバッチリ、ニオイも無い。

石田さんは几帳面のキレイ好きなので、突然行っても犬舎が汚れていることはなく、犬もマメにシャンプーをしてくれるので、うちにいるよりきれいです。(苦笑)

小型犬が大嫌いなシュシュは、ここで少しは慣れてくれるかな？

石田さん曰く、ニコと同じケージに入れて慣らすそうなので、これから１ヶ月はシュシュの試練です。

シュシュ頑張れ～。帰って来たらたくさんたくさん遊んであげるからね。

 

私も試練です。テレワーク中の夫も月曜日は出社して、預けた次の日、さっそく私はひとりぼっち。

もう、淋しくて淋しくて。犬がいない生活がこんなにつまらないものだなんて。再認識しました。

心に穴が開いたというか、なんかぽか～んとしたり、じわっーと涙が出たりで、４日めにしてやっとこのことを書くことが出来ました。

私が一番頑張らなくちゃだわ。