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アシェットの巨大なアンドロメダを改修する その1

2022-08-11 22:55:48 | 宇宙戦艦ヤマト
ご無沙汰しております。一応生きています。忙しいけれど。

苦節1年ちょっとで、アシェットの1/350アンドロメダが完成しました。
したんですがね、ちょっと気になるところもあるわけです。
まず、船体の噛み合わせがイマイチなので、内部の光が漏れる。
これはもう、チマチマと隙間にアルミテープを貼るしかないの
です。これが結構大変。一度組んだものを一部分解するのも手間。
何故か完成一歩前の絵しか残ってないのですが、うーん大きいだけに
ベタ塗り塗装はちょっとスケール感にかけますね。
で、チマチマと塗りはじめます。
幸いベースカラーがクレオスの「515番+白」近似色という情報があ
るので、これをベースにグラデーションを作っていきます。
まずはパネルラインにごく薄いスモークグレーを吹きます。もう
シャバシャバに薄めたやつでOK。更に515番に適当な白っぽいグレー
を足してハイライト色を作ります。これもシャバシャバのレベルで
ちょっとずつ吹き付け。
まあそれっぽくはなりましたが、かなりアザとい。
とりあえず近年流行りの換気扇フィルターによるグラデーションを
やってみます。うーーん、これはこの船には難しいな。100均でも
色々とフィルターの種類があるようなのですが、今回使ったのは
メッシュのラインがはっきり出てしまいがちで、ちょっとイメージ
と違う。
というわけで、ちょっと色調を変えたシャバシャバ塗料をチマチマ
吹くという、いつもの作戦に戻しました。最後に極薄の515番を全
体に薄く吹いてなじませました。これ大事。
最後にちょこちょこダークグレーのスミ入れと、影部のブルー・パ
ープルによるフィルタリング。おお、かなりええぞ。

と、このあたりで悩むことに。
情報量は増えたが、ここはコーションマーク等でもう少し密度を上げ
たい。かと言って適当なマークは貼りたくないので、それっぽく意味
を考えながらチョイスする(あるいは自作)必要がある。しかし…

例えば、このハッチって何? そもそも外へ開くの? 中に落ち込むの?
そういうの全然知らんなあ、という事実に気がついた。
仕方がないので、『2202全記録集』とかを引っ張り出し、設定を確認。
げ、これ内側に落ち込むのか。しかもスラスターなのね(当初は魚雷
発射管だった模様)。たしかに白色彗星から離脱する際に噴射してまし
た。じゃあ、上の2連のハッチは何?
バンダイの1/1000には速射魚雷発射管とある。設定画では波動砲・重力
子スプレッドの測距・照準器のイメージらしい。たしかに火器の軸線を
意識してか、まっすぐ前を向いていない。こっちのほうが格好いいかな。
このあたりのハッチや、排気口?も、謎が多いな。
そんなわけで、脳内補完しつつどういう物件かを決めます。それに
基づいてマーキングをする作戦。
ちなみに、大いに参考にしたのがこれ。
これ物凄い本です。
2199では、止め絵になるメカの細部を手書きで追記していたんですね。
2202では全てCGモデルになってしまったらしいので、相当手間だった
ことが分かるのですが、とにかく一瞬しか映らないコマでも驚愕する細
かさで描き込まれているのです。見ているだけでも楽しい本です。
今回は所詮1/350モデルですし、基本ディテールはいじりませんので、
これを再現するのは無理です。アンドロメダはヤマトほどアナログのイ
メージもないですし、あまりごてごてコーションが書かれていないだろ
うと妄想します。
結構コーションマークを入れましたが、あまり目立っていないですね。
個人的にはこれくらいがいいと思います。最終的な調整をしていない
ので、シルバリングが酷いですが…。

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