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はちきんizyのアメリカ丼

料理にすると丼カップル
はちきんイジーとアメリカンいごっそうバッキーの
山あり谷ありの国際結婚ブログです。

妹さんの為にも、、

2016-10-25 |  スポーツ


今回のナショナルリーグ チャンピオンシリーズで

   MVP をとったBaez(バイアズ)選手は

  それこそ神業のようなプレイをするプエルトリコ出身の23歳



”彼の国では

 スポーツ選手の親が

  誘拐される事件が多いらしくて

  早く両親をアメリカに呼びたい って

  言ってたわ。” 
 と

ニックママが言うので

 彼の事を調べてみたら


そんな話はどこにもない。




、、と言うか



父親は彼が12歳の時に

  事故で亡くなられている。




その後 母親は

生まれながらに 二分脊椎症を持ち生まれた娘が

  良いケアーを受けられるようにと

バイアズ選手も連れ

   アメリカ フロリダ州に渡る。


この時 バイアズ選手は

  英語が全く話せなかった。



  


11か月違いの妹さんとバイアズ選手は

  とても仲が良く


小さい頃から野球をしていたバイアス選手の試合観戦に

  車いすで必ず出向いていたと言う妹さん、、、だ。


彼女にとって バイアズ選手の活躍は

 大きな生きがいだっただろう。



2百65万2千ドル(約2億6千5百万円)でカッブズにドラフトされた

バイアズ選手は当時18歳

  
”もう 心配はないんだよ。”  と

 妹に囁いたバイアズ選手は

そのお金で

母親に家を買い

妹が不自由なく乗れるように 

  ミニバンを障害者用にカスタマイズもする。



  
マイナーリーグからメジャーリーグに昇格する事もあったが

 空振りが多い事
から

 また マイナーリーグに戻るバイアズ選手、、、



そんなある日

 妹さんが危篤状態である と知らせを受け

  すぐにフロリダに飛ぶ、、、が

 息を引き取られた後だった、、、。


”目の前が真っ暗になった。” と言う


バイアズ選手は 

 野球を続ける気持ちまで失せたようだったが

  野球選手として活躍する彼を

 何よりも応援する亡くなった妹さんを想い 

    続けることに、、。



 その後 バッティングも良くなったバイアズ選手は

  メジャーリーグで活躍を始める。


  



彼の神業のような守備の動きを観ていると

  すぐ傍に 

 彼の妹さんがいるようにも感じられる。


 グローブには妹さんの名前を縫い付けており

  

  右肩には 

  彼女の刺青もしている バイアズ選手

 



ワールドシリーズを観戦される方

 9番のバイアズ選手の応援  よろしく!!