はちきんizyのアメリカ丼

料理にすると丼カップル
はちきんイジーとアメリカンいごっそうバッキーの
山あり谷ありの国際結婚ブログです。

知るべきでない事を知ってから、、

2016-10-15 | 


死んだ  と言われていた母が

  生きている事を知ったのは

  7-8歳の時だった。


知ってはいけない事を知ってしまった  と

     思った私は

  誰にもその話をしなかった。


母が家を出たのは

私が18か月だったので

顔も覚えてはいない が

どこにいるのか分からない母を想って

  泣きながら眠った夜の記憶も

   ぼんやりとある、、、、、が

小学も高学年になると

  母を恋しく思う事もなくなり

精神を患っていた父と離婚した母が

  私をおいて出て行った事を

   自分なりに理解していた。




アメリカでの生活も12-3年になったある年

 突然 母から手紙を受け取った私は

母に会いに行く為 

    帰国することにした。


アメリカに来て 初めての帰国、、、だった。



アメリカで知り合った日本人の友人に

   その話をすると


”それで お母さんには

  なんでアンタをおいて

    家を出たのか聞くの? ”
  と


 彼女に言われた私は


”そんな事 聞く必要はないわ

女一人で子供を育てるのが

  大変な世の中だったから

裕福な暮らしをしていた私の祖父母に

   私を預けたのよ。”
  と


応えたら

”ふーん でも 

ほんとにそう思ってたら 

  聞けるんじゃない?” 
 と

彼女に言われ

 心が硬直した。



 私は母に捨てられた、、


 ほんとは  そう感じていたんだ、、でも

 

愛されていない自分

  必要とされていない自分


そう思う自分を

   認める事が出来なかった


 

   





 それは些細な出来事で

  心がチクりとし

思い悩む時

 若いころは 泣くことが多かったが

今では その事柄や人物を

 心の中で

  せめることが多くなった、、、^^;


何にしろ いい気持ちではない

 

心をかき乱す正体

  探り出してみると


”自分が必要とされていない”  と

 思われる内容である事は多い。

  
  
子供の頃に出来た傷に触れ

  異常に反応するのだろう、、。