知人の息子さんの結婚式に
招待された私たちは
半年以上前から
ホテルの予約も入れ
準備万端、、、と思いきや
”二人は欲しいものを
レジスターしてあるそうだ。” と
一緒に式に行く床屋のジェイク君に
教えてもらったバッキーが言う。
いつものように
お祝いはお金で済まそう と
思っていた私だが
二人が希望する商品を贈ろうと
考え始めたバッキーと
ネットで彼らが登録した商品を
大急ぎでチェックした。
登録された商品は
それこそ 5ドル以下のものから
数百ドルのものまで
まちまち
お金なら100ドルを包むつもりだったので
そのあたりの金額の商品で
まだ買われていないものに
目を通していたら
自分の好みに合わないのか
”なんで こんなものが必要なんや” と
バッキーがケチをつけ始める、、、
”嫌なら お金を贈ればいいでしょ” と
言っても
スクリーンから目を離さない。
文句を言いながらも
バッキーが見つけたお気に入り商品は
実用的な 梯子
私が気に入ったのは
ロマン一杯のクイーンサイズの寝袋
時間がなく
その日は 何を買うか 決めなかったが
きっと私の意見を尊重して
寝袋を注文した と思っていた私が
数日後
”ねえねえ あの寝袋だけど
野外だけでなく
喧嘩して
気まずくなった時に使うといい
っていう意味あいで
何かいい言葉ないかしら?” と
バッキーにきくと
”あー
二人へのお祝いは
梯子を注文した、、
寝袋は130ドルもするしな、、、。” と
40ドル違いで
いきなり ケチおやじになったバッキーだ。
ネットで注文した二人への贈り物は
直接彼らの新居に郵送される。