「有言実行?有言不実行?」

2009年07月10日 | いつきの思い
来週の月曜日は、いよいよ臓器移植法改正の採決が行なわれる事になった。この採決に関しては各党、党議拘束をかけずに、各議員の判断に任せる事になっている。

解散・総選挙を目前に政局が絡み、今国会での採決も危ぶまれていたが、どのような結果になろうとも、参議院として、国会としての答えはださないといけないと思う。

私としては、臓器移植を受けれなくて困ってる子供の救済への道を開くためにも、A案に投票しようと考えております。

来週は、更に衆院で内閣不信任案、そして、参院で首相に対する問責決議案が提出・採決されると言われております。

「大政奉還!」等、麻生おろしを公言している、自民党議員の良識が試される時だと思います。

有言実行なのか、有言不実行なのか?

私が当選してから、既に3人の総理を経験しておりますが、総選挙を前にして、また総理を変るような事があってはなりません。この国の為にも、自民党は総裁の首を挿げ替えるような事はしてはいけません。それをやったら、日本の政治・民主主義は後退してしまいます。


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1 コメント

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A案可決を望みます。 (船上 美津子)
2009-07-11 13:49:06
いよいよ臓器移植法改正の採決ですね。

昨年6月 娘が勤める病院に 中澤聡太郎くんが入院してきて、1歳にもかかわらず呼吸器を装着することになり、MEとして彼の呼吸器管理を任されておりました。アメリカへの渡航の際も日本では初めてMEとして先生方とチームを組み搬送しました。
そうちゃんも最初なかなか募金が集まらず、「お母さん、何とか募金を集めてくれない?でないと余命半年といわれているそうちゃんの命が間に合わないの。」と訴えてきたのが11月で、そのことがきっかけで、日本の臓器移植の現状を知ることになりました。
さっそくわが社でも募金活動を始め、業者さんにもお願いして、募金箱を置き、”そうちゃんミニパウンド”という商品を作り、1,000円で買っていただき、その中から300円(お客様が100円、わが社が200円)を募金にあてることにしました。いろんな方々がご協力くださって何とか集まり、無事渡航もできたのですが、ロマリンダへ入院後5日目、そうちゃんは亡くなってしまいました。いろんな原因はあります。娘からもアメリカの医療の実態、日本の先生方の落胆、いろいろ聞きました。
素人の私たちがまず思うのは、なぜ日本で移植ができないのか?という疑問です。そうちゃんもいっきちゃんもアメリカで生まれていたらすぐリストに載って移植が受けられたということでした。他国でやっていることをなぜ日本でできないにでしょうね。今回 国会で審議していただきたいという署名活動もしましたが、日南本社に来て署名してくださったみなさんが必ず「日本でできたらいいのに、余計なお金も使わんでいいし、助かるかも知れんのに」と口をそろえておっしゃいました。
A’案だのE案だの出てきましたが、
A案は
「臓器提供を拒否する権利」
「脳死判定を拒否する権利」
「臓器を提供する権利」
「移植を受ける権利」のそれぞれが等しく保障されています。
家族が亡くなった先に身体の一部でも、新しい家族の元で生き続けてくれることが 私には最大の慰めになると思っています。
報道や人の意見に左右されることがないように
国会議員のみなさん一人一人が自分でじっくり考え確かめて、採決に望んで欲しいと思います。
12年も放置していた間にどれだけの助かる命が助からなかったのか、よく考えて欲しいのです。
この大切な時期に 解散だの 東国原知事の国政への報道など 腹が立ちます。
国民を代表される議員さんが採決されるのですから任せるしかありません。
私は A案が可決されることを望みます。
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