「農水委員会で質問。」

2010年10月21日 | 日常活動
本日の参院農水委員会で、鹿野農水大臣の所信に対して質問をしました。

TPPに関して、米価と戸別所得補償モデル事業に関して、口蹄疫に関して45分間質問をしました。

鹿野大臣は、21年ぶりに農水大臣に就任されたわけでありますが、「当時と比べ、農林水産業を取り巻く環境が深刻なものになっていることを改めて認識いたしました。」と所信でもあったわけですが、我が国の農林水産業をより良い方向に導いていただけなければなりません。

連日、「APEC・EPA・FTA対応検討PT」や農水部門会議でTPPの事が話しあわれております。TPPとは、「環太平洋連携」の略であり、アメリカなど8ヶ国が「21世紀型FTA」として、TPP交渉を開始しております。菅総理は、「参加を検討する」と言われておるわけでありますが、関税撤廃の例外を認めないTPPに参加するとなれば、日本の農業は壊滅的なダメージを受ける可能性もあるわけですし、大幅な食料自給率の低下を招きます。

「食の安全保障」を考える上でも、安易な参加はすべきではありません。夕方からは私も発起人に名前を連ねております、「TPPに関する緊急勉強会」が開催されます。

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5 コメント

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食料自給率は当てにならない (佐藤健)
2010-10-21 22:44:36
食料自給率を上げても、国内が天候不順で凶作になればパニックが起こります。
米は例年自給率が100%を超えて処分に頭を悩ませてきました。しかし1993年は一転凶作により大騒動になりました。
食糧自給率は100%超でも当てにならず、結局頼りになるには外貨です。

1億2千万の国民の食料確保は、外国の安い穀物を一年分以上備蓄した方が国内の凶作にも対応出来、確実だと思います。
今後予定される農家への所得補償は総額1兆円ぐらい、今まで農政予算とあわせれば2兆円程度の歳出になります。
毎年それだけの予算が使えるなら、外国から一年分以上の穀物の買い付けと備蓄費用が十分賄えるはずです。
http://政治ブログ.佐藤健.com/
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Unknown (さだ)
2010-10-22 11:57:07
ご活躍嬉しく思います。
この前、日南まで わざわざ新富から気功治療を受けに来られた方は、高鍋で沢山の牛を飼っていたかたでした。

まだ、保証金などはいただいていないとか?

大変でしょうが、早めな対応を期待していらっしゃいました。

日本のお米は ここ3年ぐらい不作ですよね

今は、危機的転換期なんでしょうか?暑さに強い品種を急いで開発中との事

期待しております。

このままだと 北海道でしかお米が出来なくなるのでは?と危惧しておりました。

外国のお米 特にタイ米だけは、もう食べたくありません。

農家の 皆さんの気持ちを守る為にも頑張ってくださいませ。
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ありがとうございます (toshiro)
2010-10-22 23:02:24
今日宮崎日日新聞の3面の民間獣医師にも報酬の記事にとても嬉しく思いました。外山さんの声が国に届いたと知り感謝です。私もブログで書きましたが(西都モノクローム)獣医師さんからこの話を聞き怒っていました。市議会で報告し、県議に話し何とかならないかと思っていたところでした。未曾有の被害を受けた宮崎県です、一致団結して事に当たらなくていけないときに、県職員の心ない声をこのままにしていたら、復興はおぼつかなかったところでした。外山さん感謝です。
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Unknown (夕立)
2010-10-25 18:33:30
朝鮮学校の授業料無償化に反対します。

多くの国民は朝鮮学校の無償化に反対しています。
外山先生、反対する国民の声を真摯に受け止めて朝鮮学校の無償化を阻止してください。
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TPP参加は時期が早すぎる (ks2394)
2010-10-25 22:39:28
TPPの参加はアメリカが2020年7月日本に要請したことで、関税の原則廃棄は我が国の一次産業、特に農業分野では認めるわけにはいけない。
食料問題はエネルギーや資源問題と同等に重要な外交案件である。これ以上食料を外国に依存する事は、我が国家の自主独立の観点からも絶対にやめて貰いたい。
尖閣不法漁船だけで中国からの重金属輸出禁止で我が国の産業に多大な影響を及ぼす事でも解ってるはずだ。
金を出せば何でも手に入る時代ではない、円が世界で評価されてるのも歴史的にはたった近々20年だけだ、円の評価は変化するが、一時産業農業が崩壊すると、立ち直るのに何年もかかる、輸入に頼る国家は、何時までも自己の富を外国に貢献して成り立つ国家になりかねない。
食料問題は、食の安全と国土の災害防御の貢献度とも連動し、国家存亡に重要な安全保障で有る、
先生の意見にワシは賛成する。
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