第68期王将戦の1次予選2回戦、杉本昌隆七段(手前左)と藤井聡太六段(右)の対局には多くの報道陣が駆けつけた
中学生棋士の藤井聡太六段(15)が8日、大阪市内の関西将棋会館で指された第68期王将戦(スポーツニッポン新聞社、
毎日新聞社主催)の1次予選2回戦で、師匠の杉本昌隆七段(49)と公式戦初の師弟対決に臨み、111手で勝利を収めた。
午前10時に杉本の先手で始まった対局は、昼食休憩をはさんだ午後1時18分、59手目で千日手に。30分の休憩を挟み、
1時48分から先手後手を入れ換えての指し直しとなった。指し直し局では、四間飛車に構えた杉本に対し、居飛車の藤井は
王を穴熊に囲う。杉本の端攻めをかわした藤井は、相手の攻め駒を巧に封じながらカウンターで徐々にリードを広げ、反撃を狙う杉本を封じ込めた。
一昨年のデビュー戦から公式戦29連勝の新記録を樹立した藤井は、今年も1月途中から連勝街道を快走中。2月の順位戦では、
最終戦を待たずにC級1組の昇級を決めて五段に昇段。一般棋戦の朝日杯オープン戦では佐藤天彦名人(30)、羽生善治竜王(47)
らを次々に破り、15歳6カの史上最年少で棋戦初優勝。約半月で六段に昇段した。さらにこの日の勝利で、公式戦の連勝を14に伸ばした。
藤井は小学1年時に東海研修会で杉本と出会い、小学4年の奨励会入会時に弟子入りした。14歳2カ月の史上
最年少でのプロ入りまで導いてくれた師匠に、鮮やかな「恩返し」を果たした。
中学生棋士の藤井聡太六段(15)が8日、大阪市内の関西将棋会館で指された第68期王将戦(スポーツニッポン新聞社、
毎日新聞社主催)の1次予選2回戦で、師匠の杉本昌隆七段(49)と公式戦初の師弟対決に臨み、111手で勝利を収めた。
午前10時に杉本の先手で始まった対局は、昼食休憩をはさんだ午後1時18分、59手目で千日手に。30分の休憩を挟み、
1時48分から先手後手を入れ換えての指し直しとなった。指し直し局では、四間飛車に構えた杉本に対し、居飛車の藤井は
王を穴熊に囲う。杉本の端攻めをかわした藤井は、相手の攻め駒を巧に封じながらカウンターで徐々にリードを広げ、反撃を狙う杉本を封じ込めた。
一昨年のデビュー戦から公式戦29連勝の新記録を樹立した藤井は、今年も1月途中から連勝街道を快走中。2月の順位戦では、
最終戦を待たずにC級1組の昇級を決めて五段に昇段。一般棋戦の朝日杯オープン戦では佐藤天彦名人(30)、羽生善治竜王(47)
らを次々に破り、15歳6カの史上最年少で棋戦初優勝。約半月で六段に昇段した。さらにこの日の勝利で、公式戦の連勝を14に伸ばした。
藤井は小学1年時に東海研修会で杉本と出会い、小学4年の奨励会入会時に弟子入りした。14歳2カ月の史上
最年少でのプロ入りまで導いてくれた師匠に、鮮やかな「恩返し」を果たした。
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