九州を中心に各地に記録的な大雨をもたらした梅雨前線は、15日も本州の南海上に停滞し、全国的に雨や曇りとなった。雨は3日から13日間連続と異例の長さとなり、
2年前の西日本豪雨の11日間を超えた。気象庁の関田康雄長官は定例記者会見で「(これほど長期間の停滞は)記憶にない」との認識を示した。
気象庁によると、前線は、日本列島の南海上にある太平洋高気圧と、列島上空の偏西風の間に挟まれるようにしてあり、例年は前線を北上させる太平洋高気圧がほぼ同じ位置にとどまっていることなどから、停滞しているとみられる。
前線の停滞は今後も続き、18日も大雨が見込まれている。20日頃からは太平洋高気圧の勢力が強まり、九州や沖縄・奄美など西日本の一部地域で晴れ間が出る予報となっている。
記者会見で、関田長官は「予想を大きく超えた雨量になったことは重く受け止める。大雨警報を超えるような状況は想定しておらず、我々の実力不足だった」とも述べ、大雨の予測精度の向上に努めていく考えを改めて示した。
2年前の西日本豪雨の11日間を超えた。気象庁の関田康雄長官は定例記者会見で「(これほど長期間の停滞は)記憶にない」との認識を示した。
気象庁によると、前線は、日本列島の南海上にある太平洋高気圧と、列島上空の偏西風の間に挟まれるようにしてあり、例年は前線を北上させる太平洋高気圧がほぼ同じ位置にとどまっていることなどから、停滞しているとみられる。
前線の停滞は今後も続き、18日も大雨が見込まれている。20日頃からは太平洋高気圧の勢力が強まり、九州や沖縄・奄美など西日本の一部地域で晴れ間が出る予報となっている。
記者会見で、関田長官は「予想を大きく超えた雨量になったことは重く受け止める。大雨警報を超えるような状況は想定しておらず、我々の実力不足だった」とも述べ、大雨の予測精度の向上に努めていく考えを改めて示した。
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