タケシのブログ

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優勝を決め、喜ぶ神戸製鋼の選手たち

2018-12-16 00:06:07 | Weblog
神戸製鋼の復活はニュージーランド(NZ)代表「オールブラックス」のコーチとして、ワールドカップ(W杯)
優勝経験もあるウェイン・スミス総監督の存在が大きい。NZ式でチームの再建に成功した。
日本とNZを往復しながら指導するスミス総監督が重視したのは基本だった。橋本大が「春先は高校時代よりもパス練習をした」
というほど基礎練習に時間を割き、倒れてもすぐに立ち上がることも徹底した。
また、昨季までは密集で相手のミスを誘い、キックで陣地をかせぐ戦術だった。「ボールを持ってプレーすることに楽しみがある」
と、ボールを大きく動かしながら、前に出るラグビーへ転換した。元NZ代表のカーターは「基本を重視している。NZと似たようなシステムだと思った」と話す。
意識改革にも着手した。「過去を知ることは今の姿勢につながる」と、「レガシー活動」と称し、選手が製鉄所の高炉を見学し、
1995年の阪神大震災を乗り越えたビデオを見た。会社やラグビー部の歴史に理解を深め、「スチールワーカー(鉄鋼マン)」であることを求めた。
これまでも同様のことは行われていたが、社員選手の橋本大は「当たり前と思ってきたことを、改めて考えるようになった」。
会社を代表していることを再認識させ、チームに一体感が生まれた。
「スチールワーカー」について、橋本大は「きついことでも率先してするイメージ」と理解する。仲間のために体を張り、
応援してもらうために勝利を目指す。橋本大は「明確な道しるべを示してくれた。やっていてしんどいが、楽しい。
昔の神戸製鋼のラグビーだと思う」。名門は「名伯楽」によって、復活へ導かれた。【村社拓信】

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