中国地方から
中国地方5県で4日に確認された新型コロナウイルス感染者は計90人に上った。前日の100人を10人下回った。内訳は、広島県59人、山口県13人、岡山県16人、島根県2人。鳥取県は3日連続でゼロだった。 中国地方の新型コロナウイルス感染確認者数 広島県では、県都の広島市の新規感染者数が43人。1週間前の82人から半数近くにまで減ったものの依然、感染状況が最も深刻な「ステージ4」（爆発的感染拡大）の指標を上回っている。 山口県では、山口市の学校で1人が感染し休校に。長門市の社員寮クラスター（感染者集団）も1人増え、計14人となった。 岡山県では、新規感染者数が4月13日以来53日ぶりに20人を下回った。一方で、医療機関でのクラスターが相次いでおり、これまで27人の感染が確認されていた総社市の医療機関ではこの日、新たに患者1人の感染が判明。計28人に拡大した。 島根県の2人のうち、松江市の1人は緊急事態宣言の対象地域への移動歴があった。大田市の1人は、先に感染が判明した人の接触者で、健康観察中に発症したという。 また、感染に伴う死者は広島県で4人、岡山県で1人がそれぞれ発表された。
