英離脱、ＥＵ歴史的転換点に 不安な船出、貿易交渉は難航必至

【ロンドン共同】英国が１月３１日（日本時間２月１日）、欧州連合（ＥＵ）を離脱、大戦を教訓に統合を深めた欧州の歴史の転換点となった。
ＥＵは主要国の一角を失い、加盟国の間で亀裂が広がる恐れも。独自外交に踏み出す英国にとっては、古巣のＥＵとの新たな関係構築が喫緊の課題だが、
年内妥結を目指す焦点の貿易交渉は難航が必至で、不安を抱えての船出となる。
「私の責務は国をまとめ、前進させることだ」。ジョンソン英首相は離脱を前に発表した国民向けのメッセージ動画で、英国の国際社会での地位向上へ抱負を強調。
ＥＵとは「友好的な連携を強める新時代の始まりとしたい」と表明した。

包丁で男女刺す、３０歳男を殺人未遂で逮捕…男性死亡

１日午後８時３５分頃、愛知県稲沢市奥田堀畑町の集合住宅から、「外でもめている声が聞こえ、刺しているのが見える」などと１１０番があった。
県警稲沢署員が駆けつけたところ、２階の通路で男女２人が血を流して倒れているのを発見。２人は病院に搬送されたが、
５０歳代くらいの男性が約１時間後に死亡した。４０歳代の女性は腹を刺されており、重傷とみられる。
現場で血のついた包丁が見つかり、この階の住人で現場付近にいた無職林寿満（ひさみつ）容疑者（３０）が「刺したことは間違いない」
と認めたため、殺人未遂容疑で現行犯逮捕。同署は殺人容疑などで調べる。同署によると女性は林容疑者の母親で、
男性は母親の知人。この日、２人で林容疑者宅を訪ねた際に口論となったという。