女子駅伝、京都が３年ぶりＶ 最多１６度目、降雪のレース

第３５回全国都道府県対抗女子駅伝で３年ぶり１６度目の優勝を果たした京都のアンカー・筒井咲帆
第３５回全国都道府県対抗女子駅伝は１５日、京都市の西京極陸上競技場発着の９区間、４２・１９５キロで行われ、
京都が２時間１７分４５秒で３年ぶりの栄冠に輝き、最多の優勝回数を１６に伸ばした。
　京都は１区で２位の好位置につけ、２、３区はトップでたすきをつないだ。４区で６位まで順位を下げたが、
１位と１秒差の２位で受けたアンカーの筒井咲帆が抜け出し、岡山の猛追をかわした。
岡山は２秒差の２位。３位は千葉、前回優勝の愛知は５位だった。
同競技場には積雪があり、主催者は早朝から除雪作業に追われた。レース中にも
雪が降り、選手の視界が遮られる厳しいコンディションとなった。

広島市では33年ぶりの記録的な積雪 路面電車の軌道が凍結など影響

33年ぶりとなる19cmの積雪を観測した広島市では、原爆慰霊碑も雪をかぶっている。
15日午前の雪のピーク時には、視界が遮られるほどだったが、夕方になり、
雪がやんでからは、参拝する人の姿も増えてきた。
あたり一面、銀世界が広がっていて、普段とはまた違った表情を見せている。
33年ぶりの記録的な積雪になった広島市では、路面電車の軌道が凍結するなど、
JRやバスなど各交通機関で、運休や遅れが相次いだ。
このため、大学入試センター試験の受験生に影響が出て、広島市内の4つの会場で、
時間を繰り下げて試験が行われた。午後5時半すぎ現在、広島市中心部では、
雪は降っていないが、15日の夜から16日の昼にかけて、断続的に強い雪が降る可能性があり、注意を呼びかけている