岩国市の岩国錦帯橋空港は13日、開港3周年を迎えた。全日空が1日4往復運航する羽田線は、
3年目の搭乗者数が36万2524人で、国の年間需要予測(35万人)を3年連続で達成した。
好調な利用状況を受け、市や県は発着枠の拡大を国に要望しており、近く結論が出る見通しだ。
全日空によると、昨年12月13日から今月12日までの平均搭乗率は70%。開港1年目の
72・8%には及ばなかったものの、中型機が一時導入された2年目の62・9%を大きく上回った。
年間搭乗者数は1年目が35万8070人、2年目が36万179人で、今年9月に累計100万人を突破した。
さらなる利用拡大に向けて、市や県などは発着枠を2枠(2往復)拡大するよう国に要望。
来年3月の運航ダイヤ改正に合わせ、羽田線の1往復増便と那覇線の新設を求めている。
ただ、同空港は米軍岩国基地の滑走路を共同使用しているため、発着枠の拡大には日米合同委員会での合意が必要となる。
2日に岩国市を訪れた中谷防衛相は、福田良彦市長との会談で「米側と協議しており、
できるだけ早く合意に至るよう努力したい」と述べ、年内にも可否が決まる見通し。
13日にターミナルビルで行われた記念式典で、岩国錦帯橋空港利用促進協議会長の福田市長が
「近く朗報が届くと確信している。空港を県東部の活性化のために生かしていきたい」
とあいさつ。藤部秀則・副知事は「国の交付金を活用して立体駐車場建設やビルの改装を計画している」
と述べた。その後、出席者らが鏡開きを行い節目を祝った。
3年目の搭乗者数が36万2524人で、国の年間需要予測(35万人)を3年連続で達成した。
好調な利用状況を受け、市や県は発着枠の拡大を国に要望しており、近く結論が出る見通しだ。
全日空によると、昨年12月13日から今月12日までの平均搭乗率は70%。開港1年目の
72・8%には及ばなかったものの、中型機が一時導入された2年目の62・9%を大きく上回った。
年間搭乗者数は1年目が35万8070人、2年目が36万179人で、今年9月に累計100万人を突破した。
さらなる利用拡大に向けて、市や県などは発着枠を2枠(2往復)拡大するよう国に要望。
来年3月の運航ダイヤ改正に合わせ、羽田線の1往復増便と那覇線の新設を求めている。
ただ、同空港は米軍岩国基地の滑走路を共同使用しているため、発着枠の拡大には日米合同委員会での合意が必要となる。
2日に岩国市を訪れた中谷防衛相は、福田良彦市長との会談で「米側と協議しており、
できるだけ早く合意に至るよう努力したい」と述べ、年内にも可否が決まる見通し。
13日にターミナルビルで行われた記念式典で、岩国錦帯橋空港利用促進協議会長の福田市長が
「近く朗報が届くと確信している。空港を県東部の活性化のために生かしていきたい」
とあいさつ。藤部秀則・副知事は「国の交付金を活用して立体駐車場建設やビルの改装を計画している」
と述べた。その後、出席者らが鏡開きを行い節目を祝った。