おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(7月3日)は、千村 晃さん(薬に頼らない自然な治療を実践している 千村クリニック院長、ヒューマン・ギルド会員)からご著書の『医者の9割はうつを治せない』(祥伝社、1,300円+税)をお贈りいただきました。
タイトルからもわかるとおり、うつの常識をことごとく勘違いであることを書いた、衝撃的な本です。
アマゾンには、こんなことが書かれていました。
全部、間違いです!
↓
「絶対にがんばれと声をかけるな」
「病名がわからないと治療できない」
「仕事を楽しめる人は、うつにならない」
「うつの治療期間中には、離婚や転職など大きなを決断するな」
「規則正しい生活を心がけるように」
「うつヌケした人の体験談が役に立つ」
患者と千村先生のやり取りで展開されるとても読みやすい本です。
しっかり読み込んでからもう一度ご紹介します。
さて、ダイヤモンド・オンライン 2017.7.1に「ホテル行っても頬ずりだけ!俗人には理解不能なセカンドパートナーの恋愛観」という、恋愛の常識を超えた内容が書かれていました。
フリージャーナリスト 秋山謙一郎氏が『友達以上、不倫未満』(朝日新書)に書き切れなかったケースを紹介し、既婚者同士男女のプラトニックな恋愛――「セカンドパートナー」では、性交渉を持たないからこそ、その関係が深くなるという、大人の男女同士の恋愛観です。
セカンドパートナーとのプラトニックな恋愛で心が満たされたためか、配偶者とのセックスが復活したという事例も少なくなく、しかも、配偶者公認セカンドパートナーもいるというから、驚きです。
「妻は性を伴う恋愛の相手。(セカンドパートナーの)彼女は憧れです。だから、不倫や浮気という概念で括られたくはないです。まったく違う次元の話では?」と語る人にあなたはどう反論しますか?
子どもが生まれてから夫婦間のセックスの卒業宣言をし、代わりに他の人とのセックスを黙認し合っている人も存在します。
「2人を愛そうとすることは、事実上、どちらも愛していないということである」(『人生の意味の心理学 下』)というアドラーの言葉は、こういう事態にどんな判断材料を提供するでしょうか?
<お目休めコーナー>7月の花(4)

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