アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

貢献意識過剰のあまり次のように弊害を招いている人はいませんか?

・宗教にはまって過剰な寄付のあげく家族崩壊に陥っている人
・医療関係・福祉関係で患者/利用者のために身を削っている人
・組織のために必要以上にサービス残業をこなして心身の疾病を招いている人
・家族の誰かのために、自分自身で全て抱えて身を粉にして働いている人

医療従事者だったフローレンス・ナイチンゲール(1820~1910)は、まさに弊害を招いていたタイプの人でした。
慢性疲労症候群に苦しんでいたのです。
その教訓から「自己犠牲なき献身こそ真の奉仕」という有名な言葉を残すに至ったのです。



患者への貢献のために自分自身を犠牲にしてボロボロになってしまうのは、真の他者貢献とは言えない、と解しています。

「人生の意味は貢献にある」と説いた我らがアドラーさんも、ワーカホリックの挙句、ヨーロッパ講演旅行中にスコットランドのアバディーンで心臓発作のために、まだまだ働ける享年67歳でこの世を去ったのであります。

アドラー心理学の「ソーシャル・インタレスト」(共同体感覚)に基づき【貢献】に入るのはいいのですが、自分自身を労わる「セルフ・インタレス」(私的関心)がなければ、自分自身の心身、その人の家庭を破滅に向かわせることは、ここ数年のさまざまな事件からも学んだはずです。

「人生の意味は貢献にある」とは言うものの、セルフ・インタレスとソーシャル・インタレストのバランスが必要、というお話しでした。

◆「真の貢献」について学べるアドラー心理学ベーシック・コースは、来年1ー2月に3つのタイプで開催します。

アドラー心理学の理論を学びたいけれど、土日とオンライン開催の土曜日だけでは、という方のために2月から平日の木曜日の講座を開催することになりました。

土日開催、オンライン開催、木曜日(平日)開催は以下のとおりです。
再受講もお勧めです。

(1)土日4日間コース(会場参加型)
 日程:2024年1月コース 1月6.7.20.21日(土日)
 時間:土曜日13:30-19:00、日曜 10:00-17:30 
 詳細確認及びお申し込み:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/244

(2)オンライン開催:土曜コース(6日間)
 日程:2024年2-4月コース 2月3日、17日、3月2日、16日、30日、4月13日(全.土)
 時間:全日13:15-17:15
 詳細確認及びお申し込み:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/859

(3)平日開催:木曜コース(4日間)
 日程:2024年2-3月コース 2月15日.29日.3月14日.28日(木曜4日間)
 時間:全日10:00~17:00
 内容確認と申し込み:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/477

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