おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
小池直己さん から岩波書店を通じていただいていた『ポジティブになれる英語名言101』(小池直己・佐藤誠司著、岩波ジュニア新書、860円+税)を読み終えました。
小池直己さん の昨日のフェイスブックには発刊2カ月にして「増刷決定!」が躍っていました。
8月1日(木)の日経新聞では、中沢 孝夫氏(経営学者)が推薦の本として「本書を一通り読み、理解すれば中学から高校までのやさしい文法や基礎的な語彙を再学習できるだろう」と書いていました。
まさにそのとおりで、1.の”Haste makes waste.”「性急さは浪費を作る【せいては事を仕損じる】」とう短文から101.の”No experience is in itself a cause of success or failure・・・・. We are not determined by our experiences but are self -determined by the meaning we give to them.”「いかなる経験も、それ自体では成功の原因でも失敗の原因でもない。・・・・我々は経験によって決定されるのではなく、経験に対してどんな意味を与えるのかによって自らを決定するのである」という長文まで、中学から高校レベルまで名言を通じて学べる本です。
アリストテレス、ナポレオン、ゲーテ、リンカン・・・・・古今東西の哲学者、文学者、実業家たちの名言やことわざ通して文法の基本を学べる入門書であるこの本の中に、何とアドラーの言葉が4つも入っているのです。
それもそのはず、共著者の一人の、著書380冊以上の小池さんは、『英語でたのしむ「アドラー心理学」』(PHP文庫、640円)を書いておられる人です。
中学生、高校生だけでなく、もう一度英語を基礎から学び直したい方、英語を通じてポジティブになりたい方に最適の本です。
◆『英語でたのしむ「アドラー心理学」』については、2017年の年初に4回「対訳で学ぶアドラー」として記事を書いています。 是非お読みください。
1月2日 対訳で学ぶアドラー(1):これはお勧め『英語でたのしむアドラー心理学』
1月3日 対訳で学ぶアドラー(2):トラウマは本当に存在しないのか?
1月4日 対訳で学ぶアドラー(3):リラックスか居場所があるか?
1月6日 対訳で学ぶアドラー(4):『英語でたのしむアドラー心理学』の著者について
ところで、本と言えば、拙著『「勇気づけ」でやる気を引き出す! アドラー流リーダーの伝え方』(秀和システム、1,500円+税)に関して信じられないことが起きました。
ある銀行系の経営相談所から2,450冊もの注文が入ったのです。
245冊じゃありません。2,450冊ですよ。
これからのリーダーシップに欠かせない内容の本だと評価されたようで、大変うれしいです。
(クリックして勇気づけを)
<お休めコーナー>8月の花(14)
