アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(5月14日)も日課の散歩として東光寺にカミさんと出かけたました。

何度行っても癒されるお寺です。

都内に存在することを感じさせないのです。

いつものように椅子に座って瞑想に入ろうとしたら、蚊に妨げられてしまいました。


さて、昨日の16:30からは、大場真美さん(勇気づけトレーナー×訪問看護師、写真上段中央)とELM勇気づけ講座とSMILE親子関係セミナーのオンライン開催の注意点についてやり取りするZoomミーテイングを行うことを決めていて、「どなたかお誘いする人がいたら是非」と言っていたところ、始まったら「これは何?!」と驚きました。

笹村房子さん(写真上段左)、中段左から 鈴木三穂子さん野口勢津子さんまごころ貴子さん新堂京子さん がいて、まさに大御所揃い。

「SMILE、ELMのオンライン開催についての方針」についてお伝えしたほかは、私が学ぶことばかり。

大場さん、このような人選をありがとうございました。


「私にも家に上司が存在する:家庭内のリーダーシップについて」シリーズの4回目です。

我が家ではカミさんと一緒に床に就きますが、起きるのは私が先です。

防災用にヘルメットを常備する我が家ですが、カミさんが起きてきてヘルメットをかぶった私が挨拶(ハグです)をしようとしたら、「また小学5年生みたいなことをして」とあきられました。

「小学5年生みたいな」は、カミさんの常套句です。

私の受け狙い行動に対する評価です。

このように評価をするというのは、上司の特権です。

ところで、経営学ではリーダー・フォロワー間に存在する力(パワー)の源泉の権限(オーソリティ)についてこう考えられています。

「権限とは、他の人にある行為をする、しないに影響を与える、周囲あるいは相互間の合意に基づく力(パワー)」

そのことについてC.I.バーナードという実業家であり経営学者はこんなことを書いています。

「その部下(フォロワーのこと)が上長者(リーダーのこと)が自分に対して持っている力を認めること(1つの命令が権威を持つかどうかの決定は命令を受ける側にある)」

これは、いわゆる「権限の実際の源泉は、上位者の地位にあるものが委譲された権限を行使する(社会的に公認された制度が源泉)」だとする一般に考えられていた「公式的権限説」に真っ向から反するもので、今では常識の「権限受容説」と呼ばれる理論です。

難しくなってきたので、平易に解説しますね。

夫と妻の関係は、「相互間の合意に基づいて」フォロワーになる立場の人が「あなたがリーダーですよ」と受け入れれば、一方がリーダー、他方がフォロワーということになるのです。

我が家では、お互いの合意に基づいてリーダー・フォロワーを認め合っていて、案件によっては交代もありえますが、多くは妻側に委ねていることが特徴です。

リーダー・フォロワーを認め合わず、一方だけがリーダーのつもりであることからカップル間のトラブルの多くが生じると、私は認識しています。

いかがですか?

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