おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
11月に入って猛烈に本を読んでいます。
私は、1年で11月が一番好きです。この月は本をどしどし読めます。
一昨日読み終わった本が『60歳からの人生を楽しむ技術』(渡部昇一著、祥伝社黄金文庫、533円+税)です。
私は、渡部昇一先生の歴史書も好きですが、自己啓発書(修養書)も好きです。
この本は、60歳を過ぎた私に有益なだけでなく、これからやがて60歳を迎え、長寿社会を生きる人の必読書です。
自分自身の頭と心と体の3つを修練するための渡部昇一流の秘訣が書かれています。
本の最後に「まとめ-25のアドバイス」が書かれていますので、この部分を読んで興味を持ったら、実際に本をお買い求めください。
[基本的心がまえ]
1.晩年は「賢明さ」より「楽しさ」が大切
2.時間はたっぷりあるので焦らなくていい
3.文科系の世界に生きがいを見つけるのが賢明
4.「自分もああなりたい」という存在を思い出そう
5.平凡な人の平凡な教訓が役に立つ
[自分のテーマを発見するには]
6.自分の能力が生かされることは何か
7.若い頃にやり残したことは何か
8.何をしている時が楽しいだろうか
9. 願望は紙に書いて貼っておこう
10.実現の手段は考えなくていい
[不安から脱出するには]
11.心配性の人は水泳を習いなさい
12.15歳に戻ったつもりでスタートしよう
13.本当のあなたとは「あなたの意志」のことです
14.自分の自由にならないことは諦めよう
15.将来のことを考えて今日を生きなさい
16.恍惚となる時間を増やそう
[さあ、トレーニングを]
17.カラオケで記憶力を鍛えなさい
18.毎日、音読する習慣を付けよう
19.脳の活性化のために舌の運動をしよう
20.「職務」を作って忙しく生きよう
21.「歩行禅」で脳と足腰を同時に鍛えよう
22. 腹を減らして身体を刺激しよう
23.真向法(まっこうほう)で身体を柔らかくしよう
24.毎日、30分昼寝をしよう
25.寝室を分けて一人で寝よう
現在81歳にして意気盛んな渡部昇一先生、95歳まで人生を楽しむつもりのようです。
私も渡部昇一先生を見習って頭と心と体の3つを修練し、88歳まで現役の計画を95歳まで延長するモチベーションを高めてくれた本でした。
また、若い頃の渡部先生が大島淳一のペンネームでジョセフ・マーフィーの『眠りながら成功する』を翻訳していたことを知ったのもこの本からの収穫でした。
<お目休めコーナー> 建仁寺にて(4)
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