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アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月20日)の沖縄タイムス「論壇」に私の投稿記事が掲載されました。

ヒューマン・ギルド那覇営業所長の 鳥内 かおりさん からの情報によるものです。

沖縄の抱える問題よりも可能性にフォーカスしながら、「現実的楽観主義」の考えを提供した記事です。
原文にほとんど修正なしで掲載されました。是非、全文をお読みください。

東京の地から沖縄を捉えようとすると、どうしても3つの問題にたどり着く。(1)米軍基地問題、(2)貧困問題、(3)離婚問題、である。
 
基地問題はさておき、貧困問題は、1人当たり県民所得ランキングは、47都道府県の最下位であること、離婚問題については、全国で1番離婚率が高いのが沖縄県である。

一方で、将来に向けての可能性を秘めているのも沖縄県である。

 国勢調査によれば、2018年1月1日現在の日本人の総人口が前年同期比0.30%(37万4055人)減 ― これは、長野市か豊橋市の人口が1年で丸ごと消えたに等しい ― であるにも関わらず、沖縄県は0.20%の増加。人口が増えたのは東京圏の1都3県と愛知、沖縄両県の6都県のみで、増加率は東京(0.55%)に次いでいる。より長期をたどってみると、20年前より12%、10年前より5%も人口が増えているのだ。

さらには、沖縄には地政学的優位性があって、那覇市から2,000キロ~3,000キロ以内にアジアの発展都市に囲まれ、物流、観光でもアクセスしやすい地理にある。

そして何より、楽観主義的な県民性が目を引く。くよくよせずに明るく元気な人々に恵まれている。私は、沖縄の人と接すると元気に、ポジティブになれる。この点は、私が1/3世紀に渡って伝えているアドラー心理学の雰囲気と似ている。アドラー心理学は、過去の否定的な行動の原因探しをせず、未来志向の「勇気づけ」の心理学なのだ。

楽観主義は、現実を見据えず、「この先なんとなるだろう」と考えるだけとしたら、それは「根拠のない楽天主義」とも言うべき態度であって、アドラー心理学が重視する「現実的楽観主義」とは違うものになる。アドラー心理学では、人生で直面する課題を「ライフタスク」と呼んで、「仕事」と「交友」と「愛」の3つとしているが、それらの課題は、避けて通り過ぎるのを待つのではなく、我々にある種の回答を迫っている。

そんなアドラー心理学の立場を沖縄の方々に伝える機会がある。

「決定版!!アドラー心理学であなたの子育てが変わる ― イライラ ガミガミしない 自分と家族の創り方」として「感情のコントロール法」(10:00~12:00)と「親子関係」(13:30~16:40)をテーマに9月2日(日)に沖縄県立博物館・美術館 博物館講座室(1階)(沖縄県那覇市おもろまち3-1-1)で開催する。
【問い合わせ先】有限会社ヒューマン・ギルド那覇営業所 担当:鳥内かおり
【TEL】 080-3985-8303 【E-mail】 toriuchi@hgld.co.jp
【FAX】 050-6865-2711
【ご参考】https://www.narayun.jp/seminar/detail.php?id=13584(ならゆん)

(有限会社 ヒューマン・ギルド 代表取締役)

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