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アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

まずは、【アドラーの言葉、一日一言】7日目の言葉を紹介し、その次に、『超訳 アドラーの言葉』に欠かすことができないディスカヴァー・トゥエンティワンの敏腕編集者の大田原さんのことについて裏話的に書きます。

1.【アドラーの言葉、一日一言】7日目の言葉

元旦の1月1日から始めた【アドラーの言葉、一日一言】も今日で7日目になります。
カウントダウンすると、残り19日となります。
本日も【共感】に関連する「自分の関心だけで動いてはいけない」の言葉です。



「自分の関心だけで動く人」は「独善的な人」であり、「共同体感覚」(英語での表現は「ソーシャルインタレスト」)と大局の「セルフインタレスト」でもあり、【共感】とは程遠くなります。
この【共感】を備えれば、協力に発展することを説いています。


2.敏腕編集者の大田原さんのこと

この本の生みの親はディスカヴァー・トゥエンティワン(note)の編集担当の大田原恵美さん です。


(一昨年の8月撮影)

大田原恵美さんとは前職の朝日新聞出版にいらしゃったときに『働く人のためのアドラー心理学』(朝日新聞文庫、累計発行部数4万部)以来の、今年で10年になるおつき合いです。
お互い気心が知れています。

働く人のためのアドラー心理学
「もう疲れたよ…」にきく8つの習慣 (朝日文庫)
岩井 俊憲
朝日新聞出版

その後、ディスカヴァー・トゥエンティワンに移籍され、手掛けてくれたのが『みんな違う。それでも、チームで仕事を進めるために大切なこと』です。

そんな大田原さんから5月19日にこんなメールメールが入りました。

今回は新たな企画のご相談です。

弊社に「超訳シリーズ(クラシック文庫シリーズ)」という偉人の言葉を超訳して1冊の本にまとめたシリーズがあります。
有名なところですとニーチェとかアインシュタインがあって、最近売れたのは「自省録」です。
このシリーズに「アドラー」を入れたくて、その書き手として岩井先生にお願いできたらな、と思っております。

私は「是非とも」と回答しました。

その後のいくつかのやり取りを経て、7月26日にメールが入りました。

大変お待たせしてすみません。
企画、無事に通りました!

本日の最終企画会議にて、営業サイドからアドラーの生誕(2月7日)に合わせられないか、という意見があり、となると1月下旬発売だな、という理由です。

10月中旬に超訳原稿をいただいたら、
私のほうで少し柔らかめに原稿に手を入れさせていただいて、
10月末までに原稿を完成させて、
11月中旬くらいからゲラのやりとりをして、
12月年内に校了
といったスケジュール感かな、と思っております。

大田原さんらしいキッパリ感がありました。

その後、9月に私の側に内孫の誕生、同居していた義母の死去などあって、私は大田原さんに泣き言を入れたのですが、大田原さんは「12月年内に校了」を何としても守り抜きました。

私が大田原さんから学んだのは、次の3点です。

(1)「共感すれども妥協せず」のスピリット
(2)「読者目線」の編集態度
(3)他の編集者、営業担当を含め全社を動かす組織力

『超訳 アドラーの言葉』は、私の67冊目の本ですが、その間に出会った数々の編集者の中で確実に3本指に入る編集者が大田原さんです。
敏腕編集者の大田原さんありてこその『超訳 アドラーの言葉』であり、発売3週間前の重版なのです。
大田原さんから提案された、【アドラーの言葉、一日一言】の26日間の一種の「行」も、大田原さんと共有の「『超訳 アドラーの言葉』を30万部売れる本にしよう」という「パッション」と「ミッション」に突き動かされているからこそです。
皆様もこの志の共有者としてお力添えのほどよろしくお願いいたします。

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