おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
新聞の夕刊の第1面にマレーシアのマハティール元首相が92歳で首相再登板の記事が掲載されていました。
前日のテレビでもマハティール元首相の映像が出てましたが、20歳以上若く見えていました。
とても90歳を過ぎているとは思えませんでした。
マハティール元首相は、首相在任中「日本に学べ」をスローガンにしながらマレーシアの経済発展を成し遂げた人です。
私の住んでいる中野区では、「なかの生涯学習大学」で55歳から79歳のシルバー世代に3年間の学びの機会を200名募集していました。
私も応募したかったのですが、講座の日程が埋まっているため断念しました。
その「なかの生涯学習大学」の開講記念の講演会が一般公開されていたので、私もなかのZEROホールに出かけました。
作家の嵐山光三郎氏が
年を取っても新芽が出る
のタイトルで講演をしていました。
会場では、発言内容がほんの少しの時間差で字幕に映し出されるなど、シルバー世代に優しい対応が見られました。
75歳の嵐山光三郎氏は、「75歳で死ぬ」と言っていた父親が85歳の時にそっと過去の言動を確認したところ、「俳句にも字余りがある」と答えが帰って来たと、ユーモアを交えて聴衆の心をつかみ、75歳以降は下り坂ならではの楽しみ・個性があることを説き、自然体で生きることを勧めていました。
最後は、樹齢100年を超えた桐の樹から新芽が出ていたことをたとえに、「今の私は1年前の私ではなく新しい私。人は新陳代謝をしている。積極的に老人なりの新芽を伸ばそう」と話を結びました。
<お目休めコーナー>5月の花(11)
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