おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨晩(11月10日)の23:30~24:00はFM世田谷の「三浦和人とドクター弘美の心デトックス・ナイト」 の記念すべき第150回でゲストとしての私が「男と女のアドラー心理学」について語りました。
ゲスト出演は3回目なので、リラックス気分でカップルのコミュニケーションや愛の定義などについて肝心なところを伝えられた感じです。
私のリクエスト曲は中島みゆきの『糸』でした。
カップルにふさわしいと思いませんか?
リスナーで応募者には『男と女のアドラー心理学』が抽選で3人にプレゼントされます。
さて、これからが本題です。
アドラー・カウンセラー養成講座 を終えて、アドラー・カウンセラーを目指して教育分析に来られた 成瀬夕子さん の、ご本人のご了解を得てのやりとりについての投稿です。
まずは、ご本人のブログ すべては自分の強み・売りになる!~教育分析を受けて~ をお読みください。
要点として、次のようなことを書いてくださっていました。
岩井先生が見抜いていたことは、私が幼少期から今の今までないものねだりしてきたもの。
どうあがいても手に入れられない、実現不可能な容姿に対して抱いてきた劣等感。
この劣等感を 自分の売りに変える!強みにする!
そして、最後はこんな言葉で結んでいました。
これなくして 飛躍なし!!!
ここに宣言します\(^o^)/
そして、さっそく実践しています♪
教育分析の過程で、私は成瀬さんのライフスタイル調査表に目を通しながら「身長があと5センチ低ければ」というような記述が数か所に見られることに気づいていました。
「背が高ければ」と言う人には今までたくさん出会ってきましたが、「背が低ければ」と語る方は極めて稀です。
お尋ねすると、成瀬さんは168センチの身長です。
それでいて少々猫背の印象がありました。
猫背のところは、ピラティスなどをしながら是正したいと願っているようですが、私はフィジカルな問題でなく心理的な問題だと見抜いていました。
要は、成瀬さんは長身であることを劣等性だと受け止め、そのことで劣等感を抱いていたことになります。
私はアドラーの有名な言葉の「重要なことは、人が何を持って生まれたかでなく、与えられたものをどう使いこなすかである」をもとに成瀬さんと長身であることのメリットをMCの夏目三久をモデルとして暗示しました。
夏目さんはおそらく170センチ以上ありますが、背筋がすっきりと伸びていてそれが魅力です。
私は、自己イメージの問題として、頭部が天井からぶら下がっているようなイメージで立つこと、歩くことをお勧めしました。
168センチの身長が163センチであれば、というのは明らかなないものねだりで、実現不可能です。
それよりも168センチの身長であることの強みをどう生かすかが今後の成瀬さんの自己イメージと行動を変えることになるでしょう。
アドラー・カウンセラー養成講座 のお仲間の方々、前からのお知り合いの方々、今後の成瀬さんを見届けてくださいね。
この人、大化けしますよ。
「ないものねだり」より「あるもの生かし」に徹すれば。
<お目休めコーナー>11月の花(11)

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