アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
久しぶりにお勧めしたい本に出合いました。
『頭のいい人が話す前に考えていること』(安達裕哉著、ダイヤモンド社、1,650円)
妻が買った本で、チラ見のつもりだったのに読み進めてしまいました。
ひと言で表現すると、「頭の使い方で【凡人】を【非凡人】にさせてくれる本」と言っていいでしょう。
私が一番気に入ったのは、巻頭の「話すたびに頭がよくなるシート」です。
この本のどこを読んでいるかのガイドになり、要点が明快になります。
著者の安達裕哉氏は理科系の人で、経営コンサルタント畑の人で、経営コンサルタントとして駆け出しの頃にクライアント先の社長に「安達さん、大丈夫?」と言われたことを「コンサルタント失格」と受け止め、人生が変わったことを何度か語っています。
あまり詳しく書くと読んだつもりになってこの本を読まないでしょうから、このくらいにしておきます。
ところで、一昨日、昨日と石川県自治研修センター主催の石川県庁職員の「新任課長補佐研修」の講師を担当していました。
研修では、「ロー・パフォーマー(業績不振者)とハイ・・パフォーマーを分けるもの」について討議を交えながらお伝えしました。
受講者は、ハイ・・パフォーマーだからこそ課長補佐に昇進したのでしょうが、明らかに4つの資質を備え併せていました。
この研修の前半は、徹底して「聴く力」にフォーカスして講義・討議・演習を繰り返しました。
紹介の本とも共通しますが、「聴く力」こそが【凡人】を【非凡人】にさせ、ハイ・・パフォーマーへと導くことを強く感じた1日でした。
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